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(回答先: 誇り高き有能なすべての異端者たちへ 投稿者 金十字架 日時 2014 年 1 月 28 日 21:55:06)
あなた方のする経験は大別して二つ
ポジティヴかネガティヴかである
自身の感情に注意して欲しい
言葉にすれば四文字で「喜怒哀楽」などと
感情の種類分けができるものだと考えていれば
あなたの感情の持つ複雑さの中に
あなたに気付かない様に隠れる観念を見落としてしまう
感情は実に滑らかに生き物の様に推移する
よってそのひとつひとつの段階を言葉に置き換えることは出来ない
だがあなたが常に自分の感情に十分浸り込む習慣を身につければ
あなたの感情の変化と共に
(あなたが自身を苦しめる為に必要な)
どういった観念をもっているかに気付く事は容易くなるだろう
あなた方は人生に於いて勝利のみを望み敗走を好まない
成功を求め、失敗を"恥"と怖れる
ポジティヴな経験という言葉には
そうした勝利に陶酔する自分を容易に思い浮かべるだろうが
より正確に言い表せば
「あなたがありのままのあなたでいる時」に
ポジティヴな感情を味わうのだ
それはけして「自己中心的な人物」＝(イコール)
「他人を蹴落としてもいい」と考えている人物、ではないのと同じで
あなたが自身を「自分らしい」と感じられる時に
あなたは自分との一体感を得られている
あなたが人からされて嫌悪する態度や無作法な態度とは
すべてあなたの記憶の中に留まったまま凍りついたトラウマよるものであり
それらすべては訳も判らず教え込まれて受け容れた
自己否定的な観念に拠るものである
どちらかと言えば礼作法に関して共通の認識を持とうとする程に
特定の観念を人に押し付ける者の方がネガティヴな意味で
より自己中心的であると言える
だからあなたが他者との付き合いの中で痛みを感じているときとは
あなたが思う「自分らしさ」から離れて分離を経験しているからなのであり
その時あなたは「ありのままのあなた」で居られていないのである
あなたが「ありのままのあなた」で居られない時
それは所謂「偽りのあなた」である
勿論それを否定せず受入れると云う事が大事なのである
自分で自分を認められないとする"逃げ出したい状況"を
あなたが創り出すには一体どうした考え方(観念)を採用しているのか
そしてそうした観念を利用する限り
あなたはあなた本来の力を自身で抑え込んでいると云う事になるのである
「私は何故そこ迄自分を蔑んでいるのだろう」
自身にそう問いかけ何故そう感じていたのかをハッキリさせ
その現在の感情にしっかりと浸り込む
自身のミジメな気持ちを周囲の外的要因の所為にはせず
そこ(自身)から逃げないと云う事
そしてあなたが「自分らしく在る為に」何故
他人の評価を必要とするのかを問いただせばいい
「私は一体本当に自分に何を望んでいるのか？」と
あなた自身もっとも「あなたらしく」あると感じる時
あなたは最も穏やかで愛情に満ちた"あなたらしい"振る舞いが出来ている筈である
あなたが他者に対して「正当な評価」などを求めない様に振る舞えば
つまり言い訳をしたりあなたの正当性を主張する必要性を感じたりしなくとも
あなたは誰に対しても穏やかに-相手の出方を認め-振る舞う事が出来る
その上であなたは本来誰の評価も必要としないことを知り
あなたがあなたで居る為には限られたスペースを必要とするのではなく
何処に居てもあなたはあなたらしく振る舞える
あなたが自分に集中してさえいれば周囲に反応する事は無い
あなたが相手や他者のルールまたは環境に合わせる必要性は無い
どんな在り方であっても
そのあなた自身を赦し愛すると云う事は
あなたを救うし他者をも救うという事になる
自分らしいどうした在り方も
あなた自身の赦しが無ければ実現しない
そしてまた誰もが誰かの赦しなど本来必要としないのである
あらゆる否定性から怖れとしての否定性に満ちた考え方を捨てきれずに
ネガティヴな状態のままのあなたがいれば
それは今後も周囲の人間達はあなたが更にネガティヴな状態に陥る経験を与え
その本来の自己肯定的な自分に気付く迄
あなたにその為の課題を提示し続ける事になるだろう
自分を責めている時あなたは尚も自身を否定するだけの
ネガティヴな経験を寄せ付けているのである
経験として起こりうる事の全てはあなた自身の中の問題に過ぎず
あなたが自分自身そして世の中を
そのように見ていると云う事の現れに過ぎない
あなた方は誰もが常時「私は〜である」と
宣言しつづけているということに気付いて欲しい
絶えずあなたは今何を宣言しているのかに気付く事が出来れば
あなたは再びずるずると二元性の深みにはまり込む事は無くなる
そもそもあなたという自己は全体性-神の資質-の中の一片である
個我性を認識する誰もがそこより"恩寵"を受けている
あなた方はもとから自分でない経験を通して
無条件に人を愛し信頼することを意識的にその心で理解する事が可能である
そうすることによってあなたは
その神性をあらゆるステージにまで押し拡げ
遍く表現することができるようになる
「私は私である」「ありのままの私」「自分らしさ」を自覚出来る時
神の際限なき表現の中にあなたはひとつその表現を加える事になる
そしてそのあなたをして永遠なるものとして更なる飛躍と発展を遂げつづける
あなた方が「喜びに浸っている時の状態」つまり恩寵の状態というのは
自己を信頼する態度によって生み出されている
その状態にある時
他者の否定的な振る舞いやあなたへ対する否定的な評価もまた
あなたは肯定的に受け容れる事が出来ている筈である
あなたがそもそもあなたのものではない観念を利用し
礼儀と云うものを下手に重んじたりしない限り
"蚊帳の外"である筈だろう
それらは単に遊びの為のルールである
真の自立とはあらゆる条件に縛られない自分をみつけるものである
自身を限定しないが故に人の前に神々しく輝くことができるのである
無限の創造性とはそうした場を通して広がりを生み続ける
そうした行程の最中に我々は居るのである
あらゆるものは存在していい
だがあなた方が経験したく無いものに目を向ける必要は無い
そこを理解する時自分の居る現在のあらゆる状態を肯定し
再びあなたは自分の目指す先を見つける
もはやそこでのあなたは条件づけられた愛を求める事無しに
新しい愛の定義を見つけ出しそれをその表現により広めるだろう
より恩寵の状態に近づけば
そこからかつてのあらゆる自分を否定の鎖から解き放ち
あなたが嫌悪して来たあらゆる存在もまた
あなたであった事をなんなく認め
すべてを愛しく眺める事が出来るだろう
そして自らの想いのままに
まさにその言葉通りに"自由"に物事を創造して行く事が出来るようになる
あなた方の反応は理解している
あなた方の言う恐怖とそこに掲げる正義の内容も全て知っている
あなた方は自分を畏れ過ぎなのである
あなた方の畏れはあなたらしさのすべてを呑み込む
あなた方が受入れて来たこれまでの正義は
そこに自分の非力さを覆い隠すだけのものだ
あなた方の異常な迄の正しさに対する執拗さは
すべてネガティヴな想いから生まれた
それを受入れ全てを赦す事だ
それを世界に向けて叫ぶ事だ
############
そんな事は出来っこ無いとして
現在のあなたはまだ否定性が勝るとしても
それはそれでいい
否定性の中に結びつく者同士
互いの観念をつき合わせて鍔迫り合いをし続けるだけ
あなたがまだ借物の観念を受入れて
何故自分がそれをするのかも判らずに
自分を卑下し蔑み理由も判らず自分自身を偽りの姿で覆い隠し
そこに自分を見誤らせている事に気付く迄に"今生"という時間は短過ぎるとしても
それを責め立てる者など居ない
あなたが自身の否定性に気付く迄
幾多の人殺しが何故人を殺めてしまうのかの理由も判らぬまま
彼らは畏れられムショ送りとなり死刑となり
次から次へと同じような事が繰り返される
そして世の中は否定性に満ちたまま何一つ代り映えしない
そうした世の中に狂人とされるものもまた産み落とされる
変わるのはあなたがあなたを変える迄おあずけ
あなたが何をも脅えなくなる迄相手はあなたを脅かす
ただそれだけである
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