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最大野党、総選挙ボイコット=首相、「改革評議会」提案―混乱に拍車・タイ
時事通信 12月21日(土)19時34分配信
【バンコク時事】タイの最大野党・民主党は21日、来年2月に予定される総選挙をボイコットすることを決めた。アピシット党首(前首相)が記者会見して発表した。反政府デモを展開するステープ元副首相ら反タクシン元首相派グループに同調したもので、政治混乱にさらに拍車が掛かりそうだ。
アピシット党首は会見で「(タイの)民主的プロセスは一部の個人やグループにゆがめられ、国民は政党や選挙プロセスへの信頼を失っている」とインラック政権を非難。「改革なしではこの国は傷つき、腐敗がさらに広がる」と述べ、選挙を行っても改革や政治への国民の信頼回復にはつながらないと主張した。
総選挙をめぐっては、反タクシン派はまず政治改革を実行すべきだとして延期を要求。民主党幹部だったステープ氏の地元南部スラタニ県の党支部が候補者を擁立しないことを決めるなど、ボイコットを求める声が党内で広がっていた。
一方、インラック首相はこれに先立ってテレビ演説し、予定通り総選挙を実施する意向を改めて表明するとともに、選挙後直ちに各職業団体や政党などの代表で構成する「改革評議会」を設置することを提案。その目的は、2年以内に「政治改革を中心とする長期的な改革の方法を提案し確立すること」と説明した。
首相提案についてステープ氏は21日夜の演説で「今さら彼女を信じられない」と拒否し、22日に計画通り大規模デモを行うと強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131221-00000088-jij-asia
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