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日本記者クラブでの8党首討論会(上)
自民党と連立する前の公明党の基本路線は ?
(news.yahoo.co.jp:2017年10月8日より抜粋・転載)
映像提供:日テレNEWS24:
リアルタイム更新中:党首討論会のポイントなどを解説(朝日新聞)
2017衆院選:朝日新聞デジタル
◆アベノミクスの影響について
異次元緩和について、安倍氏「出口戦略は日銀総裁に任せている」
アベノミクスの影響について記者は「異次元緩和の副産物が出ている。日銀が国債を大量にため込むなか、出口戦略をどうするのか」と質問。
安倍氏が「もし我々が政権を奪還せずにこの財政政策、金融政策を行わなかったら大変なことになっていた。当時、企業がどんどん海外に出て行った。日本に投資する会社なんかなかった」と述べたところで、記者がすかさず、「安倍さん、副産物を聞いているんですよ」とぴしゃり。
すると、安倍氏は「ちょどその各論に入るところだったんでね」と笑顔を見せ、「行き過ぎた円高を是正し、雇用を改善した。この後、出口戦略に移っていく。だがデフレ脱却していない段階で出口戦略に触れるのは時期尚早だ。どのような手段でデフレ脱却を達成し、出口戦略に向かっていくかという中身は日銀総裁に任せている」と述べた。
東京金融市場は円安・株高傾向が続いている=2017年9月25日、東京都中央区
◆「ユリノミクス」について
「ユリノミクス」について小池氏「マーケティングをベース」
記者から希望の小池氏に「ユリノミクス」について説明を求めた。小池氏は「マクロ経済というより、消費者に寄り添うマーケティングをベースにしたもの。デフレ経済からまだ脱却してない中で消費者にどう共感を得るか。税制などについて総合的な発想で、これまでの延長線上ではない政策を訴えいていく」と語った。
◆消費税・増税の先送りについて、
消費増税の先送りについて、安倍氏「大切なのは経済成長」
自民の安倍氏に対し、記者は消費増税の判断を先送りしているのは財政再建や社会保障の点から「邪道ではないか」と問うた。
安倍首相は「そういう批判は承知だが、すでに消費税率は5%から8%に引き上げている。大切なのは経済成長だ。腰折れして失業者があふれ税収が落ちれば財政再建もできない」と主張。その上で「これまで名目GDP(国内総生産)が増える時に税収が増えている。経済を見ながら消費税率を上げるべき時は上げ、上げるべき時でないときは上げない。税で大きな判断をするときは国民の判断を仰いでいる」と語った。
<リアルタイム解説>席順を決めるのは?
党首が座る席順には、前職の人数が大きくかかわっている。中心に座る安倍氏の向かって右隣に、小池氏。深いグリーンのスーツで臨んだ小池氏は時折安倍氏のほうに目をやり、落ち着いた口調だ。
アベノミクスに安倍氏「批判があるのは承知」
「アベノミクスが機能不全との指摘があるが」とのベテラン記者の質問に対し、安倍氏は「さまざまな批判があるのは承知している。しかし批判する方で代わりの政策を提示する人をわたしはほとんど知らない。今世紀最高水準の賃上げが続いている。学生が就職先を幅広く選べる状況になってきた」と応じた。
◆立憲の連携に、社民の吉田氏「まず、3党で3分の1を確保」
社民の吉田氏には立憲民主党との連携の可能性について質問が飛んだ。吉田氏は「(7日に発表された立憲の公約は)だいぶ社民党の政策と近づいてきた。まずは共産党含め3党で(選挙区への候補擁立の)すみ分けをして、改憲発議を与党ができない3分の1を確保し、その後にどう連携するか考えていきたい」と語った。
立憲の枝野氏、辺野古移設について「いまのやり方は強引」
米軍普天間飛行場を沖縄県内の辺野古に移設する政府方針への対応について聞かれたのは、立憲の枝野氏だ。「今の政府方針を変えるだけの材料を持っているわけではないが、検証が必要だ。いまのような強引なやり方では日米安保体制にかえって影響を与える」と語った。
立候補予定者の街頭演説を聴く人たち=2017年10月2日、東京都北区
◆希望の党の「首相候補」小池氏の真意は?
<リアルタイム解説>希望の党の「首相候補」小池氏の真意は?
「首相候補」を提示せず、政権選択選挙を戦っていいのか――。希望の党の小池百合子代表(東京都知事)に対して、ベテラン記者から疑問が提示されました。
希望の党は小池代表が今回の衆院選への立候補を否定し続けており、党首が首相候補になりえないという状況です。憲法の規定で、首相は国会議員からしか選べないからです。
一方で、小池代表は今回の衆院選で党として誰を「首相候補」に掲げるのか、明確に打ち出していません。こうした状況について、記者は「フェアじゃない」とまで言い切りました。
こうした質問に対し、小池代表は新党を立ち上げたばかりで、まずは党の体制づくりを急いでいると説明。さらに、「無所属」の候補者も衆院選後に合流する可能性があるなどとして、選挙結果を見ながら、特別国会での首相指名選挙に臨みたいという考えを示しました。
小池代表の真意は見通せない部分がありますが、衆院選での自民党の獲得議席数によっては安倍晋三首相の政権継続をめぐって「政局」が起きる、というケースを視野に入れている可能性があります。自民党内がガタガタすれば、与野党をまたいで新たな政権の枠組みも考える。そのためには、首相候補を明確化せずに「フリーハンド」を得ておきたい――。そんな狙いも見え隠れするやりとりになりました。
◆維新の松井氏、希望の党との連携で「霞が関にプレッシャー」
維新の松井氏に「希望の党の登場で、日本維新の会に全国の広がりがなくなるのでは」との質問が飛ぶ。松井氏は「我々が5年前から訴えたことを小池さんはよく研究いただいている。
大阪と東京でむだな争いは避けて、我々の政策を全国に広げようと。東京は全国に発信する力があるので、我々がやっていることを東京から発信し地方分権を実現していきたい」と強調。希望の党との連携について「人口減社会で身近なところで政策を実現するために、霞が関にプレッシャーをかけるために必要だ」と述べた。
◆公明党は、「右に引きずられているのでは?」
「右に引きずられているのでは?」公明の山口氏の答えは…
公明の山口氏に「連立で公明党がどんどん右に引きずられているという指摘をどう思うか」との質問が飛んだ。
山口氏は「公明がいるから健全なチェックができる。右か左かは、左に立っている人は右に見えるだろうし相対的なもの。日本の抱える課題を乗り越えていかないと行けない。平和安全法制で言えば専守防衛の理念を曲げずにつくった。厳しい要件を科して憲法の規範性を担保できたのは公明党がいたからだ」と反論した。
◆小池氏、首相候補について「選挙の結果も見ながら」
記者から「政権選択選挙は首相候補を示すことで国民の審判を受けるもの。示さないままではフェアではない。なぜ出せないのか。ずっと出さないつもりか」と聞かれた小池氏。
「希望の党はできたばかり。党の態勢を整えていくのが一点。また無所属の方の参加の見込みもある。今後の選挙の結果も見ながら進めていく。過半数が233。私どもは安倍一強の政治をただすために有権者に選択肢をお示しするため候補者の最終調整に入っている。全員当選というわけではないが、最後の努力をしているところだ」と述べた。
記者「予想外の展開では?」に首相「はは」と一笑
○第2部では、記者たちが、党首らに質問をぶつける !
第2部では、最前列に陣取るベテラン記者たちが党首らに質問をぶつける。
◆突然の衆院解散に意義はあるのか ?
自民の安倍氏には、今回の突然の衆院解散に意義はあるのかと質問が飛んだ。
安倍氏は「衆院解散は私を含め与党議員が信を問われねばならない。政権交代するかもしれないリスクがあるが、あえて国民に問う。一つは北朝鮮の脅威、先般国連決議が採択され、だんだんきびしくなり、時を経ると事態は緊張する。強い外交力には国民の信が必要というのが私の4年半の経験だ。また、税金の使い道を問うことこそ民主主義だ」と述べた。
これに、「今回の解散で野党再編に注目が集まり、『勝てる』と思ったのでは。予想外の展開では」と安倍首相に問うと、首相は「はは」と一笑。「政治は大切なのは政策を前に進める強い情熱、難しい中での判断力、政策を実行する責任だ。この三点で今回の判断について揺らぐことはなかった」と語った。
衆議院が、臨時国会の召集の冒頭で解散、議員たち万歳する中、一礼をする安倍晋三首相、国会議員たち=2017年9月28日、国会内、仙波理撮影
<リアルタイム解説>第2部はベテラン記者からの深掘り
党首が別の党首に質問をぶつける「党首対党首」の時間が終わると、日本記者クラブのベテラン記者から、党首を指名して話題を深掘りしていく第2部に入ります。記者たちの「質問力」と、党首たちの「答弁力」が問われます。
<リアルタイム解説>「党首対党首」で見えた有権者への「一押し」
「党首対党首」の2巡目から3巡目。とりわけ3巡目では、各党首が有権者に響く「一押し」を仕掛けようと狙う話題を取り上げます。
◆共産党の志位和夫委員長は安倍晋三首相に質問 !
共産党の志位和夫委員長は安倍晋三首相(自民党総裁)に対し、北朝鮮対応で米国と足並みをそろえて圧力一辺倒になるのは危険だという考えをにじませました。安倍政権の強硬姿勢を浮き彫りにするのが狙いのようです。日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)と志位委員長は、大阪府政への是非をめぐって応酬。大阪で対立する維新、共産の選挙区事情が影を落としているのではないでしょうか。
◆社民党の吉田忠智党首が提起したのは、「森友・加計問題」
社民党の吉田忠智党首が提起したのは、やはり「森友・加計問題」でした。少し押し込まれた感のあった安倍首相ですが、志位委員長を指名して、自衛隊の憲法上の位置づけについての議論を仕掛けて反撃としました。公明党の山口那津男代表は、希望の党の小池百合子代表に質問。民進党の希望の党への合流をめぐるゴタゴタを浮き彫りにしようという狙いのようです。
山口氏が枝野氏に「合流したほうがよかったのでは」
◆公明党の山口氏は立憲民主党の枝野氏を指名 !
公明の山口氏は立憲の枝野氏を指名。「民進党が希望の党への合流を決定したのに、小池さんに排除されて新しい党をつくられたように見える。1カ月前に前原さんを代表に選び、枝野さんは代表代行に就いた。政策信念を貫くなら合流したほうがよかったのでは」と水を向けた。
枝野氏は「新代表を決めた民進党大会で一致してやっていこうと前原さんが言った。そんな簡単にいかないだろうと思ったが、やはり難しかった」と吐露。「だったら足元に光をあてる政治勢力がなくなるわけにいかないと立ち上げた」と結党の理由を述べた。
ここで党首同士が質問をぶつける第1部が終了した。−この続きは次回投稿します−
(参考資料)
公明党創立者・池田会長・長期構想、宗門事件、
政権交代、自公連立の軌跡と真相は ?
自公連立前:政権交代、非自民党政権樹立路線の時代
1) 大阪事件:
自民党・岸信介(安倍首相の祖父)政権下、昭和32(1957)年、池田青年室長等創価学会への迫害事件。台頭する民衆に国家権力が抹殺を狙った。数年後、無罪判決。
2) 言論出版事件:
この頃、750万世帯達成。自民党等が脅威を感じて、大迫害に熱中。
昭和45(1970)年、既成政党(自民・民社・共産)・マスコミから創価学会への迫害
*池田第三代会長の長期構想(昭和41・1966年公表):
1990年までに1500万世帯の創価学会にする。公明党政権で福祉社会建設可能にする。*「中道革新連合政権」構想:@反自民党、反大資本、A平和・自立・中立政策に基づく外交政策、B日本国憲法と議会制民主主義の擁護、C国民福祉優先の経済政策、D政治経済の改革手段として、漸進主義を選択する
3) 第一次宗門事件:昭和52(1977)年、活動家僧侶・マスコミから創価学会への誹謗中傷が全国的に激化(実は、自民党・米国CIAによる、日蓮正宗と創価学会への分断工作)。山崎正友弁護士が裏で暗躍した。さらに、自民党・米国CIAが、対米隷属・自民党体制固定化のため、裏から支援していた。
4) 池田会長辞任:昭和54(1979)年4月。宗門の権威に屈服した首脳の真相を、池田大作氏は、20年後に漸く、公表できた。
*弘安2(1279)年、熱原法難・大御本尊御図顕から約700年後の出来事。
5) 平成2(1990)年:第二次宗門事件:日蓮正宗・日顕一派が、C作戦(分断工作の黒幕は、自民党・米国CIA)決定・実行。
*山崎弁護士が、裏で暗躍した。さらに、自民党・共産党・米国CIAが裏から支援していた。
6) 日蓮正宗・日顕一派が、創価学会を破門:平成3(1991)年11月。
7) 細川連立政権誕生:平成5(1993)年。公明党、大臣4人(石田・坂口・神崎・広中)。
*ロッキード事件・リクルート事件・東京佐川急便事件など多発する政治腐敗を批判し、政治改革を期待する世論を背景に非自民・非共産の八党派が結束し、「細川連立政権」が発足した。 “狙うべき標的は、細川連立政権を支える強固な大組織・公明党・創価学会へのあからさまな攻撃”である。
その攻撃の尖兵となり、「自民党の意志」を代弁したのは、やはり、一部週刊誌・月刊誌であった。一方、創価学会を破門し、信者が激減、離山する青年改革僧侶からも、「日顕、悪いのは、お前だ!」などと弾呵され、窮乏した日顕。
「すっかり落ち目の大自民党と凋落一途の「日顕」一派は、同病相哀れむもの同士となり、公明党・創価学会を「共通の敵」とすることで、しっかりと結びついていった。
8) 自民党は、野党に転落した。自民・マスコミは、細川政権の基盤・公明党・創価学会への誹謗中傷激化させた。
*反創価学会(弾圧目的)の自民党系団体:「創価学会等の社会的不正を糾す議員連盟」
「憲法二十条を考える会」・「民主政治研究会」・「四月会」(宗門幹部も参加・自公連立後、解散)など。平成6(1994)年12月、小沢一郎グループと公明党等が新進党結成。非自民党政権樹立、政権交代可能な民主政治体制構築に邁進。
平成9(1997)年12月、新進党解党(裏に、自民党の巧妙な分断工作・謀略あり)。
6政党に分裂。
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