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日馬富士の暴行は、殺人未遂事件であり、
適正な処理を求めるなら、警察・検察の捜査に委ねるしかない !
日馬富士暴行事件・モンゴル力士会の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/12/21より抜粋・転載)
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1)日馬富士による、暴行は、
「殺人未遂事件」とする方が適切だ !
現役横綱の日馬富士による、暴行・傷害事件。殺人未遂事件とする方が適切だろう。
この問題が重要であるのは、日本相撲協会が、公益法人であることと、この問題が日本の警察・検察・裁判所制度とメディアの在り方について、深く関わる問題であるからだ。
ある会社で、部長が課長に暴行し、傷害を負わせたとしよう。
部長は、金属製の凶器を用いて、課長の頭部を繰り返し殴打した。
課長は、前頭部に裂傷を負い、10針を縫う傷を負った。
課長が所属するセクションの取締役は、事件を警察に届けて、事件処理を警察の捜査に委ねることにした。
2)殺人未遂事件を隠蔽する方向に動くことを確信して、
トップには報告せずに、警察の捜査に委ねることにした !
会社の社長をはじめとする幹部は、取締役が、警察に届けたことを非難し続けた。
企業としては、企業内部の暴行傷害、殺人未遂事件を、表沙汰にしたくない。
被害者を呼び出して、言いくるめて、被害届を取り下げるように、働きかけようとした。
被害者の上司にあたる、取締役は、社長に届ければ、社長が動き、事件を隠蔽する方向に動くことを確信して、社長には報告せずに、警察の捜査に委ねることにした。
社長からすれば、取締役の行動は、許せないものだろう。
3)殺人未遂事件であり、適正な処理を求めるなら、
警察・検察の捜査に委ねるしかない !
しかし、事案は、れっきとした暴行・傷害事件、あるいは、殺人未遂事件であり、適正な処理を求めるなら、警察・検察の捜査に委ねるしかない。
警察・検察も信頼に足る存在ではないが、社内で事件を隠蔽されるよりはましである。
事件の概要は、部長が凶器を用いて一方的に暴行し、傷害を負わせたものである。
暴行には重量の重い金属製の凶器を用いて、しかも、頭部を繰り返し殴打したのものである。
極めて悪質な犯行態様である。
犯人が、逮捕、勾留されなかったことが、極めて不自然である。
4)被害者は、一方的に暴行を加えられただけなのに、
犯人が、逮捕、勾留されなかった事が、極めて不自然だ !
被害者は、一方的に暴行を加えられただけであり、互いに殴りあう「喧嘩」ではまったくない。
別の場で発言した、「これからは、俺たちの時代だ」という言葉に、因縁をつけて、殺人未遂と呼ぶべき暴行を行ったもので、極めて残忍かつ陰湿なものである。
担当取締役は、社長に呼び出され、警察捜査が終了した段階で、聴取に応じると約束したが、その意味は、刑事処分が確定したら、聴取に応じるという意味だったと、理解される。
警察から検察に、書類が送られても、刑事処分を決めるのは、検察である。
その前に、当人同士での折り合いがついたということになれば、刑事処分に影響が出る。
5)厳正な対応を求めた役員は、検察の処分決定を確認
したうえで聴取などに応じると考えたのだろう !
厳正な対応を求めた取締役は、検察の処分決定を確認したうえで聴取などに応じるとの考えを持っていたのだと思われる。
ところが、社長は「危機管理委員会」による調査を前面に押し出し、この委員会の調査に応じないのはけしからんとの大キャンペーンを展開した。
刑事事件が発生し、警察、検察が捜査を行っている最中に、企業が企業内の調査をするから事情聴取に応じよと責め立てるのも常識はずれである。
6)良識があれば、殺人未遂事件は、まずは、
警察、検察の捜査、判断に委ねるはずだ !
常識ある企業であれば、まずは、警察、検察の捜査、判断に委ねるはずだ。
企業は、検察OB(ヤメ検)を危機管理委員会のトップに据えて、強硬な姿勢を示し、検察もOBが存在するから、弱腰の対応を示す。すべてが、歪んでいるのだ。
被害を受けた課長は傷害を受けたために病欠している。
しかし、課長は、部長による暴行・傷害による被害者であり、この課長にペナルティーを課すなら、批判を浴びるのはこの企業である。
7)暴行の被害者を、病欠が長引いたからといって、
降格させるというのは、見当違いも甚だしい !
病欠したから課長代理に降格させる、病欠が長引けば、平社員に降格させるというのは、見当違いも甚だしい。
課長代理に降格されたなら、この被害者は地位保全の仮処分申請を裁判所に申し立てるべきである。
企業は当然のことながら、被害者の地位保全を図るべきである。
課長代理には降格させるが、平社員までにはしない、などの措置が妥当であるわけがない。
最大の焦点は、事件をどのように処理するのかである。
一方的な暴行傷害事件であり、被害は深刻で、犯行態様は極めて悪質である。
逮捕、勾留されていないこと自体が不自然極まりない。
−この続きは次回投稿します−
(参考資料)
T 日馬富士暴行事件:
「貴ノ岩は、40〜50 発殴られた」元旭鷲山
mainichi.jp:2017年11月24日 13時08分より抜粋・転載)
毎日新聞:大相撲の横綱・日馬富士関(33)=伊勢ケ浜部屋=の前頭・貴ノ岩関(27)=貴乃花部屋=への暴行問題で、来日中のモンゴル出身の元小結・旭鷲山のダバー・バトバヤルさん(44)が、11月23日、自身のフェイスブックで、同日夜に貴ノ岩関と電話で話したとする内容を公表した。
フェイスブックによると、23日午後6時ごろ、貴ノ岩関と電話で話した。貴ノ岩関は「(日馬富士関から)灰皿やカラオケのリモコンのようなもので40〜50発殴られた。私は両手で頭を保護した」と語ったという。
また、問題が発生したのは、10月25日夜に鳥取市内の高級ラウンジで開かれた酒席だったが「夜で病院に行けず、翌日(26日)に病院に行き、医師は私の頭を縫った。
(髪を結う)床山さんは私のまげを結うことが難しかった」と説明。問題後は「頭痛があり、片耳の聞こえが悪くなった。耳の聞こえは今も悪い」と話した。貴乃花親方には「怖くて秘密にしていた」が、問題を知られたため鳥取県警に被害届を出したという。
U 日馬富士暴行事件、貴ノ岩の兄が
「モーニングショー」取材に重要証言 !
「お前は嫌なヤツだと言って何回も殴った」
(headlines.yahoo.co.jp:2017年11月16日8時33分 より抜粋・転載)
スポーツ報知:番組はモンゴルで貴ノ岩の兄・ルブサン・アディヤさんを取材。アディヤさんは、10月29日から30日あたりに貴ノ岩から電話で暴行について知らされ、「日馬富士がお前はなんて忍耐強いヤツなんだお前は嫌なヤツだなと言って何回も殴ったそうです」と証言した。
貴ノ岩は「自分に落ち度、非がないのに暴行を受けたと声を震わせながら話していました。私も声を震わせながら聞いてました」と明かした。
さらにアディヤさんは、酒席に同席した横綱・白鵬についても「止めなかった。なぜ同席しながら止めなかったのか。私は悔しく思っています」と憤りを露わにした。
貴ノ岩からケガの状態を「10か所、縫って右耳が炎症して脳しんとうで入院中と言っていました」と説明を受け、さらに頭部に「針も入っている。今場所は相撲を取るのが厳しいと言っていました」と明かした。
入院は「貴乃花親方が入院させたと言っていました」と明かした。その上で貴乃花親方の言葉として「基本的に部屋に所属するとファミリー同然で貴乃花親方、おかみさん、子供、弟子、皆がファミリーで自分の子供のように思われているので、弟子に暴行したことは、私が暴行を受けたと同じだと思っているので最後まで戦う気持ちで行きますと言われているそうです。とても重く受け止めているそうです」と証言した。
その上で、アディヤさんも「私達兄弟は、日本の相撲協会に被害届を出すのか、モンゴルの警察に被害届を出すのか、日本の警察に被害届を出すのか話し合っている状態です。弟からは日本の警察に被害届を出しているので待っていてくれと言われています」と明かしていた。
V 日馬富士・暴行事件が起きたモンゴル力士会
""八百長疑惑" 浮上 ! !
白鵬、朝青龍らも関係か ! ?
(www.akclip.comより抜粋・転載)
640 日馬富士事件が起きたモンゴル力士会"八百長疑惑"浮上!!白鵬、朝青龍らも関係か!?, 360 日馬富士事件が起きたモンゴル力士会"八百長疑惑"浮上!!白鵬、朝青龍らも関係か!?,
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W 貴ノ岩に聴取:「日馬富士の引退
望んでいたわけではない」 ! 日本相撲協会
(www.sanspo.com:2017.12.20 19:06より抜粋・転載)
◆伊勢ケ浜親方は、監督責任を取って理事を辞任した !
日本相撲協会は20日、東京都墨田区の両国国技館で開いた臨時理事会で、元横綱日馬富士の暴行事件を巡る関係者の処分を協議し、元日馬富士の師匠だった、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は監督責任を取って理事を辞任し、役員待遇委員に降格となった。
巡業部長の貴乃花親方(元横綱)への処分は、協会危機管理委員会の聴取が終わっていないため先送りした。
高野利雄・元名古屋高検検事長が委員長を務める危機管理委は、報告書で、被害者の平幕貴ノ岩の師匠でもある、貴乃花親方は、秋巡業中の出来事ながら、報告義務を怠ったと指摘した。
貴ノ岩聴取への協力を、何度も拒否したことも問題視した。
◆貴ノ岩:傷害を負わされるような理由は、
全くないものと考えている !
危機管理委の高野委員長は、貴ノ岩の聴取を、12月19日に終えたことを明らかにした。
報告書によると、貴ノ岩は、傷害を負わされるような理由は全くないものと考えていると証言し、元日馬富士の引退を望んでいたわけではないと述べたという。
◆八角・日本相撲協会理事長(元横綱北勝海)
「白鵬は第一人者でありながら、目の前で起きた同じ横綱の暴力を防げず、大相撲の信用失墜を招いた。その責任は軽くない。
鶴竜も同じで、再発防止の観点から処分を行った。伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の理事辞任は重いけじめだと思う」
◆尾車・日本相撲協会事業部長(元大関琴風)
「(理事会での)意見交換では稽古場の指導方法を考え直す必要があるという意見が出た。『暴力問題を再確認する日』をつくる、稽古の在り方をあらためて検討するという話をした」
◆鏡山・日本相撲協会危機管理部長(元関脇多賀竜)
「貴ノ岩は現在入院中で、暴力被害の後遺症がある。一方的な被害者なので、理事会では協会全体として守るべき力士だと確認した」
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