http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/788.html
Tweet |
(回答先: 「八ッ場ダム」中止から2年(上) 検証作業に地元は〜(建設反対町民は居ないか?) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2011 年 9 月 25 日 08:56:18)
震災問題や豪雨に紛れる形で、「非公開」で行われたダム検証。それに疑問を呈する報道が余りに少ないと感じるのは自分だけだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)
【群馬】
「八ッ場ダム」中止から2年(中) 手続きの在り方
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110923/CK2011092302000070.html
2011年9月23日
関東地方整備局と流域1都5県で構成する「検討の場」=東京都千代田区で
「治水や利水のコストから建設するのが最も有利」。八ッ場(やんば)ダム建設の是非の再検証で、国土交通省関東地方整備局が示した判断だ。
整備局は再検証に当たり、治水と利水、流水の三つの目的ごとにダム案の代替案を四〜五案用意し、コストを最重要視して実現性、地域社会への影響など六〜七つの評価軸で比較。この結果、ダム案は治水と利水でコストが最も安いとされた。
ただしコストとして算出されたのは、今後、完成までにかかる費用だ。
八ッ場ダムは一九六七年に着工し、総事業費四千六百億円。うち、既に三千三百億円が費やされているが、ダム案のコストには含まれていない。同局の担当者は「代替案にも過去の工事費用は入れていない」と説明する。
◇ ◇
今月十三日の「検討の場」で、関東地方整備局からダムを建設する方が最も有利とする案を示されると、流域一都五県の知事らからは「予想していた」「検証する前から考えていた」との意見が相次いだ。
「予想どおりの結果が出るような見直し方を国が設定したから当然だ」。八ッ場ダム問題を追い続けているジャーナリスト、まさのあつこさんは、見直しのあり方に疑問を投げかける。
八ッ場ダムの検証は、国交省の「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」が昨年九月に出した中間取りまとめに基づいて行われている。再検証でコストを最重要と位置付け、ダム案と代替案を工事費の残額で比較する判断基準を決めたのもこの会議だ。
まさのさんは「有識者会議はメンバーがダム推進派で非公開。手続きが公正であれば中身は問われない検証法が出来上がった」と指摘する。
その結果、検証が十分になされなかった問題も少なくないという。「人口減に伴う水需要については各都県に確認しただけ。批判的な検討をしていない」
二年前、前原誠司国土交通相(当時)が八ッ場ダムの中止を表明した時、まさのさんは「治水とは何なのか根本的に考え直す機会が来た」と思った。「ダムに頼らない治水を目指すために始まった見直しではなかったのか」と問いかける。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここまで)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
- 「八ッ場ダム」中止から2年(下) 手付かずの生活再建〜(ダムは中止して補償をすべきでは?) 戦争とはこういう物 2011/9/25 09:10:37
(0)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK119掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。