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米国は、自国の利益のため、朝鮮を南北2 国に分断し、
韓国を隷属させてきた !
自民党・慰安婦の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/01/20より抜粋・転載)
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1) 米国・安倍政権の韓国・北朝鮮への態度には、3つの矛盾がある !
不幸の原因は、矛盾にあるという。三つの矛盾を示しておこう。
☆第一の矛盾は、五輪を「平和の祭典」としながら、この五輪を政争の具にしようとする事は矛盾である。隣国の韓国で冬季五輪が開催される。この五輪を契機に南北の融和が進展することは望ましいことである。
日本も東京五輪開催を控えている。東京五輪を「平和の祭典」として成功させたいと考えるなら、韓国の冬季五輪に最大の協力をすることは友好国として当然の行動だろう。
その五輪開会式出席を政治的な理由で拒絶する姿勢に根本的な矛盾がある。
2)米国・日本は、核兵器を「抑止力」と位置付けておきながら、
北朝鮮が主張する「抑止力」を否定する !
☆第二の矛盾は、核兵器を「抑止力」と位置付けておきながら、北朝鮮が主張する「抑止力」を無視することである。そもそも、核兵器は、廃絶するべきものである。
日本は核兵器禁止条約を批准するべきであるが、日本政府は核兵器禁止条約に背を向けている。
核兵器は「抑止力」で、この「抑止力」が機能することにより平和を維持できる。
これが核兵器を正当化する「抑止力」の論理である。
北朝鮮が核装備に突き進んでいる理由は、米国を侵略するためではなく、米国からの軍事侵攻に対する「抑止力」を確保するためと考えられる。
この意味では、同じ「抑止力」であり、米国の核保有は正当で、北朝鮮の核保有は正当でない、という主張は、「差別」構造そのものである。
3)南北の対話、融和に対して、米国が、
北朝鮮への軍事オプション行使・煽動をする !
☆第三の矛盾は、南北の対話、融和に対して、米国が、北朝鮮への軍事オプション行使という「煽り」(あおり)を行っていることだ。
大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の会談で、平昌五輪への合同参加が合意されたときに、米国は、カナダのバンクーバーで、北朝鮮への「圧力強化」を確認するための、「20ヵ国外相会合」を、バンクーバーで開催した。
対話と融和の進展を期待し、見守るべきところ、米国は、日本を隷属させて、北朝鮮に対する挑発を繰り返している。
4)米国は、南北の対話、融和を破壊する言動
を半世紀以上永続している !
北朝鮮と米国の挑発合戦が、偶発的に戦乱につながることを、何よりも警戒する必要があるが、冷静な対応ではない、挑発的な行動が展開されることは、望ましいことではない。
北朝鮮と韓国は、同じ民族が分断されるという、悲劇の主人公である。
「アリの一言」ブログ氏が、朝鮮が、南北に分断された背景について、奈良女子大名誉教授中塚明氏と、オーストラリア国立大教授ガバン・マコーマック氏の指摘を、紹介されている。
以下に転載する。
「一九四五年八月十五日、日本が敗北すると、すぐさま朝鮮建国準備委員会(委員長・呂運亨)が結成され、八月末まで朝鮮全国各地に、一四五もの人民委員会がつくられる勢いでした。
5)米国は、自国の利益のため、朝鮮を南北2 国に分断し、
韓国を隷属させてきた !
九月六日には、朝鮮人民共和国の樹立が、宣言されました。首席に、アメリカで活動していた李承晩、副首相に呂運亨という布陣で、幅ひろい組織を、めざしました。
しかし、アメリカは、南朝鮮に軍政を施行し、朝鮮人民共和国を認めず、きびしく弾圧しました。
…朝鮮人自身による、独立政府樹立の運動がつづく中…アメリカは、一九四七年、創設まもない国連に、朝鮮問題を持ち込み、国連監視下の南北朝鮮の総選挙を可決、翌年には、南朝鮮だけの単独選挙実施方針を示しました」(中塚明奈良女子大名誉教授『日本と韓国・朝鮮の歴史』高文研)「そもそも朝鮮の分断は、アメリカの一方的決定に、よるものであった。
…終戦直後の一九四五年九月、朝鮮に上陸し、朝鮮南部に軍事的支配を樹立した、アメリカは、すでにその行政区域内に育っていた、朝鮮人自身の萌芽的共和国(呂運亨主導下の朝鮮人民共和国)とその草の根の組織である、人民委員会の承認を拒否した。…
6)韓国への米国支配が始まってから、莫大な富と権力が、
米国人の手に渡った !
日本の植民地体制と植民地統治が崩壊し、代わりに、アメリカ支配が始まってから、莫大な富と権力が、アメリカ人の手に渡った」(ガバン・マコーマック・オーストラリア国立大教授『侵略の舞台裏 朝鮮戦争の真実』影書房)米国が、朝鮮を南北に分断し、韓国を支配下に置いてきた。米国にとって、日本と韓国は、軍事戦略上、極めて重要な位置を占めている。
米国の利益のため、米国の都合のために、朝鮮半島の南側が、米国に支配され続けてきたのである。
韓国の文在寅大統領の両親は、北朝鮮の出身者であるとされる。
7)文在寅大統領の両親は、北朝鮮の出身者であり、
南北朝鮮の統一を目指している !
文在寅大統領は、南北朝鮮の統一を目指しているのだと、考えられる。
米国の軍産複合体は、軍事支出を維持するための、大義名分を必要としている。
東アジア情勢に、緊張が生み出されている最大の背景は、米国の軍産複合体の「産業事情」にあると考えられる。東アジアに、平和と安定が生み出されて困るのは、この「軍産複合体」なのである。
日本は、米国の軍産複合体の手先になるのではなく、東アジアの平和と安定の実現を目指すべきだ。
8)野党共闘が拡大すれば、米国・巨大資本の家来・安倍政権は、
いずれ退場を迫られることになる !
矛盾だらけの安倍政権はいずれ退場を迫られることになると考えられる。
核を正当化する論理が「抑止力」である。核を保有することにより、報復攻撃を恐れて軍事侵略が抑止される。
日本が核兵器禁止条約に参加しない理由は、日本が核の傘に守られており、「抑止力」を有する核兵器の意義を否定できないからだという。核兵器は、戦争を抑止する機能を有しており、この「抑止力」によって、日本の安全保障が確保されているから、核兵器そのものを否定できないのだという。―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
T 米国から上級奴隷・自民党へ密かに長年、資金提供され、
米国の支援をバックに対米隷属・国民洗脳
自民党一党支配体制が構築されてきた !
(T) 右翼・米国の支援で、対米隷属・保守政党の結成 !
冷戦の始まりとともに、対日占領政策の変更・「逆コース」により、アメリカは、日本の戦時体制を維持し、戦時中のエリート(戦犯たち)に、権力を握らせようと決めていた。
そのため、対米隷属を約束させられた、戦争犯罪人を監獄から出してやった。
1948年12月24日、釈放された、A級戦犯容疑者は、岸信介、児玉誉士夫、笹川良一、正力松太郎など70名以上存在し、戦後の政界・経済界・政界の黒幕など多方面の有力者になった。
講和後の1958年4月、禁固刑のA級戦犯(賀屋興宣、白鳥敏夫、重光葵、橋本欣五郎などは後に衆議院議員となる)は、全員赦免になった。1945年11月、保守政党の結成、再編が行われた。
日本自由党(自民党の前身)の資金は、戦時中に右翼の児玉誉士夫が海軍の「児玉機関」の長として中国で物資調達にあたった時の資産(侵略戦争で強奪した、財産を横領した、裏金・時価4千億円)の一部をもらった。
(2)米国の資金提供等で長期政権を実現 !
岸信介は日本に台頭する保守派の指導者になった。国会議員に選出されて4年も経たないうちに、国会内での最大勢力を支配するようになる。そしていったん権力を握ると、半世紀近く続く政権党を築いていった。
このようにして、アメリカの政策に従順な日本政府の体質は、敗戦直後から着実に形成されていた。
そして、CIAが1950~70年代に日本の保守政権の安定化を図り、自民党や「左派穏健勢力」に繰り返し資金提供していた(違法資金)ことが、米国務省の機密文書公開で明らかにされている。
U 美輪明宏氏の話:日本人慰安婦の話と、 美輪明宏氏の主張 !
元日本軍慰安婦に関する正確な知識 !
(kajipon.sakura.ne.jp:2015.1.14より抜粋・転載)
【日本人慰安婦の話〜橋下“維新の会”は聞け !美輪明宏】
(2013年6月のライブドアニュースより)
今日はですね、橋下さんが発言しちゃって問題になっております、従軍慰安婦問題。
あれは若い方はトンチンカンで、何の話だか全然お分かりにならないんじゃないかと思いますね。10代後半20代30代の方なども。従軍慰安婦というのは、もう60年以上前の、つまり半世紀以上前の第2次大戦の戦争中のお話でしょう。
◆韓国と中国の従軍慰安婦だけでなく、日本人の
従軍慰安婦の人たちもいた !
これでいろんなメディアが昔を語るという、終戦記念日に近くなると、よく昔の焼け跡だとか兵隊さんの話とか色々なものを聞いて、爆撃でやられた話とか、そういった人たちを取材した話ができますでしょう。でも従軍慰安婦の人たちというのは、直の話を聞けないんですよね。そして、聞けるのは、大体、韓国と中国の従軍慰安婦の人ばかりが取り上げられますけれども、日本人の従軍慰安婦の人たちもいたんですよ。いっぱいいたんです。
でもそういった人たちは何故取り上げないのかといったら、その人たちが、もう酷い目に遭ったんですね。
まず、私が何故そんなことを知っているかと言いますと、終戦後にその人たちが満州、つまり今の中国から引き揚げてきたんですね。引き揚げてきて、私、長崎でございましょう、長崎には、丸山遊郭という有名な、女郎さん遊女たちがいて売春する、そういう街があったんですね。坂本龍馬なども遊んでいたような有名な所ですね、日本の3大遊郭という。
これが、戦争中に遊興の場所というのは、カフェやバーも遊郭もみんな閉店させられて、全部が商売営業停止になったんですよ。そしてその人たちは、行き場が無くなったんですね。
その人たちは、どういう人たちが遊女になっているかというと、主に、人身売買が当たり前になっていた時代でしたから。
◆貧しい農家の娘さんとか、貧しい家の子供たちが、
家族の生活維持のために、身を売っていた !
貧しい農家の娘さんとか、貧しい家の子供たちが、自分が売られていけば、お父さんもお母さんも弟たちも飢え死にしないで済むからといって、女衒(ぜげん)と言われる、人買いの人に話をしてもらって、遊郭に身を売られて、身を売っていったんですね。一家の犠牲になっている貧しいお嬢さんたちが多かったんです。
閉鎖されて行き場が無くなった時に、軍の出先機関で大政翼賛会(たいせいよくさんかい)という組織があったんです。
そこの人に声をかけられて、満州に良い仕事があるぞ。カフェとか遊郭があるから、そっちへ行って稼げばいいということで、そして喜んでそちらへ行ってみたらなんと、話が違って従軍慰安婦だったというんですね。
◆従軍慰安婦は、表には兵隊たちが木札をもってズラリと並んで、それを一人ひとり相手をしていた !
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