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大手メディア報道の焦点は、二大政党の代表選挙と「維新の会」が新党結成し国政関与だけにしぼられた感となった。政局ばかりに走ると非難・批判しながら、自らが政局報道一色だ。オスプレイ配備に反対する沖縄の県民大会、脱原発、消費増税、TPP参加反対、ACTA可決など、民に直結する問題を政治と結びつけて報道する姿勢がまったく見えない。不毛な選択を問う政治ショーを後追いするばかりである。ほんとに情けない。
終わった政党のことを言っても詮ないのかもしれないが、政権党である民主党の代表選挙は野田現首相に対抗して3人が立候補したが、野田批判票を分散させるためとしか思えない茶番、アリバイ作りだけ。自民党の総裁選は谷垣氏を引きずり降ろして、石原氏(党の中にも幹事長の裏切り行為に多少は抵抗があるようだ)、石破氏、安部元首相、町村氏などの出馬、いずれの候補も自民党の敗因について、何の反省・総括もできない人たちである。
この混迷の二大政党の間隙を突くかのように報道されているのが、橋下「維新」新党。綱領とされている「維新八策」は、古くさい政策と新しい荒唐無稽な政策の羅列。こんなものでは、民に直結する問題の解決には程遠い。大手メディアは現状の政治を担う主体をめぐる争いを無批判に後追いするだけ。とんでもない三党合意などの枠組みの中でいったい何ができるのであろう。3.11で明らかになった「ムラ」のための政治システムを壊して、新しいものを民が作り上げなければ日本は滅びてしまう。
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