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インド、兵器購入に1千億ドル 中国を牽制か  (チャイナネット
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投稿者 hou 日時 2010 年 11 月 04 日 22:40:32: HWYlsG4gs5FRk
 

(回答先: 第7回目 朝米軍部大佐級実務接触: 北朝鮮側(北韓)、「最後の3択を要求」(朝鮮新報  投稿者 hou 日時 2010 年 11 月 04 日 22:37:40)


http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2010-11/04/content_21273674.htm


インド、兵器購入に1千億ドル 中国を牽制か
タグ: インド 兵器 購入 中国 牽制

発信時間: 2010-11-04 14:48:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


インド政府はこの度、軍事費として1,120億ドルを兵器購入に充てることを計画している。また、11月から12月にかけて、オバマ米大統領、サルコジ仏大統領、メドベージェフ露大統領が前後してインドを訪問する予定であるが、その目的の大きな一つとして、軍事提携の取り決めが挙げられている。先だって、10月15日、中国とインドの国境近くの地域において、ロシア・インド共同軍事演習「インドラ2010」が行われ、また10月24日には、マンモハン・シン印首相が日本を訪問し、2国間の軍事提携についての話し合いがもたれたばかりである。アナリストは、インド政府による巨額の兵器購入計画と、ロシアおよび日本との軍事提携は、中国を牽制する目的によるものが大きいと指摘している。

訪印を急ぐ米・仏・露大統領の魂胆は?


資料写真
米KPMGコンサルティングが先だって公表したレポートによると、インド政府は今後6年以内に、1,120億ドルを軍事兵器購入に充てる計画をしている。インド政府が10月8日に公開した情報によると、2011年7月には中型多目的戦闘機126機の購買契約が交わされる見込みだ。この約120億ドルもの巨額契約の恩恵にあずかろうと、欧州航空宇宙防衛会社(EADS)や、米国、ロシア、フランス、スイスの航空宇宙企業5社が策をめぐらせている。

こうした政治的にデリケートな時に、米国、フランス、ロシアの大統領が11〜12月に前後してインドを訪問することが予定されている。フランス通信社が先だって伝えた内容によると、オバマ米大統領は11月初旬にインドを訪問することが決まっている。米軍事メーカは、インド政府から100〜120億ドルの契約あるいは契約保証が貰えることを期待している。その中には、総額約58億ドルともいわれるボーイング軍用輸送機10機が含まれている。

時期を同じにするかのように、サルコジ仏大統領も12月の訪印を予定している。フランスの航空機メーカはすでに、インド空軍が保有する小型戦術戦闘機「ミラージュ2000」のグレードアップの協力を申し出ている。グレードアップの費用は21億ドルが想定されている。戦闘機メーカでもある航空宇宙企業の最大手・欧州航空宇宙防衛会社(EADS)も、ヘリコプター197機(約6億ドル)の受注意向を示している。


資料写真
フランスに続いて、ロシア政府も12月下旬のメドベージェフ大統領の訪印を公表している。関係者によると、メドベージェフ大統領はインド政府と、総額約300億ドルともいわれるステルス戦闘機の生産の提携関係を結ぶための話し合いが行われる予定である。このロシア・インドの提携関係が締結されれば、2020年までに200〜250機のステルス戦闘機の生産が行われることになる。これはここ数年におけるインド最大の軍事支出となる。資金繰りに困っているロシアの軍事メーカからすれば、まさしく「わらをもつかむ思い」で受注したいオーダーのはずである。

インドの巨額の軍事出資、中国を牽制か

インドの巨額の軍事出資、中国を牽制か

インド政府は今後6年以内に巨額の軍事投資を予定していることについて、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)のアナリストSiemon Wezeman氏は「これほど巨額な兵器購入計画に、中国への牽制の意図があることは否めない」と指摘している。

資料写真

実際、インドではマスコミがこの頃やたらと「インドの軍事強化の真の目的は、中国のアジア覇権を阻止することである」といった報道を行っている。マンモハン・シン印首相

は「中国は南アジアの覇権を狙っている。我々はこの事実を受け止めなければならない。中国の目的を探るのは容易ではない。ともかく備えを怠らないことが大切だ」と表明している。

インド陸軍参謀総長のV.K.Singh大将は10月15日、中国とパキスタンのことを「インドの安全保障を脅かす存在」と形容し、「中国とインドの国境問題が話し合いで解決できなかった場合のことを想定して、インド陸軍も備えを万全にしておかなければならない。中国の軍事力、経済力が高まるにともない、インド政府は中国への牽制の姿勢を強めていかなければならない」と述べている。

米・露・日との軍事提携を強化

米・露・日との軍事提携を強化

中国への牽制のために、インド政府は、兵器購入に巨額を投じるほか、米国、ロシア、日本との軍事提携関係を強めようと努力している。


資料写真
ロシアとインドの共同軍事演習「インドラ2010」が10月16日、第99高山歩兵旅団駐屯地のあるインド北東部のウッタラーカンド州で行われた。3連隊(約600人)が各国から派遣され、不法武装集団の捜索、包囲、攻撃を想定した実弾演習が展開された。

また、10月24〜27日、3日間の日程で、マンモハン・シン印首相の訪日が予定されている。日本、インドのマスコミはいずれもここぞとばかりに、2国間の協力体制により中国への牽制を行うべきだと騒ぎたてている。中国の台頭を阻むことが、まるで2国間のコンセンサスになっているかのようである。

インドが日本と軍事提携の関係を結ぼうと必死になっていることに関して、インドの政府関係者は「対中国政策が上手くいかないと日本が感じ始めている今、インドがここぞとばかりに日本との戦略関係を強化しつつある。中国の台頭に関しては、日本、米国とも大いに懸念を示しており、米国の同盟国であり、核関連事業の提携パートナーであるインドは、願ってもいない今の機会に日本と防衛ラインを築き、中国の台頭を阻止しなければならない」といった意味のことを述べている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月4日
 

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コメント
 
01. 2010年11月05日 19:08:43: FqDvXxU8vI
因みに、今週ずっと中国要人がデリーに張り付くか、印度シン首相に張り付くか、してる。
ま、そんな事実など日本の馬鹿右翼的には不都合な真実なので、無視するに限るんだろうが。
余りに秘密が多過ぎると、暴露された時に大変だ。
又は、例の「○○情勢は複雑怪奇!」と叫ぶしかなくなる矛盾の噴出時に。

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