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大資本1%が、国民・99%勢力を支配するための五つの詐術が使われてきた !
自公政治家・NHK等が隠蔽・誤魔化す、自民党・自公体制の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/04/16より抜粋・転載)
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1)〜12)は前2回投稿済みです。以下はその続きです。
13)巨大資本は、政治を支配するため、教育、
洗脳、弾圧、堕落、買収を利用してきた !
それは、教育、洗脳、弾圧、堕落、買収である。日本の教育の基本は「覚えろ、従え」である。
上から押さえつける教育。上の命令に従順に従い、上の命令をすべて受け入れる者が優等生である。
自分で考え、自分の意見を持ち、自分の意見を述べる者は「問題児」として取り扱われる。
教育の本当の目的は、「自分で考える力を持たせること」、「自分の意見を主張することができるようにすること」であるべきだ。しかし、日本では、これが教育の現場で忌み嫌われている。
14)自民党・自公政権下、国家が支配できる人間
を生み出すことが、教育に与えられた使命だった !
国家が支配できる人間を生み出すことが教育に与えられた使命になっている。
「洗脳」とは情報空間を支配して、国民の頭の中に「官製情報」を植え込むことである。
重要なことはマスメディアを支配すること。
多くの市民はマスメディアの情報操作に絡めとられてしまっている。
マスメディアを支配して、国民の思考、判断、哲学を支配してしまうことが実行されている。
第三の手法は「弾圧」である。
日本政治の基本構造を刷新するリスクのある人物に対しては、激しい「人物破壊工作」が展開される。
小沢一郎氏、鳩山友紀夫氏がその標的にされた。
15)小沢一郎氏、鳩山友紀夫氏等、自民党政治を
改革する人物に、、激しい「人物破壊工作」が展開された !
私もまったく同じ文脈上で危険人物と判定されて、卑劣な人物破壊工作の標的にされたのだと思われる。共謀罪が創設され、特定秘密保護法が制定され、警察・検察の捜査手法・権限がさらに拡大され、人物破壊工作発動の余地がさらに拡張されている。
第四は「堕落」である。国民の関心を政治に向かわせないためのさまざまな手法が採られている。
スポーツ、セックス、スクリーンという「3S」政策はいまなお、国民の関心を政治から逸らすための方策として活用されている。そして、第五は、買収である。
16)日本が、五流国になった原因は、「いまだけ、
カネだけ、自分だけ」の人物が激増したことにある !
日本がこのような五流国に転落した最大の原因は、「いまだけ、カネだけ、自分だけ」の人物が激増したことにある。
鈴木宣弘教授は、これを「三だけ主義」と命名しているが、まさに「三だけ主義」の蔓延で、日本が転落しているのである。
政治権力に対して、ひるむことなく正論をぶつける国士が激減する一方で、政 治権力にすり寄り、おこぼれ頂戴を狙うコバンザメ族が激増してしまってい
る。政治権力の側は、こうしたさもしい人々を応援団に仕立て上げている。
17)自民党・自公政権下、「権力犯罪の放置国家」
という悲惨な現状が、生み出されている !
警察・検察・裁判所は腐敗し切っており、権力側の犯罪は、すべて無罪放免にする「権力犯罪の放置国家」という悲惨な現状が生み出されている。
北朝鮮と大差がないと言って言い過ぎではないと考えられる。
この五つの手法を用いて、1%の勢力が、選挙で99%勢力を、凌駕してしまう状況が続いている。
これらの現実をはっきりと、分かり易く、主権者国民に伝えることが、大事である。
18)国民が賢明になって、国民99%のための
政治を実行する、政権を樹立するべきだ !
そして、選挙を通じて、国民の99%が、99%のための政権を樹立する。
これを目指さなければならない。
容易ではないが、必ず実現できる現実的な目標である。
夢と希望を持ち、必ずこの政治刷新を実現しなければならない。
(参考資料)
T 政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆の大罪と自民党・自公体制の真相 !
「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)
1)既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行 !
民主党の海江田万里氏が総選挙で落選し、民主党代表を辞任した。
民主党は、年明けに新しい代表を選出する。しかし、この党に対する主権者の期待は冷め切っている。2009年に政権交代を実現し、日本政治が変革するとの期待が日本中に広がった。
このとき、最大の警戒をもって状況を見つめたのが、日本の既得権益である。
日本の既得権益とは、米国・官僚・大資本のトライアングルだ。
別名は、ハゲタカ・シロアリ・ハイエナである。
攻撃の対象とされたのは、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった。
小沢一郎氏に対しては、西松事件、陸山会事件という、戦後最悪の「政治謀略事件」が捏造された。鳩山由紀夫氏に対しては、個人献金をめぐるスキャンダルが掘り起こされ、徹底的な「人物破壊工作」を展開された。
2)「隠れ既得権益派」が普天間問題で、鳩山首相に違背 !
そして、もうひとつ見落とせないことは、政権交代の最大の功労者である、小沢氏と鳩山氏が人為的に分断されたことだ。
鳩山政権は、沖縄の普天間移設問題で、トラップ(ワナ)にかけられた。
鳩山首相が、普天間問題で追い落とされる原因を創作したのは、民主党内の「隠れ既得権益派勢力」だった。
具体的には、沖縄基地問題を担当した、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北澤俊美防衛相の三名が、鳩山首相に対して忠誠を誓わず、横田政府=米国の僕(しもべ)として動いたのである。
このために、鳩山首相が追求した、普天間基地の県外・国外移設方針が座礁した。
3)悪徳民主党議員が「政治謀略事件」渦中の小沢氏を攻撃 !
そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって、「人物破壊」されたことだ。
2009年3月3日に勃発した、西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。
民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。
その悪徳民主党議員が、岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳などのメンバーである。
4)公約破棄の消費税増税提示で民主党への信頼失墜 !
そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破棄の消費税増税方針提示だった。
この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。
その戦犯が、渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の悪徳10人衆である。
民主党は、「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。
そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」ことを公約に掲げて2009年総選挙に臨んだ。
5)シロアリを退治なき、消費税増税提示で信頼失墜 !
その民主党が、シロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。
だから、民主党は、主権者から見放された。
民主党を破壊した戦犯が、民主党代表選に出馬するのだという。要するに、権力亡者なのだ。
権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。
6)菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進 !
日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。
民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。
民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。
直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。
その主犯は、菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。
菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。
7)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ !
二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。
この変節が日本政治を破壊したのである。
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