★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK76 > 475.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
「伊波洋一市長のインタビュー」(日テレNEWS24)
まずこのインタビュービデオを御覧下さい。(既に見たよ!という方も居られると思いますが)
沖縄(就中当地石垣市)の2010年は選挙ラッシュの年です。
2月28日〜石垣市長選
7月〜参議院通常選挙〜衆参通じて国政唯一の自民党現職(島尻あい子・元民主党)が改選、民主党県連会長・喜納昌吉(比例区)も改選
9月〜統一地方選で石垣市議選
11月(12月初め?)〜沖縄県知事選
ここでは知事選について触れておきます。
まず12年に一度の参議院選〜知事選の年であること。
わざわざこのことを強調するのは
実は前回3年前の仲井真VS糸数慶子の構図もでしたが
それ以前西銘順治VS喜屋武真栄の対決の時(こちらは2度)
いずれも保守のエースに
革新は現職参議をぶつけるという組み合わせでした。
そしてこの戦績は保守側の3勝。
敗れた革新参議は
そのあと行われる参議院選に立候補、
保守側の候補(2回は現職)を退け返り咲くという構図ができあがっていました。
そう考えると今回の日程は微妙なものでしょう。
支援企業がポストを用意してくれる保守政治家と異なり
革新政治家が3年間ポスト無しというのは
実際問題二の足を踏むに十分すぎるくらいの動機付けとなります。
そこで伊波市長の出番です。
実は今回の普天間問題再燃の前にある方から知事選の見通しを問われ、
その時に"伊波洋一"の名前を挙げて判断を求められました。
その時には
市政運営に対する必ずしも好意的とは言えない評価、
全県的な知名度
何よりも基地問題を前面にだしての知事選勝利戦略は無理という理由を挙げ否定しました。
ところが情勢が大きく動きました。
流れが完全にできつつあります。
こうなってくると
「完全に沖縄の立場に立って政府を後押し、対米関係を打開しうる」事が切り札となり
中央が民主党=県政与党となるわけで
地方重視の政策と相まって
どなたを相手にしても(現職引退の可能性が強い)
有利な戦い方が可能でしょう。
ちなみに3年前の知事選です。
下馬評、出口調査いずれも互角〜やや糸数有利
の分析でした。
ところが開票結果を見て見ると
思った以上の票差で仲井真知事誕生。
その印象との差について色々の話が生じましたが
1)期日前投票のほとんどが仲井真票(出口調査との差異)〜某宗教団体の組織的関与も噂されておりました。
2)沖縄電力の徹底した企業ぐるみ選挙。
就業時間中の全職員による選挙運動〜ちなみに知事選出馬表明時点での仲井真の肩書きは「沖縄電力取締役会長」でした。
3)徳州会をめぐる自民党〜徳田の裏取引
沖縄県内では各地に徳州会病院が存在し
基盤が弱体な県立病院の補完的役割を担っています。
自由連合はほとんどの選挙で革新側の一角を占め
この知事選挙に於いても糸数推薦を決めていたのですが
告示直後の徳田の寝返りが大きな票の動きにつながった。
(徳州会病院は勿論不在者投票の指定病院になっています)
これらの要因を全て考え合わせ、
来年の知事選における革新側の最有力候補が伊波洋一宜野湾市長であることを明言しておきます。