(回答先: 共感の支援とは 投稿者 金十字架 日時 2013 年 1 月 29 日 01:12:47)

現在(1/27日から)"再び"インフルエンザのような症状
吐き気と頭痛に見舞われているが
それに伴い更に強烈な「頭鳴り」もまた続いている

これによる休暇を持て余してまた一言二言書いてみようと思う

現在のあなたがたの社会より
"まし"な社会などいくらでもある
と云う事をここに伝えてみよう

"その国"では国家が人々を終身雇用している
つまり国民は全員養われているのである

ある意味そこに雇用されているとは言っても
それに対する強制的働きかけがある訳ではない

本来生命と云うものの活動とは余計な観念さえ与えなければ
自ずと自生する植物のように光と水のある所に向かうのである

そこに生まれた人々はそうした自然に根ざした教育から受け始めていく
そして成人となった国民は経験によるより深い気付きを他者に対して活かそうとする
******　******
「助け合う事が自然に出来ている」と云う状態とは
(勿論観察から伺い知れる結果だが)
誰しにもその"意思の中に流れている"
「本来の自己の資質」だと云う事をあらためて理解して頂きたい
******　******

その国の民は皆が「子」であり
肉体的な親とする親権や義務といったものを所有する者は存在しない
全ては「親」のものでありまた「子」のものであり
特定の一部に所有されるものは存在しないというのが
そこで共有された認識である

そこでの実質的な親とは謂わば国であり政府であり国民である
そしてまたその政府及び国は純粋なシステムとして国民に依って運営されている

子に対して完璧な養育義務をもっている
だが国民全体自らがその子であるのだ

それは肉体としての親ひとりですべての国民としての教育を
賄うべきえるものではない事を誰もが知っているからである

社会が余程しっかりしていなければ社会とはいとも簡単に亀裂が入り
崩壊してしまうという事をそこでは誰もが知っている

だがその危機感を手放す事により逆転してしまっているのが
全体に絶対的な安心感を齎す方法なのだ

故にそこでは親は絶対的な存在として君臨しており
人々はその図式に実際的な信頼を預けて居り神秘的な迄に楽園をつくり出している

そして自由な創造行為を学ぶことを奉仕と云う名目の為だけに掲げ
自らを学問の場に置く事が出来ているのだ

これらはすべてが信じられていると云うエネルギーの中に存在している話である

子は親の元で皆平等であり
すべては赦し合える存在として
その経験をもまた積むに相応しい仲間である

そこでは単に奉仕と支援が活動の中心的動機となる
そこに措ける所謂老齢の者は
その豊富な経験を持て余す事なく
老齢福祉士として任命され無理な肉体労働から離れて
所謂若き子供達の世話や教育の分野に携わっている

生まれながらに肉体労働には向かない存在もまた
それは特殊な在り方をもって人々に奉仕する形を採ったものである

それは人生のどの時点で起きた選択であれ
特殊な方法で人々に何かを伝えると云う目的を果たして存在する

そこではどのような選択もまたアートとして奨励され讃えられる

そして肉体としての("ある意味")親である若者もまた
(ある意味)子供(全ては親たる完全な存在の子)の育児を離れて
自分達の夢を追い続ける「経験の旅」に出る事が出来る

社会全体で単一な家族と云う枠組みを生み出しているが故にこれが可能なのだ

ここではより崇高な見識だけが求められ「讃え合う」行為の中に自己を見る
よってより高度な難問にチャレンジする事を進んで誰も彼もが提案する

彼らよりも高い段階の文明では生まれるすらしない
もはや深い自己性に到達した存在として
物事を創造し続けるエネルギーの本質と一体となることを目指す

勿論そうなる迄には明らかに飽きる程に人生というものを
幾万と繰り返し経験した後に生み出される結論であるだろう

どんなものでも十分それを知り尽くせばそれ以上は必要ない

社会をより良くする為にはどうするかという問いかけに対し
これら文明は模範となる解答を我々に提示している

「弱者を憐れみそれに対する強者を生み出してはそれを嫌悪する」といった
我々の低難度な珍解答に対してはそこでの彼らはいずれも見向きもしない事だろう

あなた方は繰り返し繰り返し寝ても覚めてもそうやっては
人々の活力有る社会を「夢見る」事をしていない
それと裏腹に知識の高みから見下ろしては「毒を吐いている」だけなのだ

まずは今起きている事の全てを受け容れてみてはどうか
その上でそれを手放してみて欲しい

何故か

何よりも良き社会を夢見る為である

政治家だろうとマスコミだろうと
そこに伝えられている事件の内容だろうと
近隣の人間だろうと限定せず
あなた方が物語の舞台の為に特定の存在を祭り上げたりせず
全てに対してその余りある愛ある眼差しを注げば良いのだ

お分かりになられなければそれはそれで致し方ない

それはあなた方の現在の在り方であり
感性をその二面性に麻痺させてしまっている姿なのだから

似たような景色を素面者と泥酔者とのやりとりにみることができる

勿論批判的な方々にはそうした意識は感じられていない
混乱した状態そのものに憑依されてしまっているのだから

夢見ると云う事と
酔って愚痴を言って我を忘れると云う事は違うのであり

それを同一視することにより混乱は引き起こされ続ける

どちらも楽しいという点では一緒と言う事は出来るだろうが
私には酔いたいと願う動機はない

共に楽しみたいから呑むという事はあるだろうが
それ以前にそれが酔う行為である必要性は全く私にはない

痛烈な人間(自己)批判をやめたいと願うなら
その繰り返しから自己を断つ事だけが大事だと言える

もうこれは中毒に似たものだから 　

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