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政治改革実現のため、「安倍政治を許さない !」の連帯強化が第一だ !
違憲・民意無視の政治を転換するため、反安倍政権の主権者
と政治勢力の、大同団結が不可欠だ !
野党4党連合で、「戦争と弱肉強食」の安倍・自公政権を倒す !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/05/09より抜粋・転載)
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1) 比例区の絶対得票率で、自民党は約17%
だけ、自公で、約25%弱でしかない !
参院選の争点に私たちは何を据えるべきか。
安倍政権が推進する政策に対して、「安倍政治を許さない !」と考える主権者が多数存在する。
安倍政権与党は、衆参両院で多数議席を占有しているが、このことは国民多数が安倍政権を支持していることを意味していない。選挙の結果、多数議席を獲得したに過ぎない。
2014年12月の選挙で、安倍政権与党に投票した主権者は、主権者全体の24.7%に過ぎなかった(比例代表)。自民党単独では、17.4%である。
*補足説明:衆院選比例代表選挙で、安倍自民党は全有権者の17.4%の投票しか得ていない。
衆院選・参院選、いずれも、最低投票率を捏造して、改革派候補者の票を大量廃棄して、自公圧勝を演出した、悪徳ペンタゴンによる、不正選挙だったとの指摘は多い。
政治謀略で、改革派政治家等の罪を捏造する、平然と、憲法違反・公約違反をやる、政官業・マスコミ癒着で国民を洗脳し、騙すペテン師集団、それが、対米隷属・自民党・自公政権の正体だ。
なお、安保法案賛成の3野党は、捏造された、隠れ自民党・ペテン師集団である。
2)絶対得票率25%弱で、安倍政権与党が、
衆議院議席定数の7割弱を占有した !
つまり、この選挙で安倍政権与党に投票した主権者は4人に1人。
安倍自民党に投票した主権者は、6人に1人だった。
それでも、選挙制度の特性で、安倍政権与党が、衆議院議席定数の7割弱を占有することになった。
安倍政権与党でない政党に投票した主権者は、主権者全体の28.0%いた。
したがって、「安倍政治を許さない!」勢力が連帯して選挙を戦っていれば、選挙結果は大逆転していたことになる。もうひとつ重要な問題がある。
投票率が52.66%にとどまったことだ。
3)投票率は、約52%、選挙に行かなかった、5割
の主権者のうち、7割は反自公の可能性大だ !
主権者の半分が選挙に行かなかった。
4月24日の北海道5区の衆院補欠選挙では、出口調査で、無党派層の7割が反自公候補に投票したと伝えられている。
選挙に行かなかった5割の主権者のうち、7割は、反自公=反安倍の考えを有しているということも十分に考えられる。
この場合、安倍政治は主権者多数の意思に支えられたものではないということになる。
民主主義は多数の意思に基づく政治を実現することを目的とする制度であるから、この現状は望ましいものではない。
主権者多数の意思に基づく政治を実現することを目指す必要がある。
4)主権者多数の意思に基づく政治を実現 するため、反安倍政権の一点に
絞り込んで、 選挙を戦う事が不可欠だ !
そのためには、「安倍政治を許さない !」という一点に絞り込んで、選挙を戦うことが必要になるだろう。
3月18日に開催された、オールジャパン平和と共生「安倍政治を許さない !
参院選総決起集会」に、反原発運動を続けてこられた、小出裕章氏がメッセージを寄せてくださり、これを読み上げさせていただいた。
そのメッセージのなかの、いま私たちが取るべき行動に関する部分を紹介させていただく。
「次の国政選挙はとても大切だと私は思います。
昨年7月18日に、私は「アベ政治を許さない」のポスターを掲げて、今私が住んでいる街・松本の駅前に立ちました。
11月3日以降は、毎月3日に立っています。
5)「アベ政治を許さない」の1点で、 連帯する必要がある !
次の選挙では、何としても安倍自民党を退陣の方向に行かせたいと願います。
そのためには、ただ一点それだけのために連帯する必要があると思います。
この集会にご参加くださっている皆さんがそれぞれの個性を生かして活動してくださることを願います。」
つまり、「安倍政治を許さない!」の一点に絞り、主権者が連帯することが大事なのである。
そのための、一つの行動が参院選1人区における候補者一本化の取組みである。
候補者を一人に絞り込むのは、「安倍政治を許さない !」一点で主権者が連帯するための方策なのだ。
しかし、衆議院総選挙が行われる場合、反自公陣営の候補者調整は容易でない。
いまのところ、大きな進展は、見られない。
6)反自公陣営の候補者調整は容易でない状況なので、
安倍政権は、衆議院総選挙を前倒しする可能性が高い !
だからこそ、安倍政権は、衆議院総選挙を前倒しする可能性が高いのだ。
これを既存の政党だけに委ねても、迅速な結果を得るのは難しいだろう。
そのときに行動しなければならないのは主権者である。
「安倍政治を許さない !」意味を具体的に考え、この考え方にもっとも近い候補者を、主権者が1人に絞り込み、その候補者に主権者の投票を集中させる。
政党に委ねて難しいからこそ、主権者が主導して、この作業を実現しなければならない。
具体的な問題とは、原発であり、消費税であり、TPPだ。
もちろん、戦争法、辺野古基地、格差の問題も重要だ。
−この続きは次回投稿します−
(参考資料)
野党4党連合で、「戦争と弱肉強食」の安倍・自公政権を倒す !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/05/03より抜粋・転載)
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1)憲法集会が、開催され、野党4党の代表等が、
勢ぞろいしてあいさつした !
憲法記念日である、5月3日の今日、午前11時から、東京の有明防災公園(東京臨海広域防災公園)で、憲法集会が、開催された。
午後1時に開会された本集会では、解釈で憲法9条壊すな !実行委員会の高田健氏が開会あいさつをした。
むのたけじさんなどのあいさつの後、野党4党の代表である、岡田克也氏、志位和夫氏、吉田忠智氏、小沢一郎氏が、勢ぞろいしてあいさつした。
集会終了後、参集した主権者は、二つのグループに分かれて、豊洲と台場に向けてパレードした。
2)安倍政権は、解釈改憲を強行し、集団的自衛権行使を
容認する戦争法制を強行制定した !
安倍政権が、憲法改定の手続きを経ずに、憲法の内容を変えてしまうという解釈改憲を強行し、集団的自衛権行使を容認する戦争法制を強行制定してしまった。
本年夏の参院選で安倍政権与党が参院で3分の2以上の勢力を獲得すれば、今度は憲法そのものの改変に着手する可能性が高い。
この安倍政権の基本姿勢を許さない !と考える主権者が多数存在する。
3)安倍政権による、憲法破壊、憲法改変を許さない !
との思いで、この憲法集会に参集した !
その主権者が、憲法記念日の今日、安倍政権による憲法破壊、憲法改変を許さない!との思いで、この憲法集会に参集したのである。
集会では、当然のことながら、夏の参院選に向けてのアピールが示された。
政治を変えるには議会の議席構成を変えることが必要である。
選挙に勝たねばならないのである。
その選挙に勝つには、現行の選挙制度を熟知し、選挙制度に見合う戦術を採用することが必要である。
そのような具体的な対応が求められている。
そのために、いま取られているのが、野党共闘の推進である。
4)違憲・民意無視の政治を転換するため、反安倍政権の主権者
と政治勢力の、大同団結が不可欠だ !
「安倍政治を許さない !」と考える主権者と政治勢力が、大同団結することが、何よりも重要になっている。
社会民主党、民進党、日本共産党、生活の党と山本太郎となかまたちの4党が、大同団結することが大切だ。頭文字を取って、社民共生連合を構築するべきである。
これが安倍政治を打破する第一歩になる。
32ある参院選1人区で、社民共生連合候補を一人に絞り込むことが、まずは重要になる。
そのなかで問題になるのは、繰り返しになるが、民進党のなかに「隠れ自公派」が、潜伏していることだ。
5)「隠れ自公派」こそ、主権者政権を破壊した
主犯であり、野党共闘の反対派だ !
この「隠れ自公派」こそ、2009年に樹立された、主権者政権を破壊した主犯である。
集会で岡田克也氏があいさつしたが、拍手はまばらだった。
民進党の支持率は、低迷を続けている。
主権者の民進党不信、民進党嫌いは、ほとんど是正されていない。
社民共生連合が候補者を一本化し、生活の党の小沢一郎代表と他党代表者が、並んで応援演説をすることが必要なときに、小沢氏排除を主張しているようでは、主権者の信頼を得られるわけがない。
6)政治改革阻止の諸悪の根源は、
民進党悪徳10人衆にある !
諸悪の根源は、民進党悪徳10人衆にある事実は変わらない。
この「障害」を抱えたまま、安倍政治に対峙しなければならないのだから、前途は容易ならざるが、主権者のための政治を実現するには、この問題点も克服してゆかねばならない。
そのために重要になるのが、「政策基軸」の考え方である。
「安倍政治を許さない !」内容を、より明確に示してゆく必要がある。
7)反安倍政権の「政策基軸」を、より明確
に示してゆく必要がある !
原発稼働、憲法破壊、TPP参加を許さない。辺野古基地、格差拡大を許さない。
の政策路線をより明確に示してゆくことも重要になる。
政策を明示することにより、「隠れ自公派」をあぶり出すことが可能になるからだ。
主権者の分布は次のようなものだ。選挙に行く国民が全体の半分。選挙に行かない国民が半分。
選挙に行く国民のうち、半分が自公支持。残りの半分が反自公。これが基礎票である。
参院の1人区、衆院の小選挙区で、反自公が複数候補を擁立すると、自公が圧倒的に有利になる。
8)参院の1人区、衆院の小選挙区で、反自公は、
候補者の一本化が重要だ !
だから、反自公は、候補者の一本化を実現しなければならない。
選挙に行かない残りの5割の主権者のなかでは、3割が自公支持、7割が反自公である。
したがって、投票率を5割から6割に引き上げることができれば、政権交代実現の可能性が大幅に高くなる。
投票率が、5割から6割に上昇する場合、この10%の有権者のなかの3%部分が自公に投票し、7%部分が反自公に投票する。
−以下省略します−
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