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写真 暗黒夜考より
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暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜
2010年08月28日
民主党代表選の陰で一番慌てているのは霞ヶ関官僚
いまや最もマトモで頼れる存在となった「日刊ゲンダイ」(ゲンダイネット)にて、今の「政局」(というよりも”霞ヶ関”の事情)を端的かつ的確に指摘している記事が掲載されているので以下に転載する。
(転載開始)
◆【小沢首相になれば事態はどう変わるか】官僚支配を復活させた霞が関も刷新される
2010年8月27日 ゲンダイネット掲載
小沢出馬に慌てているのは、霞が関の官僚たちも一緒だ。
操りやすい菅首相、何でも聞いてくれる仙谷官房長官、ヒヨッコ同然の大臣たちを相手に、せっかく官僚支配を復活させたのに、小沢政権になれば、再び力関係がひっくり返る。
それが分かっているのだ。
小沢といえば、昨年の幹事長時代、宮内庁長官をどやしつけたことがあった。
天皇と中国副主席の会談にからんで、ブツブツ言った羽毛田長官に「一役人が内閣の方針に文句があるなら、辞表を出してから言え」とやった一件だ。
子供時代から一度も怒られた経験のない宮内庁長官は震え上がったと、今でも霞が関の“伝説”になっている。
小沢は事務次官会議廃止、内閣法制局長官の答弁禁止、天下り禁止なども主導してきた。
公約の「政治主導」のためにはどんな偉い官僚にも容赦ない。
だから元厚生事務次官だった宮内庁長官を平然と罵倒できる。
こんな度胸のある政治家はいない。
ある官僚がこぼした。
「霞が関が一番嫌いな政治家は間違いなく小沢。手ごわいし、官僚の手の内を知り尽くしている。人事にも介入してくる。検察とだって闘おうとしている。幹事長時代はあまり内閣のことに口出ししなかったが、首相になったら、ガツーンとやって、『政治主導復活』を印象づけるでしょう。霞が関は戦々恐々ですよ」
菅首相は、元社保庁長官とか元ロシア課長などいわくつきの官僚まで復権させて、霞が関にコビを売っているが、小沢は違う。従わない官僚はバッサリやる。
埋蔵金を隠す一方で、「景気対策をやる財源はない」なんてホザいている財務官僚や無策の日銀幹部のクビが飛ばされる日が来るだろうから、待ち遠しい。
(転載終了)
5月に発足した菅”売国奴”内閣がこれまでにおこなってきた政策は、すべて霞ヶ関(官僚)の描いたシナリオといって間違いないであろう。
そして菅内閣が存続する限り、その”図式”が崩れることはない。
少し前に、糞TBS系のTVドラマにて、「官僚たちの夏」なる”官僚美化”を企図した低俗な世論誘導ドラマが放映されていたが、同ドラマにて描かれていた当時の官僚と現在の官僚とではまったくといっていい程、その性質は異なるものである。
即ち、当時の官僚(あくまでも想定)が真に”日本の国益”を追求していたのに対し、現在の官僚は真に”アメリカ様の国益”を追及し、日本を蔑ろ(ないがしろ)にしているということである。我々は何よりもまず、その事実に気がつかなければならない。
一連の新聞・TV報道をみていると、ついつい永田町(政治家)にばかり目が行ってしまいがちであるが、今回は再び”脱官僚”を志向する小沢前幹事長と霞ヶ関官僚との闘いなのである。
小沢一郎は菅直人など眼中にはなく、その裏側で蠢く(うごめく)、”真のアメリカの傀儡”たる霞ヶ関官僚をみつめていることであろう。
以前のエントリー(http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/578381cf7c4595f1be5f474588e556d2)にてコメントした通り、霞ヶ関官僚は実に100兆円を超える「埋蔵金」(特別会計)をちょろまかしている。
そして、「一般会計」だけを槍玉にあげて財政危機を煽り、「消費税増税」の必要性を唱えると共に、その一方で小沢前幹事長の実行しようとする子供手当て全額支給については、「財源はどうするのか?」といった偏向報道をマスゴミを駆使して喧伝しているのである。
この”埋蔵金”を公(おおやけ)にすれば、今、日本で叫ばれている年金問題等、いくつかの大問題が一瞬にして片付くであろう。
小沢前幹事長は代表選に勝った暁には、この”埋蔵金”にもズバッとメスを入れようとしているのである。
したがって、「小沢一郎が一体何をやってくれるのか?」といったマスゴミの垂れ流す偏向報道に流されてはいけない。
こう言ってはなんだが、今回の民主党代表選は我々国民には投票権などない訳であるから、ただただ”その日”を待てばよいだけのことであり、ここ数日、マスゴミが狂ったように喧伝している偏向報道に耳を傾ける必要などない。
「果報は寝て待て」とはまさにこのことであろう。
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