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安倍首相が消費増税再延期の方針、財務相や公明党と会談へ=関係筋
安倍首相「消費増税」再延期でアベノミクスの失敗隠し !
3年超のアベノミクスで、好景気にできない
のであれば、内閣総辞職すべきだ !
T 複数の政府関係者が消費増税再延期を明言 !
(jp.reuters.com:Business | 2016年 05月27日11:58 より抜粋・転載)
[東京 27日 ロイター]安倍晋三首相は、2017年4月から予定されている消費税率10%への引き上げを再延期する方針を固めた。複数の政府関係者が明らかにした。
安倍首相は、近く麻生太郎財務相、公明党の山口那津男代表とそれぞれ会談し、延期期間を何年程度にするのか詰めの調整に入る。
5月26、27日の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で、G7首脳は、不透明感が増している世界経済の現状を共有。安倍首相は、増税に踏み切ればデフレからの脱却が困難になると判断したもようだ。
安倍首相は26日、記者団に対し「世界経済は分岐点にあり、政策対応を誤ると危機に陥るリスクがある」と述べた。
実施時期をいつまで延期するかは29日に麻生財務相、30日に山口代表と個別に会って最終調整する。
安倍首相は、増税を延期しても2020年度に基礎的財政収支の赤字を解消する財政健全化目標を堅持したい考えで、関係者によると、1年から3年程度延期する案を軸に、政府・与党で協議するとみられる。
政府は、31日に「ニッポン1億総活躍プラン」「新成長戦略」と併せて、消費増税を前提に策定していた骨太方針を閣議決定する方針だったが、首相方針を踏まえ、骨太の閣議決定を6月初旬に先送りする方向だ。
U 安倍首相「消費増税」再延期でアベノミクスの失敗隠し !
(www.nikkan-gendai.com:2016年5月27日より抜粋・転載)
アベノミクスの失敗は認めるべきだ(C)AP
安倍首相が来年4月の消費税引き上げを再延期する方針を固めた。世界経済が減速しているうえに熊本地震も重なったため、引き上げを実施した場合、デフレ脱却が遠のくと判断したからだという。
だが、この理屈はマユツバものだ。26日の主要7カ国首脳会議(G7)全体会合で安倍首相は世界経済の現状を「(2008年の)リーマン・ショック前の状況に似ている」と指摘。最新のエネルギーや食糧、素材などの商品価格がリーマン・ショック前後と同じ55%下落したことを挙げ、各国に財政出動を呼びかけた。
安倍首相は消費増税について「リーマン・ショックや大地震のような事態が発生しない限り実施する」としていた。アベノミクスの失敗を認めたくないので、リーマン・ショックを引き合いに出し、消費税引き上げの延期を正当化する狙いのようだ。
民進党の岡田代表は26日、記者団に「消費税先送りの言い訳に都合よく使えるようG7を利用していると言われても仕方ない。非常に恥ずかしい。
アベノミクスの失敗と認めるべきだ」と批判。財政規律を重んじるドイツのメルケル首相は安倍首相が主張する財政出動に難色を示した。
(参考資料)
3年超のアベノミクスで、好景気にできない
のであれば、内閣総辞職すべきだ !
「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/05/18より抜粋・転載
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1)月に1回程度のペースで党首討論は行うべきだが、
めったに実行しないのは、職務怠慢だ !
本日、5月18、今国会初の党首討論が行われた。国会の停滞は、あまりにも深刻だ。
せめてひと月に1回程度のペースで党首討論は行うべきだ。職務怠慢である。
日程が今日にされたのは、安倍政権が、GDP統計でプラス数値が発表になることを、事前に把握していたからだと考えられる。
五輪招致でも垣間見えるように、この政権に、「不正をしてはならない」という判断はないと思われる。
2)安倍首相は、参院選に向けて、消費税再増税
の再延期を決定する可能性大だ !
安倍首相は、参院選に向けて、消費税再増税の再延期を決定するだろう。
安倍首相は2014年11月18日の総理大臣記者会見で、「来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。
再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/1118kaiken.html
(動画の7分48秒から8分33秒の部分)と述べているが、「そんなの関係ねー」
というのが、安倍首相の振る舞いである。
3)「消費税再増税再延期の判断を公表することは、絶対にないか」と
質問されたが、安倍氏は答えられなかった !
今日の党首討論で、野党党首から、「近く、消費税再増税再延期の判断を公表することは、絶対にないか」と問われたが、安倍氏は答えられなかった。
つまり、再増税再延期を決定し、発表するのだと考えられる。
安倍首相は2014年11月18日の会見で、このようにも述べている。
「平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。
3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。
私はそう決意しています。」消費税再増税を再延期するということは、「3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる」との発言を実現できなかったことを意味する。
4)3年超のアベノミクスで、好景気にできない事であれば、
内閣総辞職で責任を明らかにするべき事は当然だ !
消費税再増税を実現できる「経済状況をつくり出すことができ」ずに、消費税再増税を再延期せざるを得ないのなら、消費税再増税再延期の決断を国民に示す際に、内閣総辞職で責任を明らかにするべきことは当然のことだ。
民進党の岡田克也氏は、2012年に自民党、公明党と結託して、当時の民主党の主権者との契約を踏みにじる消費税増税に突き進んだ「戦犯」の一人である。
その消費税増税が、日本経済を破壊した。
他方で、シロアリ退治など、一匹も実行されていない。
逆にシロアリの増殖だけが進んでいる。
5)公約違反の消費税増税で、日本経済を破壊
した、自公と民主党悪徳10人衆の大罪 !
この消費税大増税の方針そのものが間違っているのであり、岡田克也氏には、安倍晋三氏を批判する資格はない。
安倍晋三氏は共産党の志位和夫委員長との討論において、経済音痴ぶりをいかんなく発揮した。
個人の実質所得が2016年3月の数値で+1.4%を記録したことを大宣伝した。
安倍氏は2016年3月の毎月勤労統計における実質賃金指数が前年同月比+1.4%を記録したことを大宣伝したと見られるが、単月の数値だけを大宣伝すること自体、ミスリーディングである。
6)安倍首相の無知な答弁、単月の数値だけを
大宣伝すること自体、ミスリーディングだ !
3月は「特別に支払われた給与」が、前年同月比+19.8%の突出して高い数値を示した。
その影響で現金給与総額が前年比+1.4%の高い伸びを示したが、所得の基調を見る上で、単月の数値だけを見ることは、適当でない。
実質賃金指数は、2014年が、前年比−2.8%、2015年が−0.9%の減少を記録しており、最近の月次指数は、2015年11月 −0.4%、2015年12月 −0.2%
2016年 1月 0.0%、2016年 2月 +0.3%、を記録しており、前年同月比+19.8%という、3月の数値だけが突出している。
7)「異常値」のような、例外的な数値を用いて強弁する、安倍首相は、
「詐欺師の手法」、「経済音痴」だ !
「異常値」のような、例外的な数値を用いて強弁するのは、「詐欺師の手法」である。
「経済音痴」の意味はこれだ。
衆議院TVインターネット審議中継:http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php:ビデオライブラリー
2016年5月18日:国家基本政策委員会合同審査会(党首討論)
志位和夫氏の質問:ビデオ 1時間02分50秒から1時間03分 秒の部分
安倍氏はこう述べた。
「実質賃金というのは、3%消費税を上げましたから、3%分をですね、削られてしまうわけですか
ら、そこで上げてゆくというのは大変なんですが、3月においては1.4%プラスになったということは、まず申し上げておきたい」
この発言のどこが「経済音痴」なのか。
8)前年同月比の3月一ヶ月伸び率だから、もう
消費税増税の影響は、含まれていないのだ !
安倍氏の発言は、「賃金が、消費税増税による所得の目減りを消して増加した」という意味になるが、まったく違う。
前年同月比の伸び率だから、もう消費税増税の影響は、含まれていないのだ。
こんな大間違い答弁を許容することはできない。
何も知らない視聴者は、賃金が消費税増税分を打ち消して増加したのだと勘違いする。
−以下省略します−
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