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小沢氏が思い描いたシナリオに合致しなかった宗男氏との新党 [これまでとこれからの「小沢一郎」の話をしよう・衆議院議員 石川知裕]
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2012/1/6 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
このたび、鈴木宗男氏の呼びかけに応じ、新党「大地・真民主党」に参画することになりました。
菅内閣不信任決議案に賛成して民主党を除籍され、無所属になっていた松木謙公議員らとともに、北海道の地域政党として、国政の場で活動していきます。
2010年2月に民主党を離党してから、完全無所属で頑張ってきましたが、やはり無所属では、やれることに限界がある。委員会の理事にもなれません。これは小沢一郎氏の「元秘書」ではなく、ひとりの政治家として決断しました。
昨年末、民主党の内山晃衆院議員らが離党を表明したのが12月27日。松木氏は以前から「早まるな」と、離党を思いとどまるよう説得していたのですが、もう止まらなくなってしまった。
当初は、松木氏が離党組の受け皿になるとみられていました。松木氏も「なんとかしてやりたい」と言っていた。それから鈴木氏の打診を受けて新党への参画を決断するまで、わずか1日。ギリギリの選択でした。
私と松木氏の選挙区は、中選挙区時代の鈴木氏の地盤です。私の選挙区を例にすると、民主と自民がそれぞれ5万5000票前後、公明党が2万票で宗男票が5万票。鈴木氏との連携なしでは闘えない。地元・十勝の声を国会に届けるため、従来通り民主党と連合、そして新党大地との連携を堅持していくには、新党参画がベターの選択だと判断しました。小沢氏には相談も報告も一切していません。
そういう意味では、今回の私の行動は、小沢氏が思い描いたシナリオに必ずしも合致したものではなかったかもしれません。
◆松木氏をめぐる綱引もきも
水面下では、小沢氏と鈴木宗男氏の綱引きもありました。鈴木氏にしてみれば、北海道の地域政党として活動していく上で松木氏の参加は欠かせない。
一方の小沢氏にとっても、側近の松木氏は頼りになる存在です。若手議員からも慕われている。内から外からの民主党改革に必要な人材だし、離党した若手議員の受け皿になって欲しいという思いがあったと思います。
今回、新党構想をめぐって話し合った結果、小沢氏と鈴木氏の気持ちがすれ違ってしまった部分があるのは事実ですが、決定的な決裂には至っていないと信じています。「政権交代の原点に戻ろう」という点で一致していることに変わりはありませんから。
もっとも、2人の間で板挟み状態の松木氏は、かなり思い悩んでいました。私も、今日に至るまで胃がキリキリする思いです。地元の後援会に相談する時間もなかったため、事後報告という形になってしまいましたが、なんとか理解を得ることができました。
今後も不(ふ)撓(とう)不屈の精神で頑張り抜きます。本年もよろしくお願いいたします。
◇いしかわ・ともひろ 1973年生まれ。早稲田大学卒業後、小沢一郎氏の秘書を経て、07年から衆議院議員。陸山会事件で起訴され、民主党を離党。昨年7月に出版した「悪党 小沢一郎に仕えて」(朝日新聞出版)は5万部のベストセラーになっている。メルマガも好評配信中。
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