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政治思想を、時代に合うように作り直す時代ではないか。経済社会が、自家中毒にはまっているのだから。
脱するヒントは、古代ギリシャ、そして古代エジプトにあるのではないか。
この200年余り、資本主義は大成功をおさめた。衣食住、足りるようになったから。日本でも、食料の3割4割を捨て、衣料品の半分を捨てる時代となった。(ちなみに、1900年はじめの合衆国、夏服一着、冬服一着、それが普通だったが、2000年、衣料品は捨てるほどある。)
これだけの供給能力を作り出した時代、生産性、経済性向上は、自分を切り刻んでしまう。
何を目指せば良いのだろうか?
古代ギリシャが教えてくれる。意識をして、古代ギリシャのやり方を捉えなおすのが、妥当だと考える。農業生産は、奴隷が行うがゆえに、市民は、兵役、奴隷の管理をやれば、あとは、劇、陸上競技、哲学・数学、などに精をだした。(ピラミッド作りが、今でいう公共事業だったことは、常識となった。)
現代日本、実際には、すでに古代ギリシャと同じ様相を見せている。
具体例をピックアップしたい。農林水産業の全出荷額は、年間、おおよそ8兆円。パチンコは、大きく減らしたとはいえ、売り上げは20兆円。遊びの釣りは、漁業よりはるかに大きく、ペット産業は畜産業より大きい。
電子産業というが、電子産業が作り出す雄は、パチンコ台。秋葉原、加賀電子のビルはすごい。パチンコ部品がビルを作った。スマートフォンは、遊びに使う。テレビも余暇のため。
すでに、古代ギリシャに似て、やっていることの大半は、遊び・余暇のため。他の人の遊びを支援するのが仕事。互いに、遊びを支えあっている。衣食住のための物に関わる人は、どんどん減っている。
現実をそのまま受け入れよう。すると、今までの延長での生産効率、経済性、などは、自分を切り刻んでしまうことが分かる。
ところで、現代の奴隷は、人間でなく、コンピュータシステム、工作機械(ロボットも含め)だけど。
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