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核実験なら白紙化も、日印原子力協定で外相(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100821-OYT1T00781.htm
【ニューデリー=石川有希子】
岡田外相は21日午後(日本時間同日夜)、インドのクリシュナ外相と戦略対話を行い、日印原子力協定の早期締結を目指すことで一致した。
岡田氏は終了後の共同記者会見で「インドが核実験を行うことはあり得ないと考えているが、仮にそういうことがあれば我々は協力を停止すると言わざるを得ない」と、核実験実施の場合は協定を白紙化する可能性に言及した。
戦略対話で岡田氏は、核拡散防止条約(NPT)非加盟で核兵器を保有するインドと原子力協力を行うことに日本国内から批判が出ていることを説明、「核軍縮・不拡散といった考え方が協定に盛り込まれるように努力してもらいたい」と要請した。
しかし、クリシュナ氏は記者会見で「お互いに信頼ベースで協定が結ばれることを期待している」とするにとどめた。
日本とインドの間の経済連携協定(EPA)の締結交渉については、今秋にも予定されているシン首相訪日時の基本合意へ努力することで一致した。
岡田氏は両国の経済関係閣僚や財界人による会議を新設することも提案した。
一方、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りを含む安保理改革については、岡田氏が9月の国連総会の機会に、日印両国とドイツ、ブラジルの4か国グループ(G4)が外相会合を開いて協議することを提案、クリシュナ氏も同意した。
戦略対話に先立ち、岡田氏はシン首相と会談、インドが核軍縮・不拡散に取り組むよう求めた。
シン首相は、インドが核実験の自発的凍結を継続していることや、兵器用核分裂物質生産禁止(カットオフ)条約策定を目指す方針を説明した。
(2010年8月21日22時05分 読売新聞)
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