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「何かを敬愛していてもそれは神に非ずそれは私そのものであり
何かを怖れてもそれは悪魔に非ずそれは私そのものである」
「善の実体とは実は悪であるかも知れず
悪の実体とは実は善側を称するもの達の隠れ蓑かも知れない」
「悪の美学と云うものもある
いつの世もそれは力強くそれはあらゆるドラマの中に描かれて来た
そしてそれは何より今も人を魅了しつづけている」
「何故に人は力を欲しそこに魔性を視てそこに惹き込まれて行くのか
そして何故"善からも悪からも"人は遠ざかろうとだけするのか」
「今日迄幾度と無く災禍を経験し尚も変わらない
長い沈黙をもってする反省とは本当に人を変えるものなのだろうか」
「あらゆる自己矛盾と自己嫌悪を繰り返した果てに
苦悶に立ち向かう力などどこに残されているのだろうか」
自己の中に渦巻く「否定性」を更に否定しつづけて
それで果たして肯定的な自分に生まれ変わることなどできるだろうか
あなたの感情から逃げないと云う事を可能とするのは
あなたが否定的な感情に見舞われたときである
どんな否定的な感情の現れをも見逃さず
そこから逃れることなくその感情を即座に肯定して受入れる
そして肉体的感覚をもってその感情に浸ることができればいい
そうしてあなたが感情そして生在る限り起こりうる
あらゆる経験を受入れてそれを怖がらなくなれば
あなたは自分を信頼するに足るより豊かな経験を呼び込む事が出来る様になる
それには幾分練習が必要だろうが
理解出来ればあなたは集中を欠く事無く感情をコントロールし
浸りたい感情を維持する事が出来る様になる
何度も言うが感情は経験の本質である
感情がそれに見合った経験をあなたに齎す
あなたはメカニズムを知っていようといまいと創造性を変わらず発揮し続ける
それはつまりその力を利用した結果
望む望まないとに関わらず様々な経験を得る事が出来ているていると云う訳だ
その事を理解しているとする方々もまだ自己否定性から脱却出来ていない
善側に立たねばならないと云う執着心を手放す事が出来ていない
それは何より手放せない劣等感を意味するのだが
人類全般のこれまで繰り返して来た不幸な経験は
人類全体の強い自己否定の意識が原因にある
自己否定は即ち全否定への経験を舞い込むものである
そこは条件付けられた愛と約束が取り交わされた世界である
根強く信仰される善悪の概念を経て
原罪の教理と極楽浄土の思想とも相まって
現存するあなた方人類と云う生ある存在としての価値を否定してしまった
そして新たに競争する事により生まれる権威の力を求める様になった
そしてそれは肉体を通じて流れる筈の各々の霊性の進化の風をも止ませてしまった
否定性はどこまでいっても肯定されるものになど転じない
偽善によって運営された不自然な善側の立場より
悪と視とられる者達の自然な振る舞いの方が好まれるのは尤もである
更なる劣等感と否定性そしてそこに焦がれる力への渇望
それが荒れ狂う迄に強いヒーロー像
そして強大になりつづける悪へ対しての許されざる信仰となって行くのである
すべての不幸は自己否定性から生まれている
あなたは親たる神からの自立を目指し
自分のあらゆる生の体験を受入れる時
真の自分との繋がりを理解する
教理は必要なくなる
他者からの愛も必要なくなる
何故ならそれはもともとあなたのものだから
縛る必要も縛られる必要も無い
畏れに依って何かを信仰する馬鹿げた事によって
何も良くなりはしないのである
あなたがこれまでどうした観念を受入れて
それを"信仰していたか"がはっきり自覚出来るようになれば
あなたは新たに自分というものを信じるに必要な観念だけを持つ事を決めるだろう
それが出来るのだ
そしてその事によりあなたは意識の領域の広がりを感じるようになる
あなたが信仰したく無い観念を抱いている事が理解出来れば
即座にそれらを手放すことができる
それに新鮮な代替案を自由にただ良いから採用する事が出来る
そのためには自身が本当に何を望んでいるのかを理解する事も重要だと考え出すだろう
あなたは自分をもっとより深く愛す事が出来る様になる
全肯定とはまずなによりあなた自身をよく知る事から始まるのだ
あなたは自分の否定的だった部分をも肯定的に受け止める事によって
より自身と親密さを増す
あなたがより自分を信頼して行く事が出来るのも
あなたが他者と違っていて良いとする部分を持っているからに他ならない
あなたが独自性を発揮出来ているのは
周囲の他者に拠る多様性をあなたが受け容れる事が出来ている為でもある
故に他者と違いがあっても他者の在り方が自分と違っていても
あなたはそれを認める事が出来る
あなたが何処にも逃げなくなれば
すべてを受け容れる事が出来つつ在ることをしれば
「今ここにある」あなたを実現することにつながる
感情の好意的変化は肉体のあらゆるレベルにすぐに表れる
あなたの肉体に変化を促す
あなたの人間関係にも変化を見ることになる
あなたのあらゆる否定性の受入れ行為は
あなたに好意的な変化を見せるのだ
あなたが他者を否定しなくなれば
あなたもまた受け容れられる
あなたが世界を受入れれば
あなたは世界に受け容れられる
あなたの考えはあなたのすべてに影響を与えているのだ
常に今これからである
反省は刹那でいい
あなた方が肉体をもって生まれた真の目的とは罪を購う為ではないのだ
涅槃の世界にいく事があなた方の目的ではないし
今ある生の経験を全否定する事に繋がるものを敢えて信ずる必要は無い
逃れようとして辿り着く所などすべてあなた方の意義のない場所である
つまりあなた方の真の目的とは何か
そこに意識が向かう時進化の風は再び吹くのである
生在る事のあらゆる喜びを素直に受け容れられること
そして新たな喜びを見つけ出す事が
あなた方の更なる意識の拡大と霊性の進化に繋がる
あなたが現実的だとするものは悉く悲壮的であり皮層的なものでしかなかったのだ
新たな進化は楽園をこの世界に齎し定着させる
すべての宗教の教理は必要なく
雁字搦めのルールも必要ない
生の喜びとは苦が前提としてある訳ではなく
肯定的な最中に永遠に喜びは続く
そこに死など存在する場所は無い
死とは生を否定する事に在るのだから
- 裏の裏はどこまでいっても裏 金十字架 2014/2/06 23:45:38
(0)
- P or N?or … ? 金十字架 2014/2/05 18:25:07
(3)
- 否定性からの脱却の為に 金十字架 2014/2/05 19:36:50
(2)
- あなた自身の自然な治癒力 金十字架 2014/2/05 19:56:57
(1)
- 真の自立とは 金十字架 2014/2/05 21:42:43
(0)
- 真の自立とは 金十字架 2014/2/05 21:42:43
(0)
- あなた自身の自然な治癒力 金十字架 2014/2/05 19:56:57
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- 否定性からの脱却の為に 金十字架 2014/2/05 19:36:50
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