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安倍政権のTPP等・「政治詐欺」を阻止する 事は、真の野党の責務・責任だ !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 10 月 26 日 21:39:08: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


国民にとっては、TPPは、「無間地獄行きバス」であり、

安倍政権の「政治詐欺」を阻止する事は、真の野党の責務・責任だ !

自公政治家・NHK等は隠蔽するが、「日本収奪の最終兵器」・TPPは、

   多国籍企業の巨利獲得の手段である !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/10/19より抜粋・転載)

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1)安倍政権が、国会に提出した、TPPの資料は、

     大部分黒塗りの資料だった !

日本の未来を暗転させる、TPP審議が、与党ペースで推進されている。
「審議」と言っても実質的な審議はほとんど行われていない。

安倍自民党の計算では、すでに審議時間は、36時間を達成したとしており、審議時間が40時間に達すれば、強行採決に打って出る可能性がある。
TPPについては、通常国会でも審議されたが、野党が求める資料提出に対して、安倍政権が提出したのは、黒塗りの資料、いわゆる「海苔弁」だった。

黒塗りの「海苔弁」では、審議することができないという、野党の主張に対して、政府は十分な対応を示さなかった。

2)SBS米の価格偽装問題に対する、農水省

   の回答は、極めて不十分だった !

TPP批准案は、臨時国会で継続審議されているが、予算委員会で取り上げられた、SBS米の価格偽装問題に対する農水省の回答は不十分であり、TPP特別委での審議を開始する条件は整っていなかった。

それにもかかわらず、TPP特別委は審議に入り、「審議時間」時計の針だけが進められている。

TPPについて安倍内閣の稲田朋美防衛相は、以前、産経新聞記事のなかで「日本文明の墓場行きのバス」だと述べていた。おおむね正しい認識だが、やや甘い。
TPPは、「無間(むげん)地獄、灼熱(しゃくねつ)地獄行きのバス」である。

3)国民にとっては、TPPは、「無間地獄行きバス」であり、

  安倍政権の「政治詐欺」を阻止する事は、真の野党の責務・責任だ !

TPPは、「とんでもない ペテンの プロジェクト」の略称であり、このような「政治詐欺」を阻止することは、野党の責務、責任である。

このTPP審議で政府答弁の中心にいる一人が山本有二農水相である。
この山本有二農水相が18日夜に開かれた衆議院議院運営委員会委員長の自民党衆院議員佐藤勉氏のパーティーで、「野党が必ず強行採決するだろうと総理に質問するが、強行採決するかどうかはこの佐藤勉さんが決める。だから私は、はせ参じた。」と述べた。

9月29日には、衆議院TPP特別委員会理事に任命された、自民党の福田照衆院議員は、同氏が所属する二階派の会合で、「この国会ではTPPの委員会で西川(公也)先生の思いを、強行採決という形で実現するよう頑張らせていただく」と発言して、同委員会理事ならびに委員を更迭された。

4)福田TPP特別委員会理事は、審議が始まる前に、

  「強行採決」を明言し、山本農水相も同様の言動をした !

審議が始まる前に、「強行採決」を明言するな、前代未聞のことであり、福田氏の発言は、言語道断、委員更迭も当然のことだ。
この経緯があった上での山本有二農水相の発言である。

一委員と主要閣僚では発言の重大さがまったく異なる。
山本農水相は、「だからはせ参じた」と述べており、強行採決を佐藤氏に「お願い」するためにパーティーに出席したと理解できる発言を示したのである。

野党は、山本農水相の更迭を求め、誠意ある対応がない限り、一切の審議に応じるべきでない。

5)野党は、強行採決を佐藤委員長に要望したような

   言動の山本農水相の更迭を求めるべきだ !

そもそも、安倍政権は、パリ協定の批准を優先しているのだから、衆議院では、まずパリ協定の審議を優先するべきだ。

衆議院で、パリ協定の審議が行われれば、外相が出席しなければならず、TPP特別委は、開催できない。TPP審議を遅らせることができるのだ。

数が少ないだけでなく、主張するべきことも主張しない、取ることのできる戦術を取ることもしないなら、野党の存在意義はない。
民進党が、TPP批准に実質協力している疑いが、存在する。

6)蓮舫・野田・民進党は、TPP批准に

   実質協力している可能性がある !

SBS米の価格偽装問題について、農水省は、国産米価格への影響はないとの見解を示したが、根拠がない。
初歩の経済学の理論を用いれば、安い価格の米の流通が米全体の価格に影響を与えないことがあり得ないことが分かる。

リッター120円でガソリンを販売しているときに、リッター90円のガソリンが流通すれば、必ずリッター120円のガソリンの価格に影響が出る。当たり前のことだ。
SBS米と競合する米は業務用米で、流通量は250万トン程度である。

そこに安い米が10万トン流通すれば、一定の影響は確実に生じる。
TPPで米国、豪州枠が7.8万トン追加される。

7)農水省は「影響がない」と答弁したが、SBS米が安い価格

  で流通すれば、国内産米価に影響するのは、当然だ !

SBS米が実際上は安い価格で流通されていたのであるから、それが国内産米価に影響を与えていたことは明らかだ。
それにもかかわらず、農水省は「影響がない」と述べるだけで理論的な根拠も示さない。
野党は政府の不誠実な審議姿勢を糾弾し、TPP審議を止めるべきだ。

本日、10月19日は午後4時から衆議院第一議員会館多目的ホールで院内集会を開催、午後5時から参議院議員会館前で国会前行動を実施する。

8)自公政治家・官僚が、違憲・ぺてん師手法を駆使して

   いる事を野党は、国民に知らせるべきだ !

一人でも多くの主権者の参集が期待される。日本のTPP拙速批准は、異常である。
TPP参加による日本のメリットは皆無に近いが、あえて挙げるなら米国の自動車関税率引き下げだろう。しかし、米国は自動車関税率を引き下げない。

現在2.5%の普通車関税率は14年間、一切引き下げられない。
現在25%のトラック関税率は、29年間引き下げられないのだ。

これに対して、例えば豚肉は、現在キロ当たり482円の関税が、発効時に125円に引き下げられ、10年目からは50円になる。
牛肉は、現在38.5%の関税率が発効時に27.5%に、16年目からは9%になる。

−この続きは次回投稿します−

(参考資料)

自公政治家・NHK等は隠蔽するが、「日本収奪の最終兵器」・TPPは、

   多国籍企業の巨利獲得の手段である !

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/10/15より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1〜)6)は、省略します。

7)安倍政権のペテン師手法により、TPPについて

  正しい理解をしている国民が依然として少ない !

TPPについて正確な情報が報道されていないため、TPPについて正しい理解をしている国民が依然として少ない。
分かりやすい表現でTPPを表すなら、「とんでもない ペテンの プロジェクト」ということになる。
この頭文字を取ったのがTPPである。

TPPを一言で表現すると、「ハゲタカの ハゲタカによる ハゲタカのための条約」ということになる。そして、このTPPが、ターゲットとしているのは、他ならぬ日本なのだ。
ハゲタカとは、強欲巨大資本、多国籍企業、いわゆる「1%」の勢力のことだ。

8)TPPは、強欲巨大資本が巨利を獲得する、

    植民地化戦略の最終兵器だ !

このハゲタカは、1980年代以降、日本を経済植民地にするために、さまざまな工作活動を行ってきた。そのなかのひとつが、「年次改革要望書」で、大分有名になった。
この工作活動のなかで、りそな銀行の乗っ取りや郵政民営化などが実行されてきた。

TPPは、ハゲタカによる、「日本経済植民地化戦略の最終兵器」である。
このTPPによって、一体何がもたらされるのか。これが一番重要だ。
だが、次に述べるTPPの特性で、TPPが発効する時点では、必ずしもTPPの全貌が明らかでない。このことがTPP論議を極めて難しくしている。

9)TPPの実態を、大部分隠蔽・捏造し、

  偏向報道している事が、安倍・売国政治だ !

しかし、各種分析を行えば、TPPによって何がもたらされるのかを正確に予測することはできる。
その予測内容を正しく主権者に知らせることが重要だ

TPPによってもたらされる重要な変化は、次の6つだ。
1.日本農業が「農家の農業」から「ハゲタカの農業」に改変させられる
2.日本の医療が一握りの富裕層のための医療に改変させられる。
  一般市民は病気になっても十分な医療を受けられない病苦地獄に突き落と
されることになる。
3.労働規制撤廃で「一億総非正規化」に転換させられる。
  安倍政権が唱える「一億総活躍」の正体は「一億総非正規化」だ。
4.食の安全・安心が崩壊させられる
5.各種共済事業、農協、生協、労働組合が解体させられる
6.郵政マネー、年金マネー、企業内部留保金、政府外貨準備の約1000兆円がハゲタカによって収奪される

10)TPPによってもたらされる重要な変化は、以上の6つである !

このような重大な変化が予測されるのである。
TPPのもう一つの問題は、TPP協定文書の記述が膨大かつあいまいで、協定書を読んでも全貌と詳細が明らかにならないこと。
さらに、協定文書に至る経緯が秘密保持規定で隠蔽されるため、闇に覆われている。

いわば、レーダーに映らない「ステルス爆撃機」のような存在なのだ。

そして、この「ステルス爆撃機」の最大の恐ろしさは、これが「ISD条項」という「核弾頭」を搭載していることである。

11)TPPのISD条項で、日本の諸制度、諸規制は、

   今後、強制的に改変させられる !

このISD条項という核弾頭により、日本の諸制度、諸規制は、今後、強制的に改変させられることになる。
かつて沖縄は、サンフランシスコ講和条約で日本から切り捨てられ、「銃剣とブルドーザー」によって蹂躙された。

これからの日本は、「安倍政権とISD条項」によって蹂躙されることになる。
稲田朋美防衛相は以前に産経新聞で、「TPPは日本文明の墓場行きのバス」だと述べた。
かなり正しいが、認識が甘い。


12)安倍首相は、隠すが、TPP批准は、

    灼熱地獄、無間地獄行きのバスだ !

正しくは、「TPPは灼熱地獄、無間地獄行きのバス」なのである。
国民を無理やり無間地獄行きのバスに乗り込ませ、行き先も告げずにバスを発車させることが許されるわけがない。

どうしてもバスを発車させると言うなら、乗り込ませるのは、「安倍一族」に限定するべきだ。
今国会でのTPP批准を何としても阻止しなければならないが、問題の本質が、安倍政治の暴走にあることを見落としてはならない。

13)安倍政権を打倒し、「平和と共生」の政治確立を

   実現する新しい政権を樹立すべきだ !

2017年初頭にも実施されるかもしれぬ次の衆院総選挙において、安倍政権を打倒し、原発稼働、憲法破壊、TPP推進、辺野古基地建設、消費税増税をすべて拒絶する、
「平和と共生」の政治確立を実現する新しい政権を樹立しなければならない。

このために私も微力ながら力を尽くす。
このことをもって、連帯の決意表明とさせていただいた。



 

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