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エジプト旅客機墜落で当局の判断、
トラブルよりテロの可能性高い !
ロシア旅客機が墜落した事件は、爆発物
による墜落の可能性が高い !
(news.tbs.co.jp :2016年5月20日より抜粋・転載)
◆エジプトの旅客機、 墜落したとみられています !
フランスのパリからエジプトのカイロに向かっていたエジプトの旅客機が、地中海上空でレーダーから消えました。墜落したとみられていますが、エジプトの航空当局は、「技術トラブルよりテロの可能性が高い」との見方を示しました。
「何らかの異常行動、あるいはテロ攻撃のあった可能性の方が、技術的なミスより可能性が高い」(エジプト ファタヒ民間航空相)
エジプト航空当局は、日本時間の5月19日夜、会見を開き、エジプト機の墜落についてテロの可能性を示唆しました。
「パリからカイロに向かっていた旅客機が午前2時45分、レーダーから消えました」(エジプト国営放送)
◆旅客機には、乗客56人、 乗員10人が乗っていた !
パリ発エジプト・カイロ行きの「エジプト航空MS804便(エアバスA320型機)」が日本時間午前9時39分、レーダーから消えました。この便には、エジプト人やフランス人など子ども3人を含む乗客56人、乗員10人が乗っていました。
「(Q.誰が乗っていた?)娘です。(Q.最後の連絡は?)昨夜です」(乗員の家族)
「何の情報もくれない。『うわさを信じるな、機体は消息不明』だけだ」(乗客の家族)
パリでも・・・
「乗客の家族でしょうか、ホテルの方に集まってきています」(記者)
ロイター通信は、現場海域の船から「空に炎が見えた」との目撃情報を報じています。ギリシャ航空当局は、機体がギリシャ沖のカルパトス島付近に墜落したとの見方を発表しました。
「こちら、行方がわからなくなっているエジプトエアのカウンターです。対応に追われているのだと思いますが、人が少ないです。その一方で、この前には大勢の報道陣が構えています」(記者)
◆消息を絶ったのはエジプト領空に16キロ入った地点である !
この便はパリを日本時間の午前6時すぎに出発、カイロに午前9時40分ごろ到着する予定でした。リアルタイムで航空機がどこを飛んでいるのか見ることができるサイトによりますと、消息を絶ったのはエジプト領空に16キロ入った地点である。
高度はおよそ1万1300メートルで、時速980キロあまりで飛行中でした。飛行記録では、直前まで異常は見られません。機体に何が起きたのでしょうか。
「(飛行記録が)急になくなったということは、飛行機の電源が急に全くなくなったということ。爆発物なのか、あるいは機体が急に破壊され、例えば歪みがあって、それが持ちこたえられなくなって、破壊されてしまったことが考えられる」(航空評論家 小林宏之氏)
機長は飛行時間6000時間のベテラン。現場では悪天候は報告されていませんでした。
◆レーダーから機影が消える、10分前、
パイロットと連絡が取れなくなった !
一方、ギリシャ航空当局は、レーダーから機影が消える、10分前、パイロットと連絡が取れなくなったことを明らかにしました。さらに消息が途絶えた時間帯に機体が急旋回していたことがわかりました。機体はまず左に90度急旋回、その後、今度は右に360度旋回しながら、およそ700メートル急降下したということです。このとき、機内ではどういう状況だったのでしょうか。
「一瞬の、かつパイロットが対応できない、あるいは管制に通報する余裕がないような事態が発生したと考えられる」(航空評論家 小林宏之氏)
◆去年10月末に、ロシアの旅客機が、 シナイ半島に墜落した !
エジプトでは、去年10月末にロシアの旅客機がシナイ半島に墜落した。乗客乗員224人全員が死亡しました。このロシア機墜落をめぐっては、過激派組織「イスラム国のシナイ州」を名乗る組織が犯行声明を出しました。清涼飲料水の缶などを使った簡易爆弾を使い、テロを起こしたと主張したのです。今回の事態を受け、エジプトの首相はテロの可能性について問われると・・・
「現時点ではテロの可能性は肯定も否定もできない。全ての調査を終えてから、どういう状況だったのか、そして原因についてもはっきり伝えられるだろう」(エジプト イスマイル首相)
今回、エジプト航空の旅客機はフランス・パリのシャルル・ド・ゴール空港を離陸しました。
「テロがあって以降、厳戒態勢をとっている、フランスですけれども、兵士たちが銃を持って巡回しています」(記者)
パリでは、去年11月、同時多発テロ事件が発生し、過激派組織「イスラム国」が起こしたものと判明した。事件以降、フランス全土では「非常事態宣言」が出され、空港もテロへの厳重な警戒が続いていました。
◆地中海で、墜落したエジプト機のものと
みられる残骸が、見つかった !
エジプト航空当局は、会見で、「技術トラブルよりテロの可能性の方が高い」との見方を示しました。ギリシャ公営テレビなどによりますと、クレタ島沖の地中海で墜落したエジプト機のものとみられる残骸が見つかったということです。(19日23:18)
(参考資料)
ロシア旅客機墜落事件の真相は ?
ロシア旅客機が墜落した事件は、爆発物
による墜落の可能性が高い !
植草一秀の『知られざる真実』」:2015/11/05より抜粋・転載
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1)ハモンド外相:ロシア旅客機が墜落した
事件は、爆発物による墜落の可能性が高い !
10月31日に乗員乗客224人を乗せたエジプト東部シナイ半島でロシアのコガリムアビア社の旅客機が墜落したことについて、イギリスのハモンド外相は11月4日、機内に持ち込まれた爆発物による墜落の可能性が高いとの見方を示した。
また、米国CNNも11月4日、米情報機関が過激派組織「イスラム国」(ISIS)または関連組織が機内に爆弾を仕掛けたとの見方を強めている、と報じた。
乗員乗客224人のうち、221人がロシア人、3人がウクライナ人で、全員が死亡したと伝えられている。
2)乗員乗客224人が全員死亡、IS等による
「テロ」だとすれば、巨大事件だ !
ISあるいはその関係者による「テロ」だとすれば、巨大事件である。
当初、エジプト政府などがテロの可能性がないとしていたため、ニュースの扱いは小さかった。
一方で、ISは、事案発生直後から犯行声明を発表していたが、主要メディアは、エジプト政府発表の情報を軸に報道を展開していた。ロシアは、シリアで空爆を実施している。
ISを攻撃対象にしているとするが、実際には、シリアの反政府勢力に対する攻撃であるとの見方が強い。シリアのアサド政権は、欧米陣営と対立している。
他方、ロシアは、アサド政権を支持するスタンスを保持している。
3)シリアのアサド政権は、欧米陣営と対立し、ロシアは、アサド政権を支持、
反政府勢力に対する攻撃・空爆実行 !
シリア、イスラム国(ISIS)を取り巻く情勢は複雑で、遠く離れた日本では、その実情が分かりにくいが、ネット上に公開されている情報などをもとに、簡単に整理すると次のようなことになる。
http://barbarossa.red/syriancivilwar/などを参照。
ISの活動が拡大し、欧米勢力が、IS制圧を目的に行動を展開している一方、シリアのアサド政権もIS制圧を掲げていることから、欧米勢力は、シリアのアサド政権に対する敵対姿勢を抑制する状況が続いてきた。
4)シリアのアサド政権は、欧米同様、IS制圧を掲げているが、反政府勢力
へ非人道的な攻撃を展開 !
しかし、アサド政権は、反政府勢力に対する非人道的な攻撃を展開しているとされ、これが欧米勢力の反アサド政権姿勢を生み出す背景になってきた。
宗派的な側面に注目すると、現在のイラク政権、イラン政権、アサド政権は、いずれもイスラム教シーア派に属する。
アサド政権は、シーア派のなかのアラウィー派という少数派である。
ただし、シリア政府を支配しているのは、バアス党であり、バアス党は、「アラビア語を話す者は宗教・宗派にかかわらず一つの民族である」というアラブ民族主義の考え方を取っており、バアス党は、スンニ派もキリスト教徒も排除していない。
5)シリア政府を支配しているバアス党は、
スンニ派もキリスト教徒も排除していない !
実際に、スンニ派などのアラウィー派以外の人材も議会、政党、軍、公務員などのポストについている。
2011年に、チュニジア、エジプトで「アラブの春」と呼ばれる革命運動が勃発した延長上に、シリアでも反政府運動が発生し、「自由シリア軍」と呼ばれる、反政府組織が形成された。
これに対して、アサド政権は、反政府勢力鎮圧に動いた。
「自由シリア軍」は、統率力を失い、市民の支持を失っていった。
6)「自由シリア軍」と呼ばれる、
反政府組織鎮圧へ、アサド政権は、動いた !
代わって登場したのが、「ヌスラ戦線」という、イスラム過激組織であったが、この組織が、アル・カイーダ系統の組織であることが判明して支持を失った。
そのなかで、2013年央に、シーア派のイスラム組織である、レバノンのヒズボラが参戦した。
これに対して、アラブのスンニ派国家が、反発を強め、シリア内の反体制派を支援したため、内乱が「宗派対立」の様相を強めた。
さらに、2014年入り後、イスラム国(ISIS)とシリア反政府勢力との衝突が、激化した。
シリアの反政府勢力は、当初、イスラム国の台頭を容認していたが、ISISが反政府勢力を支配下に置こうとして内紛が広がったと見られる。
7)シリアのアサド政権はIS制圧の姿勢を強調
するが、主な標的は、反政府勢力である !
シリアのアサド政権はIS制圧の姿勢を強調するが、直接の標的としているのはシリア内の反政府勢力である。
米国はシリアのアサド政権を打倒するために、自由シリア軍などを支援し、同時に、ISの制圧を試みてきたとされるが、この計画はまったく効果を上げてこなかった。
ロシアはISを制圧するとの名目でシリアにおける空爆に踏み切ったが、その狙いは、シリア内部の反政府勢力であると見られている。
8)ロシアはISを制圧するとの名目でシリアにおける
空爆を実行するが、主な標的は、反政府勢力だ !
このような図式のなかで今回のロシア機撃墜事件が発生した。
ロシアはIS制裁のための空爆を激化させる大義名分を確保したことになる。
イラクでは、フセイン政権が打倒されて、歴史上、初めて、スンニ派支配がシーア派支配に転換した。
メソポタミア文明以来の大転換が生じたのである。
シーア派国家の中核は、イランであり、サダト大統領のシリアが、分類上、シーア派支配ということになるから、ペルシャ湾から地中海にかけて、シーア派勢力による支配地域が、確立される状況が生まれている。これに対して、スンニ派国家の盟主が、サウジアラビアである。
9)シーア派国家の中核は、イランであり、
スンニ派国家の盟主が、サウジアラビアだ !
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