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閉会中審査:加計事案、逃げの答弁連発の政府側、記録ない、記憶ない、20回連発 !
NHK等が超短縮報道する、野党の主張は ?
(mainichi.jp:2017年7月25日 01時08分より抜粋・転載)
毎日新聞:
衆院予算委員会で学校法人加計学園の獣医学部新設計画について自民・小野寺五典氏の質問に対する安倍晋三首相(右手前)の答弁を聞く和泉洋人首相補佐官(奥前列左端)と前川喜平・前文部科学事務次官(同左から5人目)=国会内で2017年7月24日、川田雅浩撮影
◆衆院閉会中審査:識者から「説得力ない」との批判 !
「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画を巡り、7月24日に、衆院予算委員会で行われた、閉会中審査。政府側の関係者たちは「記憶にない」「記録に残っていない」といったフレーズを連発した。識者からは、「説得力がない」「水掛け論だ」と批判が上がっている。
【遠藤拓、大場弘行】
「どういう文書があるんですか? (答えは)『ありません』、そればかりだ」。
民進党の今井雅人氏は、語気を強めた。
毎日新聞が「記憶にない」「覚えていない」「記録がない」といった、記憶や記録の不存在を説明する、政府側答弁を数えたところ、確認できただけで、計20回飛び交った。
◆柳瀬経済産業審議官:
愛媛県今治市の課長らと面会は、覚えていない !
首相秘書官だった、柳瀬唯夫経済産業審議官は、国家戦略特区に指定される前に、愛媛県今治市の課長らと面会したかを問われたところ「覚えていないのでこれ以上のことを申し上げようがない」と説明した。同趣旨の発言を今井氏への答弁だけで少なくとも7回している。
昨年9月、文部科学省の前川喜平前事務次官に「総理は自分の口から言えないから私が言う」と述べたとされる和泉洋人首相補佐官も、初めて参考人として出席。
この発言の有無を問われ「いろいろ報道されているので少し丁寧に説明させてもらう」と切り出したが、最後は記憶がないことを根拠に「言っておりません、言っておりません」とまくし立てるように答弁し、騒然となる一幕もあった。
一方でこの日、安倍晋三首相は「誠意を持って説明している」「反省している」「真摯(しんし)に受け止めたい」などと、低姿勢を強調する言葉を少なくとも計14回用いた。
東京都議選の応援演説の際、一部の聴衆に「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と発言したことにも、「私の不徳の致すところだ」と陳謝した。
◇
◆日本獣医師会顧問の北村直人は、閉会中審査に欠席 !
この問題で、日本獣医師会顧問の北村直人元自民党衆院議員は、7月24日の閉会中審査に出席しなかった。毎日新聞の取材に出席の意向を示していたが、この日は「講演の日程をキャンセルできなかった」と説明した。【近松仁太郎】
◆安倍首相は、丁寧に説明、それでも、疑念晴らすことはできず
政治評論家の森田実氏の話:安倍首相は丁寧に説明した。それでも、「加計ありき」という疑念を晴らすことはできなかった。
政府側の答弁は「記憶にない」「記録がない」という部分が目立ち、説得力がなかった。首相の答弁でも出たが、この問題の本質は「李下(りか)に冠を正さず」ということ。
首相である以上は、親しい人との関係は、特に気をつけないといけなかった。権力者が「えこひいきをしたのでは」という疑念が、内閣支持率を低下させているのだろう。
(参考資料)
T 【衆院予算委】「加計学園の申請、
正式決定まで知らなかった」、大串議員に安倍総理
(www.minshin.or.jp:2017年7月24日より抜粋・転載)
衆院予算委員会で、7月24日、安倍内閣の基本姿勢(国家戦略特区等)に関する集中審議が行われ、民進党の1番手として大串博志議員が質問に立ち(1)国家戦略特区による加計学園の獣医学部新設問題の経緯(2)南スーダンPKO日報破棄問題――等に関して、安倍総理や、参考人の和泉総理補佐官、前川・前文部科学事務次官らにただした。
大串議員は加計学園問題に関して10日に行われた衆院文部科学委員会と内閣委員会の連合審査会で、前川参考人が「行政がゆがめられた」「背後には官邸の存在があった」と指摘し、和泉総理補佐官から「総理は自分の口からは言えないから自分が言う」として加計学園の獣医学部新設について文部科学省の対応を早く進めるようにという話があったと説明したことについて事実関係を確認した。
前川参考人は、昨年9月から10月にかけて和泉補佐官のもとを数回訪れたとして、その日時や対応状況等を次のように説明した。
最初に和泉総理補佐官から呼び出しを受けたのは昨年9月9日で15時頃に官邸総理補佐官執務室を訪問。国家戦略特区の獣医学部新設について文部科学省の手続きを早く進めるよう話があり、今治の加計学園のことと承知した。
和泉補佐官から「このことは総理が自分の口からは言えないので、自分が代わって言う」という話があり、その日のうちに担当課の高等教育専門教育課に事実関係を伝えたが、文部科学大臣の意思決定に影響を与えることは好ましくないと思い、大臣には報告していない。
9月26日に文部科学省の高等教育専門教育課の担当者が内閣府に呼び出され、「平成30(2018)年4月開学を大前提として最短スケジュールをつくれ、これは官邸の最高レベルが言っていることである」との申し渡しを受け、9月29日14時頃、自身から和泉補佐官にアポイントをとって訪問。
内閣府からの申し渡しに関して前川参考人が説明を受けたのは28日で、文部大臣は「なぜ平成30年4月でなければならないのか、党の手続きにかけなくていいのか」と懸念していたと承知していたので、そうした点を踏まえたうえで、29日の訪問時に和泉補佐官には、「獣医学部の件はなかなか難しい。引き続き検討する」等を伝えた。
10月17日に呼び出しを受けて、16時前後に官邸4階の和泉補佐官執務室を訪問。和泉補佐官からは国家戦略特区での獣医学部新設の件を早く進めてほしいとの話があったが、引き続き検討中であると答えた。
10月17日のやりとりに関して前川参考人は、「この時点でも文部科学省ははっきりとした方針は立てていなかった。
この時点でも表向きには加計学園とは決まっていたわけではないが、暗黙の共通理解として加計学園のことであるということは文部科学省も内閣府も承知していた」と述べたうえで、今治市からの具体的な提案が9月21日の今治市分科会でも示されていたが、
(1)本当に国際水準といえるのか
(2)国家戦略特区が求めているような国際競争力の強化や国際拠点の形成に資するのか
(3)「石破4条件」を満たしているのか
(5)従来の獣医師行政にはない構想が具体化していると言えるのか
(4)ライフサイエンスなど新しい分野での具体的な需要があると言えるのか
(5)既存の大学・学部では対応が困難と言えるのか――といった点について、文部科学省としては確信が持てない状態であり、強力なライバルである京都産業大学が具体的な構想をもっていることも承知していたので、なかなか結論を出せないという状況で、「引き続き検討中であるという以上の答えはできなかった」と説明した。
前川参考人は8月26日の15時頃に文部科学省の事務次官室で木曽内閣官房参与の訪問を受けたことにも言及し、「『今治の獣医学部新設の件を文部科学省として早く進めてほしい』という話があり、内閣官房参与ではあるが、加計学園の理事であるので(理事として)加計学園の獣医学部を早く作ってほしいという趣旨だと受け止めた」「国家戦略特区諮問会議が決めたのだからそれに従うという形をとれば文部科学省の責任問題にはならないという、進め方についても示唆があった。
(この話からは)木曽理事は事前に内閣官房ないしは内閣府との間で進め方についてのご相談をしてきていると思った」と述べた。
前川参考人の一連の説明を受け大串議員は「事実関係に相違がないか」と和泉総理補佐官に質問した。和泉総理補佐官は「どんな具体的なやり取りをしたかは正直言って(記録が)残っていないが、参考人として出席するにあたり当時のことを思い返してみた」と述べたうえで、「総理が自分の口で言えないから代わって私が言うといった表現は、仮にそういうことを表現していれば記憶があるが、まったく記憶がない。従って言っていない」「記録に残っていないので私の記憶に従って答えるしかないが、言わなかったと思う」などと答えた。
大串議員は前川参考人と和泉補佐官の両者の言い分に食い違いがあることを踏まえて、発言に嘘があれば偽証罪に問われる証人喚問に応じるかを和泉補佐官にただした。
和泉補佐官は「国会が開催を決めれば決定に従う」と発言。大串議員は、今回の閉会中審査での集中審議が安倍総理が了承したことにより自民党国対の判断をくつがえす形で開会に至ったことを踏まえ、証人喚問の実施に同意するよう安倍総理に求めたが、安倍総理は「国会の運営であるから国会が決めるべき」などと同意することを避けた。
大串議員はまた、安倍総理と加計理事長との接触記録(上表およびPDFダウンロード参照)を示し、2016年に7回、加計学園の加計孝太郎理事長と食事やゴルフをし、加計学園問題が大きく動いたと見られる同年8〜9月の接触は6回に及んでいることから、これらの機会に獣医学部新設を申請していることが話題に上ったか安倍総理に確認した。
安倍総理は「一度もなかった」と述べ、同学園の獣医学部新設の申請については「申請が正式に認められた(1月20日の)国家戦略特区諮問会議で知った」と言い放った。
−民進党広報局−
U 衆院閉会中審査:安倍政権、疑惑にこたえず !
加計事案、首相側近「記憶にない」を連発 !
(www.jcp.or.jp:2017年7月25日より抜粋・転載)
安倍晋三首相の友人が理事長の学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設が「総理のご意向」とされる問題や稲田朋美防衛相の日報隠ぺい疑惑をめぐり、7月24日、衆院予算委員会は安倍首相が出席しての閉会中審査を開きました。
安倍首相は「丁寧な説明を重ねる」としましたが、加計問題について側近たちが「記憶がない」を連発。また稲田氏を「これからも責任を果たしてほしい」とかばうなど、国民が求める真相究明に背を向けました。日本共産党からは宮本徹、笠井亮の両議員が質問に立ちました。
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予算委には文部科学省の前川喜平前事務次官と、同氏が加計問題の「キーマン」と指摘する和泉洋人首相補佐官が参考人で出席した。前川・前次官は、和泉氏から官邸に呼び出され、「総理が自分の口からは言えないから、代わりに自分が言う」と獣医学部推進を求められたと証言した。
この問題で、9月9日から10月にかけて計3回、和泉首相補佐官と会ったことを、明らかにしました。
この発言について、和泉首相補佐官は、「記憶はまったく残っていない。したがって言ってない」と否定した。他方、獣医学部新設を「スピード感をもって取り組むことが大事」と求めたことは、認めました。
和泉首相補佐官が、圧力をかけ始めた時期は、内閣府が「平成30年(2018年)4月開学を大前提に」「官邸の最高レベルが言っている」と、開学時期を指定して文科省に推進を求めた時期と重なります。
国家戦略特区の担当は、内閣府です。宮本議員は、「なぜ内閣府を差し置いて、前川氏を呼んで急がせたのか」と質問した。和泉首相補佐官は、「直接はこの業務に関与していない」と本来は担当外であることを認めたうえ、「首相からの指示はない」と答弁しました。
安倍首相も和泉首相補佐官への指示を、否定しましたが、担当外の和泉氏が、獣医学部推進を働きかけたことを「当然のこと」と擁護した。宮本議員は、前川氏と和泉氏の証言が食い違っていることに言及し、「証人喚問が必要だ」と求めました。
また松野博一文科相は「加計学園への伝達事項」とする文書について、民進党の玉木雄一郎議員の質問に、同省の内部文書であることを明らかにしました。
この文書は日本共産党の小池晃書記局長が参院文教科学委員会(5月25日)で取り上げたもの。国家戦略特区諮問会議(議長、安倍首相)が獣医学部新設の規制緩和を決定(昨年11月9日)した前日に、文科省が加計学園に計画の改善点を伝達事項としてまとめています。
加計学園に事業者が決まるのは、この内部文書から2カ月以上後で、「加計学園ありき」で進んでいたことを示すものとなっています。
◆日報隠ぺい 稲田氏の罷免拒否、笠井議員が追及 !
一方、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の「日報」隠ぺい問題で、稲田朋美防衛相は「隠ぺいするとか非公表を了承することはない」と自身の関与を否定。安倍首相は、野党が要求している稲田氏の罷免について「引き続き徹底的な調査を行い、改めるべき点があれば改善し、再発防止を図ることにより責任を果たしてもらいたい」と述べ、拒否しました。
日本共産党の笠井亮衆院議員は、稲田氏が隠ぺい疑惑をめぐり特別防衛監察の聴取を受けたことについて、「前代未聞。
それ自体、大臣の資格がない」と厳しく批判。その上で稲田氏をかばい続ける安倍首相自身の責任と隠ぺいへの関与について追及しました。
笠井氏は、廃棄したとされていた「日報」のデータが保管されていたことが岡部俊哉陸上幕僚長に報告されたときなど、要所要所で安倍首相が黒江哲郎防衛事務次官らと会っていたことを示し、「対処方針を指示していたのではないか」と指摘。安倍首相は「日報が残っていたという報告を受けたことはない」とした上で、「監察の最中。報告を待ちたい」と述べるにとどめました。
笠井氏は「特別防衛監察を隠れみのにすることなど許されない」と批判し、国会の責任で真相究明すべきだと述べ、隠ぺい疑惑の渦中にある稲田氏をはじめ黒江事務次官や岡部陸幕長らの証人喚問を強く求めました。(関連記事)
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