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「日本はすでにギャンブル依存症の大量生産国 !
さらに依存症を増やすカジノ法案は論外 !」
山本太郎・自由党・共同代表:(第4回)
日本は世界一のギャンブル用の電子的ゲーム機、
EGMの設置大国です !
(www.taro-yamamoto.jp:2017.02.22 より抜粋・転載)
2016.12.08. 内閣委:
◆IR法案、いわゆるカジノ法案に対しての質疑だ !
◆パチンコに夢中になり、授業もサボるようになって、
二年留年して、二十歳で高校を強制退学 !
◆ギャンブルで、多額の借金を重ね、売春をするようになって
しまった四十代の女性 !
◆ギャンブルやって、体を売って、借金が膨らんで自己破産 !
◆ギャンブルで、追い詰められた体験をしたのは、四十代の男性 !
◆借金が三千万円にも上ってしまった六十代男性の話 !
◆ギャンブル依存症:ギャンブルで金もうけするんだと
いう妄想がナンバーワンに躍り出る !
◆ギャンブル依存症は、自分と周りの人生を破壊するものだ !
◆ギャンブルの依存症に陥ってしまっている人は、
脳に機能変化が起こっている !
◆ギャンブル依存症が、薬物依存と同様に脳に機能変化を来す !
◆繰り返されるギャンブル行為によって、脳に変化が起きている !
◆ギャンブル依存症は、れっきとした病気だ !
◆ギャンブル障害は、生易しい病気じゃない !
◆ギャンブルつぎ込んだ金額が、平均1293万円、中には、一億円超の人もいる !
◆夏、パチンコ屋の駐車場に車を止めて、子供を
放置したまま、死亡させた事件が多数 !
◆将来を悲観し、ギャンブル依存症の長男の首を電気コードで絞めて殺害した !
◆ギャンブル依存症で、一家離散なんて当たり前 !
◆人口の五%弱がギャンブル依存症の可能性がある !
◆日本で一番多いギャンブル依存症がやっぱりパチンコ依存症だ !
以上は前3回投稿済みです。以下はその続きです。
○政府参考人(種谷良二君): お答えいたします。
パチンコ遊技機の台数は、これも二十七年の数字でございますが、二百九十一万八千三百九十一台でございます。それから、回胴式遊技機、いわゆるパチスロというものでございますけれども、その台数が百六十六万一千五百六十二台でございます。
◆日本は世界一のギャンブル用の電子的ゲーム機、
EGMの設置大国です !
★ギャンブル依存症もずば抜けて高い割合になる !
○山本太郎君 いっぱいあるんですねというコメントしか返せないなという。四百五十七万九千九百十二台ぐらい。ちょっと数字間違っていたらごめんなさい、多分それぐらいだったと思います。
先ほどお配りした冊子の十一ページに、二〇一三年の統計なんですけれども、EMG、パチンコ、スロットの設置台数と世界でのその順位が出ていると。
日本は世界一のギャンブル用の電子的ゲーム機、EGMの設置大国ですと。設置台数世界一。そうなると、やっぱりギャンブル依存症もずば抜けて高い割合になるというのはしようがないかな話ですよね。もう既にギャンブルによる依存症大量生産国になっている可能性が高いと。
もう結構、日常の風景に溶け込んでいるという部分ありますけどね、何か。親戚とか集まったときにそういうパチンコが好きなおじさんがいたりとかというふうなところは何かどこの家庭でもあったりとか、友達のおじさんにいたりとかという、何か非常に日常に溶け込んでいるように思うんですけれども、でも、その裏にはいろんなそういう症状とかに苦しんでいたというようなことがあったのかもしれないですね。
既にこれ疑似カジノ化してしまっていると言ってもいいのかな。先進国で日本だけカジノが許されていないという言い回しというのは少し虚構のような気もするんですよね。現実をもうちょっと見てみると、ちょっと言い回しが違うとか、何というんですか、逃げ道と言ったらちょっと失礼ですけれども、それを、みんなに遊びを提供するということでいろんな道を開いたという部分があったと思うんですよね、過去に。
話続けます。では、さらに、このEGMがどれだけ依存症を誘発するようになっているか、御説明させてください。また読むのかと言わんといてください、済みません。お配りした資料二の冊子の十四ページですね。
EGM、先ほどのパチスロ、パチンコとかの話ですね。EGM、エレクトニック・ゲーミング・マシン、依存症を誘発する技術開発、東芝、ヤマハ、オムロンなどが高いシェアを持っていると。
◆視覚と音響によって大当たりの忘我状態を誘導 !
新しい技術がギャンブルに用いられるのは必然であり、不可避である。だが、多様なギャンブルの中で特に電子的ゲーム機、EGM、エレクトニック・ゲーミング・マシンはギャンブル依存症を生み出しやすいという指摘は一九九〇年代からなされている。最近では、研究者の方、N・ダウリングらが「EGMはギャンブルのコカインか?」という論文の中でこう述べている。
◆照明、色彩、フラッシュ効果、ゲームの図像学が動員して、
勝ちを求め続ける姿勢を再強化する !
一般的にEGMは、ギャンブルの中でも最も依存的誘発的であり、病的ギャンブルの原因となることが多いとされる。コンピューターグラフィックを用いたEGMは、デザインの面でも仕掛けの面でも強烈な画像と音響で刺激するギャンブルへ一段と変貌した。
音響効果は、伝統的な回胴式遊技機、スロットマシンのことらしいんですけれども、でも、シグナルや曲の一節やコインの落下音で入賞を印象付けるために用いられてきた。
視覚的には、照明、色彩、フラッシュ効果、ゲームの図像学が動員されると。
これらの視覚や音響の効果は快感を持続させ、負けたときより勝ったときの高揚感を印象付け、強化するのに駆使される。この状況は、記憶の中から大勝ちしたときの印象だけを選択的に引き出して、将来は大勝ちするかもしれない予想を過大評価するように仕向けるものと見てよい。
それらはまた、勝ちを求め続ける姿勢を再強化し、心理的な緊張、心理生理学的な活性化、ギャンブルにいざなう一定の強い刺激として機能するものである。
◆パチンコ・異質のEGMは、大当たりの前兆であることを
暗示するサイン、リーチ表示だ !
ダウリングらの念頭にあるのは、ポキーマシンと呼ばれる、スロットマシンである。そしてここで強調しなくてはならないのは、海外のEGMは基本的に純粋な確率に賭けるものであるのに対して、パチンコはこれとは違う異質のEGMである点である。
物語性の面白さを前提に、大当たりの前兆であることを暗示するサイン、リーチ表示という、そのサインを強烈な視覚と音響によって繰り返し刺激する。こうしてパチンコを打つ人間を大当たりの忘我状態に置く方向に技術を動員し、機械を開発してきた結果が今日の光景である。ある意味で、今日の日本のパチンコは巨大なガラパゴス産業だと言ってよい。
◆EGMギャンブルの持続可能な未来とは ?
日経ビジネス二〇〇七年十二月二十四日―三十一日号によると、先進的な部品提供として、液晶パネルはシャープや東芝、LEDはスタンレー電気、スピーカーはヤマハ、センサーや管理システムはオムロンがそれぞれ高いシェアを占めている。加えて、パチンコ機製造業界は閉鎖的、九七年に公正取引委員会から排除勧告が出されたこともあると、閉鎖的で利益率も高い。
ほかの方ですね、これ、C・リビングストンらは、最近のEGMになればなるほど、勝ちの記憶を刷り込むために先端技術が駆使されており、その結果、依存症誘発の危険性が著しく高められていることを指摘した論文の結論部分でこう述べている。
◆EGMの体系は、市民から財を吸い取ることを目指す、
権力が操る技術システムの好例だ !
EGMの体系は、消費者、中でももっと傷つきやすい市民から財を吸い取ることを目指す権力が操る技術システムの好例である。この形の搾取は科学の面でも政策の面でも議論の対象にはなっていない。EGM業者の側は常に本人自身が悲劇のシナリオライターであると言い張ってきた。こういう形で問題が立てられている限り、EGMという技術志向の商業システムの未来は安泰となる。
私たちは、EGMの生産やサービスについて安全で持続可能な消費の形態を描くことはできるとは思う。ただし、安全な消費とは、政府がEGMに伴う危機を取り除く方向に動いたときに初めて現実のものとなるのであると。いや、随分読んだなという、まあ、ちょっと済みません。
◆非常に中毒性を高くして、脳にまで影響を及ぼすような
状況が、どんどんつくられている !
結構これまずい状況だなと思うんですよね。遊技という名前だけれども、非常に中毒性を高くして脳にまで影響を及ぼすような状況がどんどんつくられていって、そこに日本の名立たる企業が入っていくということに関して、やっぱりこれ何らかの規制を設けなきゃいけないと思うんですよね、もちろん。これだけのギャンブル依存症を生み出し、まあこれはまだ全然分かっていないです、警察の調査というのも二十七年から始まって、事件の背景にギャンブルが絡んでいるのかどうかもまだ分からない、蓄積が、まだ日が浅いわけですもんね。
そのほかにも、まだこのギャンブルの依存という部分に関して、この国でいろんな制度が整っているとは言えない状況だと思うんですよね。だとするならば、まずやるべきことは、このような、脳に直接被害を与える、影響を与えるという部分に関しての、何というんですかね、制限というものを引いていかなきゃいけないだろうなと思うんですけど、いかがですかね、そのパチンコに対して、別にパチンコ憎しで言っているわけじゃないんですよ。
先ほどお話ししたとおり、全国の警察署、駐在所に近いような形、もうどこにでも、全国のどこにでもあるよというような感覚で繰り返し遊ぶことができる、その中でどんどん依存を深めていくというような、遊技と呼ばれる、事実上のギャンブルが実際に存在していて、その機械に対して、すごく脳に影響を受けるということがいろんな研究で出され始めているということは、これは、ちょっと本格的に国としてしっかりと、何ですかね、考えていかなきゃいけない部分だなと思われるんですけど。
カジノ議連の中で、新しいギャンブルに扉を開くということの中で、その話合いの中でこのパチンコに関しての何かアプローチみたいな、話合いみたいなものは、なされたんでしょうか。
○衆議院議員(岩屋毅君): 今日は、先生からギャンブル依存症の現場のお話というか、非常に深刻な事例について詳しくお聞かせをいただいて、私ども改めて、ギャンブル依存症の問題の深刻さというものを、痛感をさせていただいたところでございます。
私どもの問題意識は、午前中また午後の審議を通じても申し上げましたが、我が国はこれまで幾つかの公営競技を、特例法を作ることによって認めてきております。それから、ギャンブルとは認めておりませんけれども、今先生が御指摘ありました、パチンコということについても風適法の中で遊技として認めてきたことも事実でございます。
であるにもかかわらず、やはり国がこのギャンブル依存症の問題について十分な対策を講じることができていたかということを考えると、それは不十分だったと言わざるを得ないというふうに考えておりますし、そういうことに対して我々国会もある意味では不作為の罪があったのではないかなという問題意識をずっと持ってまいりました。
先ほど厚労省の数字も説明がありましたが、厚労省からも説明がありましたとおり、これは決して患者数ではないわけですね。ただ、五百三十六万人という数字がちょっと独り歩きしているところがある。
だから、ギャンブル依存症の調査の手法、方法についてもまだ十分に開発されているとは言い難いと思いますし、専門家の医師についても私は甚だ不足をしていると思います。先生の方から最近の脳科学的な手法によっていろんなことが分かってきたということも紹介していただきましたけれども、まだまだ、このギャンブル依存症というものが一体どういうものであって、どういう治療が効果的なのかということについてはまだこれからの課題なんだというふうに思っております。
それがゆえに、今般、極めて限られた数であるとはいえ新たなゲーミングを認めていこうとするに当たっては、これまでの既存の公営競技あるいは遊技等から発生をしてきている、ギャンブル依存症の問題について国が真正面から取り組める体制をつくるべきだというのが私どもの考え方でございまして、この間の審議を通じてそのことをしっかり答えてまいりましたし、あるいは附帯決議においてもお示しをしていただいたところでありまして、その方向性にのっとって政府としてしっかりとした制度設計をしていただけるようにこれからも努力を続けてまいりたいというふうに考えております。
−この続きは次回投稿します−
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