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2017年のノーベル平和賞受賞のICANの事務局長が創価学会総本部を訪問 !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 1 月 20 日 20:43:39: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


2017年のノーベル平和賞受賞のICANの事務局長が創価学会総本部を訪問 !

池田SGI会長・「SGIの日」記念提言・戸田第二代会長の原水爆禁止宣言とは ? 

(www.seikyoonline.jp:2018年1月18日より抜粋・転載)

◆原田会長、池田主任副会長らが歓迎 !

フィン事務局長と川崎国際運営委員を青年部の代表が歓迎。
同事務局長は、芳名録に「SGIとの緊密なパートナーシップと友情を持てたことを大変、光栄に思います。平和と核軍縮のために、これからも共に働き続けていきましょう」と(本部別館で)

フィン事務局長と川崎国際運営委員を青年部の代表が歓迎。同事務局長は、芳名録に「SGIとの緊密なパートナーシップと友情を持てたことを大変、光栄に思います。
平和と核軍縮のために、これからも共に働き続けていきましょう」と(本部別館で)

 2017年のノーベル平和賞を受賞した国際NGO「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」のベアトリス・フィン事務局長、川崎哲国際運営委員が17日午後、東京・信濃町の総本部を訪問。
原田会長、池田主任副会長、笠貫SGI(創価学会インタナショナル)女性部長、寺崎同平和運動総局長らが歓迎し、「核兵器のない世界」の実現に向けて、一段と協力を深めていくことを約し合った。

 12日に来日し、長崎、広島、東京と精力的に諸行事に参加してきたフィン事務局長。実質的な滞在最終日の総本部訪問となった。

◆池田大作先生の伝言が紹介 !

 冒頭、池田主任副会長から、総本部訪問への感謝とノーベル平和賞受賞を祝福する池田大作先生の伝言が紹介された。

 語らいでは、原田会長が、昨年7月に国連で採択された「核兵器禁止条約」の実現におけるICANの貢献を称賛。
また2007年以来の国際パートナーであるSGIにとっても、ICANのノーベル平和賞受賞は大きな喜びであると語った。

◆核兵器の非人道性に対する認識の国際的な普及に、

   SGIが大きな力になってきた !

 フィン事務局長は、「祝意の言葉をいただき、ありがとうございます。ですが、皆さんもICANですから、私からも“おめでとうございます”と申し上げたいと思います」と笑顔で応じつつ、核兵器の非人道性に対する認識の国際的な普及や宗教コミュニティーとしての取り組みの中で、SGI(創価 学会インタナショナル)が、大きな力になってきたと言及した。
「友情に根差したICANとSGIの緊密な連携が、禁止条約の実現、またノーベル平和賞の受賞につながったと思います」と述べた。

 また、核兵器禁止条約の採択を経て、核兵器を取り巻く状況は、新しい段階に入ったとし、条約を早期に発効させること、条約に入らない国に対する働きかけが課題であると指摘。

 禁止条約の発効には世界各地の市民の声が重要であり、“核兵器に対する価値観”に大きな影響を与える宗教組織は、特に条約に参加しようとしない国に対しては大きな役割を担っている。
ゆえに、世界にネットワークを持つFBO(信仰を基盤とした団体)であるSGIには一段と大きな役割が期待されている――と述べ、「皆さんとの友情と協力を一段と深めていきたい」と力を込めた。

 会見後の懇談では、フィン事務局長が二人の子どもを持つ母親であることも話題に。
笠貫SGI女性部長が労をねぎらうと、フィン事務局長は「被爆者の方々の幼い頃の悲惨な体験を聞くにつけ、自分の子どもたちを、そのような状況下に絶対に置いてはならないとの思いを強くしてきました」と語った。

(参考資料)

T 池田SGI会長・「SGIの日」記念提言 池田SGI会長・2013年 1月26日発表

   ―2030年へ平和と共生の大潮流― (抜粋)

続いて、20130年に向け、平和と共生の地球社会の建設を進めるにあたり、「生命の尊厳」の視座に基づいて、特に明確な軌道を確立する必要があると思われる「核兵器の禁止と廃絶」と「人権文化の建設」の二つの課題について具体策を論じておきたい。

1957年9月、「原水爆禁止宣言」を発表し、核兵器保有にひそむ「生命の尊厳」への重大な冒涜を許さず、その徹底的な打破を訴えたのは創価学会第二代戸田会長でした。

第一の課題は、「核兵器の禁止と廃絶」です。

広島と長崎への原爆投下で、言葉で言い尽くせない非人道性が明らかになったにもかかわらず、今なお核兵器の保有を是認し続けようとする思想の根底にあるものは何か。

それは、「総力戦」の行き着く果ての心的態度 ―― 敵側に属する以上、誰であろうと関係性そのものに変わり得る余地はなく、つながりごと絶つしかない――という、「生命の尊厳」の究極的な否定ではないでしようか。

いわば、仏法で説く「元品の無明」から生じる、人々の生命を根本的に軽視し、破壊しようとする衝動が底流に渦巻いている。

有志国とNGО(非政府組織)を中心とした「核兵器禁止条約のための行動グループ」をつくり、非人道性の観点から核兵器を禁止する条約づくりのプロセスを開始することを、強く呼びかけたい。

将来の世代を含め、全ての人々が尊厳ある生を送ることができる「持続可能な地球社会」を創出するために、3つの提案を行いたい。

一つ目は、「持続可能な開発目標」の主要テーマの1つに「軍縮」を当て、2030年までに達成すべき目標として、「世界全体の軍事費の半減」と「核兵器の廃絶と、非人道性などに基づき、国際法で禁じられた兵器の全廃」の項目を盛り込むことです。

二つ目は、核兵器禁止条約の交渉プロセスをスタートさせ、2015年を目標に条約案のとりまとめを進めることです。

三つ目は、2015年にG8サミットを開催する際に国連や他の核保有国、非核兵器地帯の代表などが、一堂に会する「『核兵器のない世界』のための拡大首脳会合」を行うことです。

続く第二の課題は、「人権文化の建設」です。

私は、「人権文化の建設」の観点から、2030年までの目標として具体的に二つの項目を盛り込むことを提案したい。

一つ目は、極度の貧困に苦しむ人々が尊厳ある生を取り戻すための「社会的保護の床」を全ての国で整備することです。

二つ目の項目は、全ての国で人権教育と人権研修を普及させることです。

私は、「人権教育と研修のための地域拠点」制度を国連の枠組みとして設けることを提案したい。

U 創価学会・戸田第二代会長の原水爆禁止宣言 !

○昭和32年、原水爆禁止宣言を発表する、戸田第二代会長 !

◆生存の権利への脅威は“魔もの”

9月8日は「原水爆禁止宣言の日」です。1957(昭和32)年のこの日、横浜・三ツ沢の競技場に5万人の青年が集って開催された「東日本体育大会」の席上、戸田第二代会長は、歴史的な「原水爆禁止宣言」を発表しました。

戸田会長はまず「諸君らに今後、遺訓すべき第一のものを、本日は発表いたします」と述べ「今、世に騒がれている核実験、原水爆実験にたいする私の態度を、本日、はっきりと声明したい」「私の今日の声明を継いで、全世界にこの意味を浸透させてもらいたい」「核あるいは原子爆弾の実験禁止運動が、いま世界に起こっているが、私はその奥に隠されているところの爪をもぎ取りたいと思う」「われわれ世界の民衆は、生存の権利をもっております。

その権利をおびやかすものは、これ魔ものであり、サタンであり、怪物であります」

「(この)思想を全世界に広めることこそ、全日本青年男女の使命であると信じるものであります」と高らかに宣言しました。

◆核兵器の存在自体が“絶対悪”

この宣言を発表した当時、世界は冷戦の真っただ中で、大国が軍備拡大にしのぎを削り、原水爆は人類の未来に暗い影を落としていました。
戸田会長による「原水爆禁止宣言」は、“核抑止論”に代表されるような、核兵器を正当化しようとする動きや考え方に対して、仏法の絶対平和主義に基づき、民衆の生存の権利を守るという

立場から、核兵器の存在自体を「絶対悪」と断じ、その完全否定を宣言したものでした。

池田名誉会長は宣言がもつ意義について「宣言の核心は、原水爆を使おうとする発想の背後に隠された『爪』、すなわち、人間のなかに巣くう“魔性の生命”に、鋭くメスを入れられたところにある」とつづっています。

1979(昭和54)年、「原水爆禁止宣言」を発表した横浜の地に、その平和思想をとどめるため、創価学会戸田平和記念館が設立されました。

 

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