http://www.asyura2.com/10/senkyo93/msg/340.html
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2010年8月27日放送のTBSラジオ「ニュース探究ラジオ Dig」における大根仁氏(映像ディレクター)と崎山敏也氏(TBSラジオニュースデスク)の話を一部書き起こしました。音声は下記URLでダウンロードすることができます。『8月27日(金)「その日の主なニュース」をポッドキャスティングで聴く』をクリックしてください。当該個所は13:20あたりからです。
8月27日(金)「その日の主なニュース」
http://www.tbsradio.jp/dig/2010/08/post-325.html
(書き起こしここから)
大根:今日はちょっと崎山さんに聞きたい事というか話したい事が、1個あったんですよ。今朝の朝日新聞の朝刊の記事があまりにもひどすぎた、という話をしたいんですけど。
崎山:今日の朝刊のトップは全て菅小沢全面対決と。菅氏と小沢氏が民主党代表選に立候補して二人が本当に一騎打ちになった、という記事ですよね、当然ながら。
大根:僕、昨日徹夜で仕事をして、朝家に帰ってきて、ポストから朝刊を取って広げて、当然気になるニュースだから1面から読み始めたんですけども、朝日が、もうこれプロパガンダに近いと言ってもいいぐらい、小沢バッシングがひどいんですよね。1面、最初のトップはわりあい普通に客観的というか。
崎山:1面は普通に客観的な記事ですね。
大根:1番大きな記事は客観的な記事ですけど、1面の横にある、編集委員の星さんという人が書いた「小沢氏は表の政治に徹せよ」。
崎山:つまり、裏の政治をやるなということですね。
大根:とかね。天声人語が特にひどくて、ちょっと端折りますけれども、頭の方はなんか「カブトムシと」。
崎山:「それでもやはり、小沢氏は首相に向かないと思う。」ですね。
大根:これ、新聞がこれ言っていいんですか。
崎山:確かに。これは相当、天声人語紙の私見が入ってますよね。
大根:ですよね。この天声人語の閉めは、『菅氏は、「あらゆる意味で反面教師」とする角さんの愛(まな)弟子と首相を争うことになる。「大変いいこと」と語る顔はこわばっていたが、この分かりやすさ、恥じることはない。それこそ、新しい政治に求められているものである。』と。
崎山:ということは、明らかに菅さんを持ちあげてますよね。応援してますね。
大根:3面の社説がさらにひどくて、「小沢氏出馬へ―あいた口がふさがらない」って。新聞の社説のフレーズで、これありなんですかね。
崎山:実際、小沢氏の出馬というのは、小沢氏が望んで出たのか、それとも出ざるを得ない状況になったかというのは、非常に難しい。僕もこれは、どっちかというのは自信を持って言えないですけれども、小沢氏が決して自分が出たくて出たわけではない部分もあると思うんですよ。もう出ざるを得ない、勝負せざるを得ない状況に陥ったから出たという面もあって、出るんだったら正々堂々と一騎打ちしようよ、というところがあると思うので、「あいた口がふさがらない」はちょっと、これも社説紙の私見が入ってますね。
大根:僕は実家がずっと朝日だったんで、なんとなく習慣で40年間ずっと朝日新聞を読んでますけれども、僕は多分新聞って意識して始めて読み始めたのは小学校の2,3年の頃なんですけど1面とか読み始めたのは、これはもう教育上悪いと言ってもいいぐらいひどいと思うんですよね。
崎山:というか、最近ちょっと新聞が若干、小沢氏だけじゃないんですけど、政治の記事に関して、けっこうその時その時の流れにちょっと乗り過ぎている面がありますよね。どっちかをバッシングする時は、ちょっと待ってよ、というのがけっこう新聞の役割だと本来思うんですけれども、乗る方に、小沢バッシングあるいは菅バッシングというのも逆にあるかもしれません。菅バッシングの時には菅バッシングをする。小沢バッシングの時には小沢バッシングをする。菅さんも実際、選挙の直後は消費税発言がいけなかったんだということでずいぶん叩かれましたから、それをちょっと待ってよ、でもこういう面もあるじゃないか、というのが新聞の役割だと思うので、それはわれわれの役割でもありますけれどもね、新聞と別のメディアという意味でね。
大根:そうですよね。権力へのチェック機構であるということはわかっているんですけれども、これはあまりにもひどいなというか、これははっきり言ってもう、新橋の居酒屋のサラリーマントークレベルだと思いますよ。
崎山:そういう政局論理しかできない政治面というのは、ちょっと困りますよね、政治記事というのは。
大根:僕、朝日は好きなんですよ。文化面も好きだし、社会部の仕事も好きなんですけれども、政治部があまりにもこれはひどいんじゃないかなと思って。一応、読売とか毎日とか、産経は目を通していないんですけれども、読売や毎日はここまでではないですよね。若干匂わしてはいますけど。
崎山:若干、小沢さんはどうしたという、どうなんだという、今日はわりと新聞はそれに統一されていますけれどもね。それは小沢さんが後から手を上げたからというのは、しょうがない面もあると思いますけれどもね。
大根:この朝日ひどい。
崎山:その裏の事情はわからないです。
(書き起こしここまで)
当該の天声人語・社説は下記URLで読むことができます。
朝日新聞 天声人語 (2010年8月27日付)
http://www.asahi.com/paper/column20100827.html
朝日新聞 社説 小沢氏出馬へ―あいた口がふさがらない (2010年8月27日付)
http://www.asahi.com/paper/editorial20100827.html#Edit1
[関連]
「あいた口がふさがらない」 「小沢出馬」朝日新聞そこまで言うか 2010/8/27 J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2010/08/27074465.html?p=all
「あいた口がふさがらない」と虚脱呆然とする朝日新聞社説
http://www.asyura2.com/10/senkyo93/msg/284.html
朝日の社説が「あいた口がふさがらない」ほど感情的でひどくて唖然としてたら、各紙も一斉に似たりよったりでワロタw。
http://www.asyura2.com/10/senkyo93/msg/288.html
Twitter / Shoko Egawa: 今日の新聞各紙は小沢叩きがすごい。朝日の社説は「あいた口がふさがらない」のタイトル
https://twitter.com/amneris84/status/22216902810
小沢と菅の闘いはブロガーとメディアとの闘いでもある - カナダde日本語 2010.08.27
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-2227.html
汚れたマスゴミの汚れた人々との闘い: 植草一秀の『知られざる真実』 2010年8月27日
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-1e4e.html
大手メディアの世論調査を疑え: 田中龍作ジャーナル 2010年08月27日
http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/160767947.html
ゲンダイ的考察日記 小沢一郎〜勝てない戦いはしない
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1600.html
朝日新聞の世論操作というの名の捏造 - るいネット
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=151430
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