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(回答先: 「八ッ場ダム」中止から2年(中) 手続きの在り方〜(なぜダム不要論はひっくり返ったのか?) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2011 年 9 月 25 日 09:03:11)
かつてこの町では「ダムができれば観光でプラスになる」と訴えた推進派が居たはず。しかし、冷静に考えれば渓流が失われれば、ここしかない自然という観光資源は失われる。
止めるなら今からでも遅くは無いのではないか。
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【群馬】
「八ッ場ダム」中止から2年(下) 手付かずの生活再建
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110925/CK2011092502000062.html
2011年9月25日
(写真略)「早く代替地の工事を進めてほしい」と話す豊田さん=長野原町で
「景気が悪くなった時に八ッ場(やんば)ダム中止問題が起きて、余計駄目になった。もうダムができても、できなくても同じ。川原湯温泉は一巻の終わりだ」
昨年三月で休業した長野原町の柏屋旅館会長の豊田治明さん(75)は、ぼやいた。
同旅館は江戸時代から続いた老舗。戦後の好景気に乗った観光ブームでは大勢の団体客でにぎわい、同温泉で最も大きな旅館に成長した。
ダムが建設された場合、温泉街のある川原湯と川原畑の両地区の全戸と、横壁、林、長野原の三地区の一部が水に沈む。
最盛期は二十軒近くの旅館が立ち並んだ同温泉。現在営業を続ける五軒は移転か廃業を迫られている。
柏屋旅館の建物は年内に取り壊す。移転するかは決めていない。豊田さんは「もう旅館はもうからないから。何十年か後には、いい温泉街になるかもしれないけれど」と力なくつぶやいた。
◇ ◇
「国交省は、ダム事業継続の是非について検証しているが、廃止になった場合の措置については全く検討していない。代わりにやる」
民主党の群馬選出国会議員らも名を連ねる「八ッ場ダム等の地元住民の生活再建を考える議員連盟」の会長、川内博史衆院議員(鹿児島1区)は九日、短文投稿サイト「ツイッター」で、こう記した。十六日、ダム事業中止に伴うダム予定地の振興を目的とする特別措置法案の要綱を同党の前原誠司政調会長に提出した。
二十三日の八ッ場ダム建設見直しを求めるシンポジウムで、水問題研究家嶋津暉之さんはこの法案に触れ、「何とか立法化して生活再建の道を開かねばならない。地元は中ぶらりんの状態に置かれている」と力説した。
嶋津さんは八ッ場ダムが完成した場合の地域を「流れていた水がたまり、水質が汚れる。美しい吾妻渓谷も一部が壊され、岩肌をコケが覆う」と描写。「事業を再開しても完成は数年後。ダム湖で川原湯温泉がにぎわいを取り戻すという話は幻想」と指摘した。
中止か再開か。ダム建設がどちらになっても、地元住民の生活再建は、大きな課題として残る。
(この企画は伊藤弘喜が担当しました)
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