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2013/1/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆情報収集も危機管理もできないくせに…
アルジェリアの拘束事件は、日本人が多数死亡という最悪の結末となるのがほぼ確実だ。会見する菅官房長官の顔にも悲痛な表情が浮かんでいたが、結局、日本政府は最後までアルジェリア当局から情報を与えられず、情報収集は英国頼み。手も足も出なかった。
安倍首相が何度も外遊先から「人命尊重と人質の安全確保を」と申し入れたのもかなわず、アルジェリア当局は犠牲者の出る「救出作戦」を強行した。事件2日目という早いタイミングの軍事行動には英米からも批判が出てはいるが、日常的にテロとの戦いが行われている北アフリカの軍事国家では「人命第一」が通用しにくいことを、安倍首相は今回、思い知らされたはずだ。
タカ派のウルトラ右翼の安倍は、憲法改正と集団的自衛権の行使が持論。自衛隊を国防軍に変え、尖閣には公務員を常駐させると選挙で公約した。わざわざ中国との対立をあおり、軍事力強化にも前のめりだ。尖閣を守るためには「日本は血を流しても」と勇ましい発言を繰り返していた。
だが今回、アルジェリアに大使館を置きながら独自に情報収集すらできず、危機管理もままならない実態が明らかになった。アルジェリアには11年時点で16社の日系企業が進出しているのに、大使館は機能していなかったのだ。お粗末な外交力をそのままに、軍事力だけ強化とは大甘だ。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。
「今回のアルジェリアの事件はテロとの戦い。戦争です。『血が流れる』とはこういうことです。テロや暴力は連鎖する。暴力に毅然と立ち向かうのはいいが、それでは終わらず、暴力は次の暴力を生む。『人命第一』なのか『血を流すのをいとわない』のか。勇ましい発言は言葉だけなのか、本気なのか。安倍さんは『血が流れる』という現実を分かって言っているのでしょうか」
小野寺防衛相が、邦人救出のために自衛隊法改正が必要と言い出したが、事件に乗じた暴走じゃないか。
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