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加計学園疑惑関連記事情報(第32回)
(tamutamu2015.web.fc2.com/kakegakuen2.htm -より抜粋・転載)
☆「四国で新設することになった」「加計に決めました」
◆政府説明に、国民、77%が納得できない !
◆「国家の破滅近づく」;福田元首相、安倍政権を批判
◆今治市課長の官邸訪問、愛媛県職員3人も同席 !2015年4月
◆安倍首相と加計理事長の食事・ゴルフ、少なくとも16回 !
☆加計学園の強気の源は、やっぱり「総理のご意向」なのだろう。
■スクープ ! 加計疑惑、官邸で今治市と密会した“真犯人”は安倍首相の懐刀 !
☆「加計学園ありき」浮き彫り ! 山本創生相の答弁でみる !
◆加計学園疑惑 ! 獣医学部認定前から準備着々 !
◆今治市、一転非開示 官邸訪問記録や開学スケジュール、◆「かえって不信感招く」
◆2018年度開設が断念理由 ☆獣医学部問題 ! 京都産業大学が明かす
◆京都産業大学は、政府が示した条件に合わず、応募しなかった !
■公明党が支援する、安倍首相は、戦後最悪の宰相 !
◆加計学園問題 あす前川前次官招致 !「行政ゆがめられた」「官邸圧力」焦点
■文書に「総理の意向」■萩生田官房副長官、■土壇場の条件追加 !
◆正式決定前から、政府内で「加計ありき」の手続きが、進んでいたのか ?
◆萩生田副長官、兼職届怠る…「加計」系客員教授
◆加計学園人脈が政権の中枢を覆う !◆安倍首相周辺にも“加計人脈”
◆「教育再生実行会議」の委員は、安倍首相の決裁 !
◆「総理のご意向」発言?の藤原審議官、経産省へ帰任
◆国税庁長官に、隠蔽工作の佐川理財局長を抜擢、民進党、「反省してない」
◆“安倍首相ノート”で、導き出した人事と監視
◆安倍官邸は、内閣人事局による、人事権掌握で、官僚を支配、
公権力による監視体制を強化している ! 独裁強化 !
◆加計学園、下村博文元文科相のパーティー券購入か ?
◆下村博文元文科相、加計学園から2百万円違法献金の疑い !
◆自民党・下村博文元文科相、に「加計学園献金」報道 !
◆獣医学部拡大は「疑惑晴らすため」 小池共産党書記局長が批判 !
◆加計学園;「安倍首相は説明責任を」前川氏、政府の対応批判
◆前川前事務次官会見: 権力私物化に危機感 !
◆読売新聞の「出会い系バー」報道は、官邸関与 !
前川喜平・前事務次官が、記者会見で主張 !
◆また新文書、流出止まらない萩生田氏の“加計ありき”発言録 !
◆「丁寧な説明努力」、安倍首相、言行不一致 !
☆加計開学「総理が期限」 文科省が確認 !
◆加計学園問題の“主犯”は、萩生田副長官 !文科省に新たな文書
◆加計問題、萩生田氏発言巡る新文書 文科相公表
◆加計理事長:「安倍君呼ぼう」 大学式典、同席者は驚いた
◆加計ありきの“首謀者”萩生田氏捜査に検察は乗り出すのか ?
◆認めない・調べない・謝らない ! 安倍首相の強引答弁で国会閉会へ
◆次々バレる、安倍さまのための嘘、姑息な幕引きは、大失敗 !
■獣医学部学部長候補の説明は ?
◆菅官房長官、鉄壁の危機管理、なぜ破綻 ?個人攻撃も奏功せず
■加計学園ありき ! ■答え合わせ
◆安倍首相:「批判、真摯に受け止めたい」 加計問題
以上は前31回投稿済みです。以下はその続きです。
◆【民進・福山哲郎氏の質問。
官房長官の「怪文書」発言めぐりやりとり】
――午後1時41分、野党の福山哲郎氏(民進党)が質問に立った。福山氏はまず、前川喜平・前文部科学事務次官の参考人招致を自民党が拒否したことに抗議の意思を表明。改めて求めたものの、安倍首相は、従来の答弁を繰り返した。
福山哲郎議員: 前川前事務次官の参考人招致を委員会に求めたが、またもや自民党が拒否した。本人も出席の意向があると言われ、呼ばない理由はないのに、自民党は、参考人招致を拒否した。強く抗議したい。
総理が身の潔白を証明するために前川さんを国会に呼んで、参考人また証人喚問するということについて前向きの答えは?
安倍首相: まさにこれは委員会の方でお決めになることなので、行政府の長として今までも指示することはなかった。これは国会でお決めいただきたい。
――午後1時53分、菅義偉官房長官が一連の文書を「怪文書」と否定してきたことに話題が及ぶ。菅氏は、発言の撤回を求める福山氏に対し、ぶぜんとした表情で答弁。ただ、最後まで「撤回」という言葉は避けた。
福山氏: 官房長官を尊敬しているが、さすがに今回の言いぶりは言い過ぎだ。長官もあの文書は存在すると認めるか。
菅官房長官: 報道された時点では、出所や入手経路が不明で信憑性もよく分からなかった。大臣、副大臣、政務官も承知していない文書だった。私個人、私の補佐官に触れている部分もあったがまったく事実と違った。
私には不可解な文書であり、「怪文書のような」という話をさせてもらった。現在は、調査で複数の文書の出所が明らかになっている。文科省で確認されたと思っている。
福山氏: 官房長官に弁解してほしくない。文書は存在すると認めるか。
――「言い訳はやめたら」などとヤジが飛ぶ。
菅官房長官: 現在、文科省のなかで存在を確認されているので、出所は明らかになっていると思う。
――騒然とする場内。野党側から「撤回しろよ、撤回」という声が上がる。ヤジを背に、福山氏の追及にも勢いが増す。
福山氏: 「怪文書」は撤回されるんですね。
菅氏: 「怪文書のようなもの」と記者会見で発言したのは、5月17日の会見で私は申し上げた。ですから、現在の認識ではありません。
【「官邸の最高レベル」文書めぐり福山氏と山本地方創生相が応酬】
――さらに福山氏は、内閣府に文書が残っていないか、山本地方創生相に追及の矢を向けた。
福山氏: 9月26日に文科省と内閣府のやりとりについて、内閣府内で文書(※「官邸の最高レベルが言っている」と記載された文書)が残っていたか、お答え下さい。
山本大臣: ヒアリング対象者すべてがこの文書を見たことがないと回答し、内閣府での文書の存在は確認されなかった。
ヒアリング対象者には、内閣府側の実際の出席者が文書のと食い違っているなど、文書の正確性に対する疑問も出た。
また、この時期は関係省庁とさまざまな調整を行っていたことから、具体的な日時は不明だが、このような会合に出席していた時期であったことは事実、との回答があった。
――山本氏はさらに「官邸の最高レベルが言っている」と記載された文科省文書についての内閣府でのヒアリングに言及。「官邸の最高レベル」という表現は「変わった言い方」だとの認識を示した。
山本大臣: 一方、「官邸の最高レベルが言っている」等の発言は、ヒアリング対象者のすべてが「発言していない、聞いた記憶がない」と回答。
「官邸の最高レベル」という変わった言い方が実際使われたならば、強く印象に残っているはずだが、自分の記憶に残っていないことからも、発言はなかったと思うとの回答も聞かれた。
――ヤジがひどくなり、委員長が「ご静粛に」と注意する中、山本氏は答弁を続けた。
山本氏: 安倍総理が常々、国家戦略特区諮問会議で、政策全般について「スピード感をもって実現すべき」との旨の発言をされていることから、関係省庁の議論を行う際に、こうした総理の発言に言及したことはあったという回答があった。
福山氏: 大臣、文書がないんでしょ。内閣府は他省庁とのやりとりは文書に残さないのか。全部記憶で確認するのか。本当に残していないのですね。確認していないのか、残していないのか、これは重要ですよ。確認していないのか、残していないのか、はっきりして欲しい。
山本氏: この文書はありません。この打ち合わせの記録等として、内閣府側で作成した文書は確認されていない。
記録の作成についてヒアリング対象者からは、関係省庁や関係自治体等との打ち合わせが極めて多忙であること、関係者間ではメールではなく、電話で頻繁にやりとりしていることもその要因ではないか、という意見が聞かれた。
福山氏: ごまかさないでください。この文書ではない。
この文書は文科省が作った文書なので、内閣府は当然、文科省とのやりとりを文書として残しているはずだ。
その文書を本当にないのか、その確認をしていないのか、それが残っていないのか、それは大きな違いだ。どちらか。二者択一だ。一言で答えて下さい。
山本氏: 今回調査したところ、そうした文書は残していない。
福山氏: 内閣府は残していない。残しているところと残していないところでは、証拠能力としては絶対こっち(※文科省作成の文書)のほうが高い。誰がどう見ても。
【「総理の意向」などと発言したと
される内閣府審議官が登場】
――午後2時12分、「総理の意向」「官邸の最高レベルが言っている」などと発言したとされる藤原豊・内閣府審議官に質問が向けられた。
福山氏: 審議官なのに、内閣府が文書を残さないことを認めたのか。
藤原氏: この時期の記録というのは、私ども、当時の出席者、あるいは議論に参加している者に私なりに確認したが、記録などはない。
――再び騒然とする場内。福山氏は「森友学園の財務省(答弁)にそっくりになってきた。都合の悪いことはなくす、捨てる」と批判を強める。
福山氏: 「官邸の最高レベル」という発言をした記憶はあるか。
藤原氏: かねてより答弁しているように、文書やメールの有無にかかわらず、文科省の管理職との面談において、獣医学部新設という個別項目について、「官邸の最高レベルが言っている」、「総理の意向と聞いている」と伝えたとの認識はない。総理からもそうした指示は一切ない。
福山氏: 文科省の職員がうそを書いているとは到底思えない。
【内閣府審議官「私が手書きで文案修正」】
――福山氏は続いて、首相側近の萩生田光一官房副長官が内閣府に対し、獣医学部新設の事業者選定の要件について、実質的に加計学園だけが応募できるようにする変更を指示したとされるメールについても追及。
福山氏: (要件の)文案に「広域的」と手を加えてくれと萩生田副長官からの指示として、文科省にお願いしたことはあるか。
藤原氏: 文科省に原案を提示したのが昨年10月28日。31日に文科省から意見の提出があった。11月1日にはワーキンググループと文科省との折衝を行った。
その際、山本大臣が文科省意見で指摘された日本獣医師会等の理解を得やすくする観点から、対象地域をより限定するご判断をされた。
「広域的に限る」と追記するよう指示を受け、私が手書きで文案に修正を加えた。こうした一連の情報は直属の部下にしか伝えていない。
本件メールの作成者、送信者は直接の部下ではなく、一切伝えていない。
福山氏: なんで急にそんなに詳しくなるのか。萩生田副長官からの指示と書かれているが、指示を出したのか。
萩生田氏: 昨年11月のとりまとめ文案に私が修正の指示をしたことはまったくない。昨日文科省が公表したメールにはたいへん戸惑いを感じている。
――ヤジが飛び交い、山本一太委員長が「静粛に願います」と叫ぶ。
福山氏: ということは、間違っているということなのか。
萩生田氏: 私は修正の指示をしたことはない。
福山氏: 藤原審議官、あなたが言ったことになっている。内閣府のあなたの部下が、あなたの足を引っ張るような虚偽の報告をしたのか。
藤原氏: 事実関係から申し上げると、作成者は直下の部下ではない。萩生田副長官からの指示と申し上げたことはない。
――その後、松野博一文部科学相の答弁をはさみ、福山氏がさらに藤原氏を追及しようとすると、山本氏が答弁に立った。
山本氏: 内閣府から文科省に出たメールは、作った人は直接の担当者でもない。
文科省から出向してきた人で、それがまあ不適切なことでありますが、陰で隠れて本省の方にご注進した、というようなメールだ。
――「えー」という声が上がり、騒然とする場内。福山氏が「安倍政権は何か問題があると必ず役人のせいにして責任を押しつける。森友のときの財務省も気の毒だったが、文科省も気の毒、内閣府も気の毒だ」。
「国民は見ているぞ」というヤジ。藤原氏は口を一文字に閉じ、うつむき加減だった。
―この続きは次回投稿します―
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