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http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20101101#1288582919
2010-11-01
[刑事事件]ゼネコン供述めぐり攻防 小沢氏元秘書の公判前手続き
http://www.asahi.com/special/ozawa_sikin/TKY201010300398.html
特捜部は、この4億円に「ゼネコンからの裏献金」が含まれていたとみて捜査を進めた。中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)の元幹部から「小沢氏の地元、岩手県奥州市の胆沢ダム工事の下請けに入るため、04年10月15日に都内で事務担当秘書だった石川議員に5千万円の裏金を渡した」との供述を得た。
しかし、石川議員は裏金の授受を全面否定。授受の真偽ははっきりせず、特捜部は実質的な悪質性を証明できなかった。これが、小沢氏本人と元秘書らの共謀を問うことをあきらめる要因にもなった。
この「ゼネコン供述」が、公判前整理手続きで再び浮上した。検察側は「虚偽記載の動機を解明するために立証が必要」と意欲を見せた。だが、肝心の裏金5千万円の位置づけについては「収支報告書に記載されなかった4億円に含まれるとも、含まれないとも言わない」と主張。検察側が「信用できる内容」と判断しているゼネコン供述を少しでも公判に役立てたいとの狙いがあるとみられている。
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こういった、「背景立証」というものは、立証に万全を期したいという焦りもあって、検察庁がとかくやりたがるものですが、最終的には、そういった事情が、情状としてどこまで重要で、量刑を左右するかにより決められることになるでしょう。
記事に出ているような、曖昧不明確な事情を背景として立証されても、仮に、その限度では立証されたとしても、政治資金収支報告書の記載内容に虚偽があったかどうかという、形式犯の犯情に与える影響は著しく低く、健全な感覚を持った裁判官であれば立証の必要を認めないのではないかと思います。ただ、東京地裁は、検察庁、特捜部におもねり、顔を立てる傾向が強い、その意味では不健全な感覚に引きずられる傾向があるので、予断を許さないものはあるでしょう。
東京地検が、こういつた点にしつこくこだわっているのは、そもそも、この捜査の正当性自体に大きく疑問が呈されていた経緯があり、何が何でも、捜査や起訴の正当性を世間にアピールしたいという意図、焦りがあるものと推測されますが、この程度のレベルでバタバタしているようでは、落ちたものだと思わざるを得ません。
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