http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/8147.html
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国民は、日本の暗部である、腐敗し切っている、
警察・検察行政に、注視すべきだ !
自民党・自公政権下、警察官1万人が暴力団体企業に天下り?!
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/05/31より抜粋・転載)
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1)安倍首相の御用記者・山口敬之氏の準強姦疑惑に関して、
徹底的な真相解明が求められる !
安倍晋三首相の、御用記者としての評価が定着している、元TBS記者の山口敬之氏の準強姦疑惑に関して、警視庁が逮捕を取りやめにした事案について、徹底的な真相解明が求められる。
オリンピック柔道男子金メダリストの内柴正人氏の事件では、準強姦罪で懲役5年の実刑が確定している。
逮捕状が発令されながら、逮捕が取りやめになり、検察が不起訴を決定した経緯は、極めて異例であり、徹底的な事実解明が求められる。
2)日本の警察・検察の体質が、歪んでいるので、今後の
検察審査会の厳正な監視が、必要だ !
日本の警察・検察の、歪んだ体質を如実に示す事例であると、考えられることから、今後の検察審査会の厳正な監視が、必要になる。
小沢一郎氏が巻き込まれた、冤罪ねつ造事件でも、検察審査会の不透明性が重大な問題として浮上した。
検察審査会がいつどのように開かれ、またそのメンバーがどのように選定されるのか。
さらに、検察審査会に提出される関係資料等について、情報が公開されなければ、検察審査会が適正に機能を発揮しているのかどうかを確認できない。
今回、検察審査会に審査が申し立てられた事案については、検察審査会の全容が、明らかにされる必要がある。
3)国民は、警察・検察行政が、腐敗し切っている、「日本の暗部」
と言える問題に、注視すべきだ !
法の適正な運用を、図られなければならない、警察・検察行政が、腐敗し切っている、「日本の暗部」と言える問題に、しっかりと光を当てる必要がある。
さて、沖縄では、辺野古米軍基地建設が進行している。
沖縄県の翁長雄志知事は、「辺野古に基地を造らせない」ことを公約に掲げて、2014年11月の知事選で、沖縄県知事に選出された。来年秋には、次の知事選が実施される。
翁長氏は、「あらゆる手法を駆使して辺野古に基地を造らせない」と繰り返してきたが、現実には、辺野古米軍基地建設が、着々と進行している。
4)翁長知事による、埋め立て承認の取り消しと撤回が、
2年半以上経過してもまだ実行されていない !
2014年11月の選挙戦の前から、焦点となってきたのは、知事による、埋め立て承認の取り消しと撤回である。
「辺野古に基地をつくらせない」沖縄県民勢力は、知事選候補者擁立に際し、仲井眞知事による埋め立て承認の撤回、または取り消しを、知事選公約に明記することを求めた。
辺野古米軍基地建設阻止を求める、沖縄県政野党5会派は、統一候補選定に際して、「埋め立て承認を撤回し、政府に事業中止を求める」ことを条件に掲げてきたが、これが知事選候補者一本化の最終段階で、「新しい知事は承認撤回を求める県民の声を尊重し辺野古基地をつくらせない」に変化した。
最重要の変化は、「埋め立て承認撤回あるいは取り消しの公約への明記」が排除されたことである。
5)翁長氏は、知事選出馬に際して、埋め立て承認の取り消し
および撤回を公約に明記しなかった !
結局、翁長雄志氏は、知事選出馬に際して、埋め立て承認の取り消しおよび撤回を公約に明記しなかった。このことが現在の辺野古米軍基地建設進行の基本背景になっている。
翁長氏が埋立承認の取り消しに動いたのは2015年10月のことだ。
何よりも重要なことは、沖縄県が辺野古米軍基地建設に、必要不可欠な国と沖縄県との「事前協議書」を、2015年7月に受理したことである。
国は、事前協議書を沖縄県に受理してもらわなければ、辺野古米軍基地建設の本体工事に着手できなかった。
6)埋め立て承認の取り消し及び撤回を実行していれば、国は、
辺野古米軍基地建設に、着手できない状況が続いたはずだ !
この「事前協議書」を受理する前に、沖縄県が、埋め立て承認を取り消し、さらに裁判所が、仮にこの取り消しを違法とした場合に、埋め立て承認を撤回して、法廷闘争に持ち込んでいれば、国は、辺野古米軍基地建設に、着手できない状況が続いたはずである。
国が、辺野古米軍基地建設を強行する考えを有している限り、この流れを完全に止めることは難しい。
日本の裁判所は、国家権力の番人であり、国家権力の意向に反する判断を示さない。
したがって、「辺野古に基地を造らせない」ための方策とは、辺野古米軍基地建設を一秒でも先送りすることである。時間を稼ぐことこそ、最優先の課題である。
7)辺野古米軍基地建設を先送りさせる事が重要であり、
新政権構築で、最終的に中止させるべきだ !
時間を稼ぎ、その上で、政権自体を変える。
そして、新政権が、辺野古米軍基地建設を、最終的に中止する。
このプロセスを通じなければ、「辺野古に基地を造らせない」公約を、実現することはできない。
結論から言えば、これまでの翁長雄志知事の行動は、「辺野古に基地を造らせない」行動にはなっていない。
翁長雄志知事の行動は、「辺野古に基地を造らせない」と言いながら、辺野古に基地を造ることを、容認するものになっている。この事実をオール沖縄の人々は直視するべきだ。
−この続きは次回投稿します−
(参考資料)
日本の警察の裏事情:警察官1万人が暴力団体企業に天下り?!
警察官は、いかに傷つき、ゆがみ、卑屈になっていくか !
(www.asyura2.com より抜粋・転載)
http://www.asyura2.com/07/senkyo29/msg/563.html
投稿者 姫 日時 2006 年 12 月 31 日 19:54:24: yNQo0naya4Ss.
「日本の警察」 西尾漠(著)より引用です
◆陰の組織・公安
もっとも陰に隠れているのが公安部。政治団体はもとより、あらゆる労働組合や大衆団体の活動を監視し、共産主義国の「スパイ」を摘発するのがしごととされる。公安総務課は公安部全体の事務をつかさどるほか、内乱罪や騒乱罪などにかかわる事件が担当。
事実上は日本共産党の監視である、といわれるが、東アジア武装戦線事件でヴェールがはがされた公安秘密部隊が、総務課に置かれていたことからすれぱ、必ずしもそれだけではなさそうだ。公安一課は新左翼、学生、二課は労働運動、大衆運動、「文化人」、三課は右翼を受けもっている(自衛隊のクーデターを監視する「自衛隊係」というのもあるという)。
四課は統計・資料が受けもちで、アパート住民をしらみつぶしに調べあげるアパート・ローラー作戦はこの課の管轄だ。「日本のCIA」ともいわれる外事警察は、外事一課がソ連、東欧、二課が中国、北朝鮮を主として担当する。
◆警察の階級制度は軍隊より厳しい !
厳しい規律と監視によって、「事故」(警察用語では、犯罪や交通事敬の加害・被害も拳銃暴発も異性関係のトラブルも、総称して「事故」と呼ぶ)の予防がなされるというのが警察幹部の考えだが、実は、逆ではないのか。それこそが警官犯罪の温床というマスコミの観察のほうが、やはりリアリティがあるだろう。
四六時中胸をしめつけられるような抑圧下に置かれていることからすれば、そしてしかも、それを抑圧とも不合理とも感じないように、非人間化する教育が行なわれていることからすれば、犯罪を犯してしまうことこそ・ある意味で「人間的」とすらいえるのかもしれない。
一方で、警察官の非行に目を光らせている幹部たちが、有力者の圧力で交通違反のモミ消しなどを指示してくるのだから、マジメにやる気をなくすのも無理はないと思う。
しかし、警官犯罪の原因を、ただその点だけに求めるわけにもいかないだろう。もうひとつの要素として、階級制度を挙げることができる。自衛隊に出向いたある警察幹部は、「階級の間がはなれすぎていること、警察は軍隊以上だ」と、あらためて驚いたという。
◆警察官は、いかに傷つき、ゆがみ、卑屈になっていくか !
「この階級制度の人間関係の中で、いかに傷つき、ゆがみ、卑屈になっていくかは、その中に生きた者でなければ、わからない」と、ある”万年巡査”は書きのこした。
将来の不安もある。高級官僚ならそれなりの天下り先もあるが、一般の警察官には、再就職の道もひらけているとはいえない。交通安全協会や警備会社、興信所などに勤められれば運のよいほう(刑事生活が長いほど、権カをバックに捜査する体質が身についてしまうので探偵には不向き。
退職刑事は雇わないのが興信所の原則だという)とあっては、総会屋やサラ金、あるいはゲーム機会社といった暴カ団関係の企業や右翼団体など、在職中からコネのつけやすい取り締まり対象を、再就職先として癒着していくのも無理からぬことといえよう。
暴カ団関係の企業に天下った元警察官の数は、すでに1万人に近いそうだ。
そうした”適応”すらできなかった元警察官のなかには、日雇い労働でその目を暮らす者も多く、そのため、いわゆる”山谷暴動”などでの警備出動は気がすすまない、と漏らす現役警察官もいる。
◆不満はうっ積し、陰にこもって
外勤から早く抜け出したいと多くの者は考えている。外勤を素通りした高級官僚たちとの摩擦はたとえがたいものだという。
拳銃窃盗・郵便局強盗未遂事件で服役・仮出所した京都府警西陣署のH元巡査部長の犯行動機は、内勤の通信司令室から派出所へ配転された不満からといわれた。H元巡査部長は被疑事実そのものを否認、デッチあげであると主張しており、真意のほどは明らかでないものの、内勤から外勤への配転が犯罪の動機たり得ると、警察では考えているということだ。
刑事になれないことを悲観した外勤巡査が拳銃自殺するという例も何度かあった。
ちなみに警察官の自殺は、83年の1年間で19件、うち銃殺自殺は、5件である。
外勤よりはるかに満足度の高い捜査官にしたところで、刑事畑をコツコツ歩いていれぱ、公安組から「ドロ刑(ドロボウ刑事)」と蔑称される。いくら泥棒をつかまえても、天下国家にたいした影響はない」というわけだ。歴代の警察庁長官のうち、刑事局長出身者は、ただ1人しかいない。
◆皇宮警察の警備隊幹部の賭けマージャン !
不満はうっ積し、陰にこもっている。天皇那須用邸での皇宮警察の警備隊幹部の賭けマージャンも、皇宮巡査の”内部告発”によって明るみに出された。告発のハガキは「緊張して勤務しているのは現場だけ。幹部は夜中も勤務している隊員をシリ目に賭けマージャン(20万円近くも動く)をして、栃木県警の人もあきれている」と怒りをぶつけている。
◆刑事部長が、芸者のマンションで病死したのを、
公務死と誤魔化す !
1978年2月、赤坂の高級料亭に人りびたっていた、村上健警視庁刑事部長が、芸者のマンションで病死したのを、警視庁は、公務多忙ゆえの自宅での公務死といつわり、公葬にして勲章まで与えた。
これを告発する「下級警察官の怒りの声」の投書が日本共産党の機関紙『赤旗』に寄せられたという。
交通機動隊長が「暴走族の動向を視察してくる」と公用車で、女性の家に、しばしば出かけていた件でも、隊員が尾行して調べ、告発の投書をしている。不信はそこまで成長しているのだ。警察官は、警察学校入学の時点で一般行政職員の3年半先の棒給を受け、卒業時にはそれが4年半先となる好待遇とはいえ、その代償はあまりに大きい、といわなければならない。
それというのも、真実世のため人のためを思ってつくそうとする、一人ひとりの警察官の善意が、その本意に反して、権カの走狗として支配階級に奉仕してしまう構造があり、みずからの立脚点を見失わせるところにつねに追いやられているからだろう。資本主義社会のもとでのあらゆる労働が逃れられない疎外よりも、さらに一段とその感は強い。
◆調書の捏造のように直接の職権上の犯罪行為 !
調書の捏造のように直接の職権上の犯罪行為も、いくつか明るみに出た。
もはや個々の警察官の、必然的にして偶発的な犯罪とは趣を異にし、警察機構そのものが抱え込む犯罪としての冤罪やフレームアップ(意図的に仕組まれた冤罪)に、切れ目無しにつながっていくものといえるだろう。みずから、それを不合理と感じさせない非人間化の、それは教育の成果なのだろうか。
その同情的余地はあるにせよ、しかし実は、警察機構そのものが確信犯的な犯罪組織であり、まさに警察こそが法を破っていることを、指摘せざるを得ない。
ここでも、後に述べるように、同情すべき点がないわけではないが、個々の警察官の犯罪と違って、犯罪として摘発されることなく、時としては、かえって、賞揚されたり、実情からは、厳しい批判の目が必要だろう。
◆暴カ団関係の企業に天下った元警察官の数は、
すでに1万人に近い !
退職刑事は雇わないのが興信所の原則だという)とあっては、総会屋やサラ金、あるいはゲーム機会社といった暴カ団関係の企業や右翼団体など、在職中からコネのつけやすい取り締まり対象を、再就職先として癒着していくのも無理からぬことといえよう。
暴カ団関係の企業に天下った元警察官の数は、すでに1万人に近いそうだ。そうした”適応”すらできなかった元警察官のなかには、日雇い労働でその目を暮らす者も多く、そのため、いわゆる”山谷暴動”などでの警備出動は気がすすまない、と漏らす現役警察官もいる。
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