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サンデー毎日が虎の尾を踏んずけた!最高権力機関であり司法官僚の総本山、「最高裁事務総局」の疑惑追及!
February 27 ,2012 :(日々担々)
サンデー毎日が、またスゴイことを書いている。
(サンデー毎日3/11)
あの闇の最高権力機関、「最高裁事務総局」の談合疑惑である。
超″w試D率、1社入札・・・ <リード>
<タイトル>
≪最高裁に浮上「官製談合」疑惑 スクープ資料入手!≫
≪どじょう政権妥当に舵を切った民主党の小沢一郎元代表。成否の鍵を握るのは4月下旬にも言い渡される判決の行方だろう。しかし、「小沢裁判」から見えてくるのは、それだけではない。
司法権力の唯我独尊ともいうべき疑惑が浮上した。≫
今週もサンデー毎日は買い≠ナある。
早速買って読んでからツイートして、それを元記事としていつもの「楽天ソーシャルニュース」にも投稿した。
■タイトル:≪最高権力機関?司法官僚の総本山「最高裁事務総局」に「官製談合」疑惑が浮上(サンデー毎日)≫
まだ誌面内容がオフィシャルHPにも出てないので「自ツイート」の投稿ということでお許し願いたい。 元記事のツイートの内容を少し加工してわかりやすく書いてみる。 サンデー毎日3/11号のトップ記事で 《最高裁に浮上「官製談合」疑惑》 と題して、裁判官人事や予算編成などを牛耳り事実上の司法官僚の総本山「最高裁事務総局」が作成したシステム関連の調達状況をまとめた文書を入手したという。 その中に司法機関にあるまじき「官製談合」疑惑が浮上した。 通常、予定価格に対する落札価格の割合(落札率)が90%を超えると談合の疑いが濃厚とされる中、最高裁事務総局がシステム関連で調達した155件のうち、落札率90%以上が123件で、全体の79%を占めている。 そのうち、落札率100%というのが、なんと19件もあったという。 明治大学の西川伸一教授も目を丸くして次のようにいったという。 「最高裁事務総局が入札者を調整して予定価格を伝えていなければ、これほど高い落札率はあり得ないのではないか」 これに対して「調達は適正に行われている」と、最高裁事務総局広報課が答えているという。 最高裁事務総局は、今の日本の最高権力機構と見る向きもある。
■ツイート内容
今週のサンデー毎日が凄い!トップ記事で《最高裁に浮上「官製談合」疑惑》と題して、裁判官人事や予算編成などを牛耳り事実上の司法官僚の総本山「最高裁事務総局」が作成したシステム関連の調達状況をまとめた文書を入手したという。 その中に司法機関にあるまじき「官製談合」疑惑が浮上した。 2012年2月27日 - 13:20 通常、予定価格に対する落札価格の割合(落札率)が90%を超えると談合の疑いが濃厚とされる中、155件のうち落札率90%以上が123件で、そのうち100%はなんと19件もあったという。明大の西川教授「最高裁事務総局が入札者を調整して予定価格を伝えていなければ、…あり得ない…」サン毎 2012年2月27日 - 13:23
こういう記事は、ドンドン拡散すべきものだと思う。
「最高裁事務総局」については、昨年9月28日のエントリー≪不当判決を出す裁判所の問題点:「人質司法」「判検交流」「人事制度」≫の中で、『週刊金曜日』の本多勝一氏の記事を取り上げた際、次の部分を引用した。
≪裁判官一人ひとりが、自分の良心に従って本当に被害者を救済するためとか、あるいは基本的人権をどうしたら擁護できるかとかを一所懸命に考えるというのではなくて、「上のほうはこの事件をどう見るだろうか」という保身術で裁判をやるケースが多くなるわけです。その「上のほう」というのが、まさに時の政府によって任命される裁判官なわけですから。
ウォルフレンは、有名な『日本/権力構造の謎』の中で、「現在、最高裁事務総局の司法官僚群が日本の司法全体を監視している。裁判実務に携わる裁判官でないこうした官僚が、裁判官の任命、昇格人事、給与の決定、解任を牛耳っているのである」「法の番人としては最高の地位にある判事も官僚にはかなわない」≫
■「司法改革」で日本の裁判は本当によくなるのか
本多勝一(『週刊金曜日』 2001年 2月16日)
参照本:
日本 権力構造の謎〈上〉 (ハヤカワ文庫NF)
日本 権力構造の謎〈下〉 (ハヤカワ文庫NF)
検察審査会の裏金プール疑惑も以前からくすぶっている。
千葉県地方裁判所:検察審査員一人一日分の交通費平均が毎度毎度の7000円超え、しかも毎月毎月70万円をきれいに支出(阿修羅掲示板)
まさに彼らは日本における最高権力者として君臨し、その実はやりたい放題、法の番人として不適格極まりない。
このエセ権力機構は、これ以上、自分たちの不正が表に出ることを、あらゆる手段を使って妨害してくるに違いない。
サンデー毎日は、もしかしたら虎の尾を踏んだのかもしれない。
ちょっと心配になって、先回の「検審ソフト」に引き続き、この記事を書いているサンデー毎日の鳴海崇記者をググってみたら、下記のような記事が引っ掛かった。
■≪『サンデー毎日5.29号』P131-133、「GEに損害賠償」を書いた記者、鳴海崇を殺すな!≫(藤田東吾 公式ブログ)
仰々しいタイトルに驚きつつ見ると、書いているのは、あのイーホームズ社長の藤田東吾氏だった。
藤田氏といえば、国策捜査との疑惑が多い「耐震偽装事件」に巻き込まれ人だ。
このブログ記事の中で藤田氏は次のように書いている。
≪このジャーナリスト鳴海さんを思うと、かつて、耐震偽装事件の際に、死を賭してアパグループの元谷と安倍晋三の不正を追及した結果、何者かによって自転車から転げ落ちて命を失った朝日新聞記者、斎賀孝司氏を思い出さずはいられない。鳴海崇さんと彼の家族の命を、毎日新聞は、サンデー毎日は、警察は、公安は、自衛隊は、国連は、そして全ての日本人は、絶対に守ってほしい。≫
この耐震偽造事件に関連する多くの人が、自殺や事故死などで亡くなっているという闇の深い事件だった。(参照)
よっぽど腹が据わった記者らしい事もわかったが、細心の注意をしつつも、追及の手を緩めずに糾弾していってほしい。
参照記事:
■有罪藤田社長 「爆弾発言」本当か(J-CASTニュース2006年10月18日)
関連記事:
■本ブログ2012/2/14エントリー「最高裁事務総局にパイプのある民主党幹部が、(小沢氏)有罪の感触を野田首相に伝えている」(サンデー毎日)
元記事リンク:http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1416.html
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