http://www.asyura2.com/12/asia14/msg/636.html
Tweet |
暗殺危機! 金正男の「アメリカ亡命」可能性はあるのか
http://gendai.net/articles/view/newsx/146810
2013年12月21日 日刊ゲンダイ
金正男(42)は誘いに乗るのか――。アメリカ政府が、金正男を亡命させる計画を検討していたことが分かった。20日の韓国紙「東亜日報」が伝えている。
現在、金正男は家族とともにシンガポールや北京、上海を行き来しているという。拓殖大国際開発研究所のコ・ヨンチョル研究員がこう言う。
「アメリカが金正男の亡命を検討していた話は、聞いていました。いまの金正恩体制が崩壊した時、トップとして担ぐカードにしようとしたのでしょう。金正男は中国政府が保護していますが、世界中を飛び回り、欧米社会に通じている男だけに、アメリカにとっても使いやすい。可能ならばアメリカで抱えようと考えたのだと思う」
いま、金正男は暗殺のターゲットになっているという情報も飛んでいる。腹違いの弟、金正恩(30)から命を狙われているというのだ。
正男の後ろ盾は、12日に銃殺された張成沢だった。張成沢は秘密裏に生活費を送金していたという。張成沢を処刑した正恩が、張成沢につながっていた正男の排除に動いておかしくない。
それでなくても、兄弟は不仲が伝えられている。
金正男は日本のメディアのインタビューに、「父(金正日)は3代世襲には否定的だった。祖父(金日成)に容貌だけ似ている正恩が北朝鮮の人民を満足させられるのか疑問だ」と堂々と答えているのだ。正恩がカチンときているのは間違いない。
後ろ盾を失った正男が、アメリカに亡命する可能性はあるのか。
「北朝鮮国民は、アメリカは敵国だと教育されています。アメリカに亡命したら、正男がトップに就くのは難しくなる。中国政府も正男を手放さないでしょう。このまま中国政府に保護される状態を選ぶはずです。アメリカへの亡命があるとしたら、米、中、朝の関係が激変した時くらいです」(コ・ヨンチョル氏)
日本政府が知らないところで、熾烈な国際政治が動いていることだけは確かだ。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。