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中東直接和平交渉、双方受け入れの意向
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投稿者 地には平和を 日時 2010 年 8 月 21 日 22:22:46: inzCOfyMQ6IpM
 

 

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コメント
 
01. 2010年8月24日 10:15:09: 6q7sDkT78A
アホのアッバスはこんな茶番を何度続ければ気が済むというのだろう?
条件闘争と胸を張りたいのだろうが、どう見てもこれは強者が弱者に対する見せ掛けのほどこしに過ぎない。
弱者とはもちろんPLOでありファタハであり、強者はイスラエル、アメリカだ。
イスラエルは和平交渉なぞてんで興味はない。パレスチナ人という虫けらなぞ何人死のうが知ったことではない。
だが兄貴分のアメリカの顔を立ててやる必要がある。
イランやシリアに付け入る隙を与えさせない配慮もいるというわけだ。
対するファタハには差し迫った理由がある。ひとつには支配力の低下だ。
ガザから実質的に追い出され、ハマースに母屋を取られて西岸地区に逃げ込んだファタハにはパレスチナ自治政府PLOの顔はあっても権限という意味の実行力がまったくない、支持も西岸地区にいながら落ち続け今や名ばかりの顔に落ちぶれ果ててしまった。
思えばPLOの歴史は初めは惨敗に次ぐ惨敗であり、アラファトが登場して後、追われながら遊撃し、組織が割れて主流派と非主流はの対立が起こり、レバノン、チュニジアと流れ流れてゲリラ戦を挑み続けて、一次、二次のインティファーダの血の犠牲を乗り越えてイスラエルに目にものみせつけて中東和平オスロ会議にまで漕ぎ着けた。
ハマースといえば、明らかにパレスチナ人の定義をアラブ人やイスラム教徒だけに限定しないかつてパレスチナに住んでいた者たちを総称しパレスチナ解放と名づけたPLOの定義からすれば外れたイスラム教のそれもムスリム同胞団の流れを組む原理主義過激派であるから受け入れはできない敵視する団体をイスラエルはPLO潰しの面から明らかに看過しあまつさえ活動を放任した。
それから数年後、ガザにおける自治権を巡ってイスラエルと衝突した第三次インティファーダの主役はPLOでなくハマースであった。
自治政府の顔となったPLOには莫大な金が入るようになり、戦士だった彼らは江戸時代の武士がそうだったように瞬く間に官僚になってパレスチナ復興支援金や財源をネコババし、幹部たちは豪勢な邸宅や車、贅沢品にまみれた生活に浸るノーメンクラツゥーラになった。腐敗が進み賄賂が日常化し鼻で同胞のパレスチナ人をあしらうPLO、ファタハの小役人たちの態度が理想を信じて苦難に耐えてきたパレスチナ民衆の怒りを買い、威信は驚くほどのスピードで低下し人心は離れていった。
それはヤセル・アラファトの死で決定的となった。
腐敗にまみれた自治政府をそれでも民衆が見放さなかったのは一重にアラファトがいたからだった。
その重石が取れたところに、喜捨という形で中東アラブ諸国各地から寄付が寄せられるハマースのパレスチナ民衆へのほどこしが間を埋めるように人心を捉え始めていた。
ほどこしだけでなく、ハマースは闘う事をやめ抗議しなくなったPLOとは違い徹底的にイスラエルに楯突き歯向かった。
第三次インティファーダはダビデがゴリアテに石のつぶてを投げる戦いだと形容されたように民衆と前面に立ったハマースの意志と継続的なゲリラ戦術でイスラエルの苛烈な殲滅攻撃をしのぎ耐え切った。
死傷者は膨れ上がり、ガザは瓦礫となったが物言わぬものは死ね、物言うものは最初に死ねとばかりのイスラエルの情け容赦ない攻撃には無抵抗主義は存在の死を意味することを体で知るパレスチナ民衆とくにガザの人たちにとって、築いた骸の山はけして無駄ではなかったのである。
ハマースはこうしてガザをで莫大な人気を得て、正当な選挙で第一党に躍り出た。それはガザだけでなく西岸地区でもハマースに民衆の支持が高い証左となった。
正統性を失いつつあったファタハは選挙を反故にし、ガザの支配を巡り公然とハマース排除に走ったが、その背後にはアメリカとイスラエルがいたことはいうまでもない。
話し合いを呼びかけたが応じないハマースが悪いとばかりにいいがかりをつけイスラエルに指導されたファタハの兵士がハマースの民兵と射ち合い殺しあう最悪の事態が生じたが、ハマースの組織された力の前になす術なく敗北しヨルダン河西岸に敗走し力の空白を埋めきれないままPLO、ファタハは和平交渉という名の餌を糧だけに存在の意義を担保してもらっているのだ。
担保してもらっている国際社会とはいうまでもなく、アメリカやイスラエルであることはいうまでもない。
PLOは気がつけば完全にイスラエルの傀儡となってしまった。定期的に持ち出される和平交渉、ロードマップなどという餌にありつく時にだけ必要な、である。
ハマースは早速和平交渉の無意味さを訴えた。当然だろう。誰が見ても可能なものはなく、PLOが交換条件に出したユダヤ人の入植停止についても壁建設という名目でパレスチナ人の土地が剥がされ追い立てられているときに入植がどうの持ち出す話かと呆れるばかりだ。
東エルサレム割譲にしても、イスラエルは待ったもなしに東エルサレムを獲ってしまおうと画策しているではないか。
これはオスロ合意の完全なる違反であろう。アメリカはこれすら目を瞑って見過ごそうとしているのだ。
名ばかりの茶番、中東和平交渉。
今やイスラエルの走狗と成り果てたアッバス、ファタハと自治政府の犬ども。
吠えることを忘れ餌を貰うために尻尾を振り続ける、戦いを放棄し駄狼のPLOになにも期待するものはない。


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