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嵐の前の静けさか 猫なで声に豹変 市職員はとりあえず沈黙 [橋下大阪 天国か地獄か シタダカ独裁者の素顔と正体]
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2011/12/19 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
きょう(19日)誕生した橋下徹・大阪市長は明日から2泊3日で上京し、藤村官房長官や前原政調会長、小沢元代表らと次々に会う。自民党は石原幹事長、公明党は山口代表。表向きは橋下の表敬だが、内実は違う。橋下人気に圧倒された国会議員はとにかく、橋下を敵に回したくない。「よくぞ、来てくれました」と迎えるのである。
露骨な自民党は、大阪都構想を後押しするためのプロジェクトチームを立ち上げる。
橋下は「ニンマリ」でもう「都構想は実現した」と言わんばかりだ。
「大阪府と大阪市の二重行政。これは100年戦争とかいわれてきました。でも、今度、松井大阪府知事と私(大阪市長)が組むことで、5分話せば解決する。半年間でちゃっちゃか、物事を解決していきます」
テレビ番組ではこう豪語。プーチンとメドベージェフのような「危うい権力の集中」も、「効率性」という言葉でケムに巻いてしまうのだ。
この男が選挙に勝つまでは、凄まじい批判が吹き荒れていた。それがいまや、ピタリとやんでいる。これも不気味だ。
国会議員は橋下にひれ伏すかのごときだし、あれだけ橋下にアホ、カス呼ばわりされ、敵意をむきだしにし、戦々恐々だった市役所職員もなぜか、おとなしくなっている。
「したたかな橋下市長が一転、持ち上げているからですよ。選挙中は職員をシロアリ呼ばわりし、市役所をぶっ壊すと言っていたのに、選挙後は巧妙に声音を変えている。就任直前は幹部と濃密なミーティングを重ね、問題点をあぶり出させると、次から次へと指示を出し、付いてくる職員を褒めている。府知事時代の失敗から学んだのでしょう。もともと、職員も橋下に抵抗しても無駄なことを知っている。とりあえず、恭順の意を示すことにしたわけです」(元大阪府議の山本健治氏)
◆注目は平松一派の粛清人事
とはいえ、修羅場はこれからだ。
「橋下氏は幹部の選別、粛清人事に手をつけると思いますよ。アメとムチの人事で、職員を完全掌握するのでしょう。もともと、市役所の5階には平松前市長のブレーンの幹部が揃っていた。橋下氏は選挙中、“職員なのに(平松市長の)選挙に関与しているのがいる”と激怒していた。それでなくても、外郭団体を切り、市役所が抱えていた仕事を民営化していけば、壮絶な抵抗に遭う。しかも、橋下氏は抵抗大歓迎。それを武器にしようと狙っている。和気あいあいといくわけがない」(関西大学非常勤講師・矢野宏氏)
今は嵐の前の静けさのようなものだと言うのだ。
いずれにしても、橋下も民意をずっと味方にするしかない。そのためにさまざまな演出を仕掛ける。国会議員への表敬訪問も示威行動のひとつだし、一転、猫なで声で職員を懐柔しだし、それをテレビでアピールしているのも戦略だ。
だとすると、この男は、何を目指し、何をやろうとしているのか。その見極めが極めて重要になってくる。
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