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細野豪志政策調査会長記者会見
新党名・新綱領・ 待機児童問題等について
(www.dpj.or.jp:2016年3月15日より抜粋・転載)
2016年3月15日(火)11時02分〜11時26分
編集・発行/民主党政策調査会(項目ごとに編集しました)
★会見の模様を以下のURLで配信しています。
https://www.youtube.com/watch?v=J_lzdq67PtA
○新党名・新綱領について
【政調会長】
☆「民進党」、「民と一緒に進んでいく」という
名前は、しっかりと一つにまとまっていく意味
でもいい名前だ !
☆立党の理念は、「自由」、「共生」、
そして「未来への責任」です !
前回投稿済みです。
○待機児童問題について
【政調会長】
もう1点、待機児童の問題ですが、保育士さんの待遇をもっとよくするべきではないかと、さらには待機児童ゼロを実現するべきだという話があちらこちらから出ています。
今日、ネクストキャビネット(次の内閣)の中で、保育士の給料を上げることに関しては法案登録をまずしたいと思っています。ですから、しっかりとした対応をすることによって保育の環境をよくする、それが子どもさん達の環境をよくすることにもつながるし、当然ですが女性の活躍にもつながっていくということだと思いますので、民主党としてもこれを強い関心を持って前に進めていきたいと思っています。
☆安倍総理は、第1次政権の「消えた年金」
問題の時に初動が非常に鈍かった !
待機児童の問題でも、初動の鈍さ
というか、発言のブレがある !
若干、気になりますのは、安倍政権のこの初動の鈍さというか、発言のブレです。山尾志桜里議員の質問に対して、例のブログのコメントの件ですが、「匿名である以上、確かめようがない」と、こういう発言を総理はされました。
やや思い起こすのは、安倍総理は、第1次政権の「消えた年金」問題の時に初動が非常に鈍かった。その後は大慌てで「最後の1人に至るまで」と大見得を切られたわけですが、
結局、それを実現することなく、退陣されたという経緯もあります。
ものの性格は違いますから単純に比較はできませんが、初動が鈍く、それを大慌てで覆い隠すようにいろいろやられているようですが、しっかり責任を持ってやってもらわないと。
これは大変重要な問題ですから。そこも含めて我々としては政策の提案もしていきたいし、また政府がやっていることの問題点があればしっかり指摘することが重要ではないかと思います。
■質疑:
○新党について
【フリーランス・堀田記者】
かつて「新しく進んだ党」もちょっとの間で消えた。「民とともに進む」のはどれぐらい長く続くか。
【政調会長】
☆「民進党」というのは「民と一緒に進む」 !
党名を決める一つの考え方として、その党名そのものに価値が反映されていない政党名は付けるべきではないという議論があったのですね。これは私も同じ思いです。
あまり党名を挙げないほうがいいかもしれませんが、古い名前であればあまり支障がないと思いますので申し上げると、例えば「日本新党」とか「さきがけ」とか、そういう政党というのは、新しいという意味以外は、そこにはないわけですね。
それと比べると「民進党」というのは「民と一緒に進む」と。あとは英語名がどうなるかということも当然影響しますが、「進む」というところに何を込めるかということで、価値を体現した名前になり得ると私は思います。
あとは、それにふさわしい、永続性のあるものにしていかなければならないし、中身を伴ったものにしていかなければなりません。
少なくとも永続性のある政党になる前提は整えているのではないか、必要条件は備えているのではないかと思いますので、あとは実際にやれるかどうか。これからだと思います。
【フリーランス・堀田記者】
絶対的なものは十分か。
【政調会長】
まあ27日に結党大会がありますからね。まず綱領が重要だと思います。あとは当然、顔ぶれです。私は、民進党に集う政治家、今の国会議員だけではなくて、当選をしていないメンバー、さらには地方議員の皆さん、十分その資格があると思っていますので、いい政党をつくりたいと思います。
○自民党による 東日本大震災対応の検証について
【読売新聞・上村記者】
先日、3.11、東日本大震災から5年を迎えて、自民党が当時の民主党政権の初動の対応など、原発事故も含めて検証する組織を党内に立ち上げると決めたようだが、この時期に自民党の手によって検証を行うことについてどうお考えか。
【政調会長】
☆自民党が政権を持っていた時の原発事故対応の準備、さらには
原発政策そのものをしっかり検証するのが最低限の責任だ !
まあ、おやりいただいたらいいと思います。我々も政権の時に、政府でも事故調をやりましたし、さらには国会にも与野党を超えて事故調をつくったと。
さらには民間の事故調もありましたので、それにも全面的に協力して徹底的にやりましたので。
記憶というのは一定の、何と言いますか、薄れていくものです。私も当事者ですからよくわかりますが。ですから1年たたないぐらいからダーっと検証をやりまして、あの1年ぐらいが非常にいい機会だったと思うのですね。
記憶が残っているし、やや落ち着いて話せるという意味では。5年たってやる検証というのがはたしてどれくらいリアルにできるかということが一つですね。
もう一つは、自民党がおやりになるのであれば、自分達が政権を持っていた時の事故対応の準備、さらには原発政策そのものをしっかり検証するのが最低限の責任だと思います。
我々はこの問題、どちらの責任だと言いたくありませんのでそういう検証はしてきませんでしたが、それは自民党政権時代に事故対応でいろいろな情報があった中で、津波対策も含めて、やっておいてくれればなということは山ほどあるわけですよ。
それを自民党の責任にしようとは思いません。ただ、自民党が民主党政権ということで狙い撃ちをするということは、これはフェアではないですよね。
その自分達の分も含めて検証しないと、それは、非常に手前みそなものになる、リスクがあるのではないかと思います。
○野党の連携協議に対する 安倍総理の発言について
☆細野氏:安倍総理が、それだけ脅威に
感じているということでしょう !
前回投稿済みです。
○新党について
☆もう一度政権に挑戦する時に、バラバラになった野党をまとめていく !
新党で、さらには、新しい 旗をしっかり掲げて、国民に訴えていく !
前回投稿済みです。
○待機児童問題について
【朝日新聞・菊地記者】
山尾議員の、ブログの質問に端を発したのか、政府・与党も当初の対応と違って待機児童への提言や、同様に対策本部を立ち上げる動きが出てきている。
遅いか早いかの問題があると思うが、こうした動きが出てきていることについての細野さんのご意見と、今日、民主党でも対策本部があるが、各党で対策を打っていく、競い合っていくことについてよしとするのか、それともやはり自民党は対応が遅いと思われているのか伺いたい。
【政調会長】
政策をお互いに競い合って、保育のいろいろな意味での環境がよくなるということは、いいことではないかと思います。
ただ、「保健所」と言い間違えているようじゃ、だめですよね。その辺に、いかにも慌てふためいてやっている様子が出ていますから、率直に言って心配しています、本当にしっかりやってもらえるのかどうか。
○衆議院北海道5区補欠選挙について
【時事通信・大津記者】
自民党大会での総理の発言に関連するが、告示まで1ヵ月を切った北海道補選について伺いたい。総理は週末も北海道補選について引き締めを図る発言をしたが、「民進党」の初陣でもあり、野党共闘の試金石という位置づけもあるが、どのように戦っていきたいか、あるいは現状分析、位置づけについて伺いたい。
【政調会長】
私も現地に行きたいと思っているのですが、いろいろな手を動員してやっていくことだと思いますね。民主党がまだ自民党にやや遅れをとっているのは、やはり地上戦の部分で、例えば個人の知り合いを徹底的に探すとか、団体についてしっかりアプローチをしていくとか、その辺は一つの課題だろうと思います。
うちも地元でもいろいろな知り合い、団体の関係なども今リストアップしつつあるのですが、もちろん空中戦も重要ですね、街頭演説も重要だと思いますが、それ以外の部分も含めて、徹底的に地上戦もやっていくということだと思います。
やや思い出されるのは、千葉7区でしたか、もう10年ぐらい前になりますか、民主党が春の補選で勝って、非常に勢いがついたことがありました。ああいうものの再来を目指して、全員で頑張っていくということだと思います。
○待機児童問題について
【テレビ朝日・河村記者】
今回、保育士に給料の手当てをする法案を出す予定ということだが、一方で待機児童を抱えているお母さん側の問題として、所得が高くていわゆる点数が足りなくて保育園に入れられないお母さんと、本当に困っている、本当に入れなければいけない、例えばひとり親のお母さんの事情はまたいろいろ違っている場合があると思う。
そういうお母さん達の事情に合わせた細やかな政策が必要ではないかと思うが。
【政調会長】
そうですね、うちも女性のスタッフが今も多いし、ずっと多かったのですね。途中、子育てでいろいろ苦労した姿も見てきていて、保育ママとかそういうのを活用したり。学童保育はもちろんですが、プラスアルファも含めて、小さい時だけではなくて、保育園世代だけではなくて、その後も含めていろいろなきめ細かいサービスがあったほうが、トータルに言うとやはり女性は活躍しやすいと思います。
ただ、たぶん今問題になっているのは、保育所というのがいわゆる象徴的な存在になっていると思うのですね。ですから、まずはそこにしっかりとテコ入れすることによって、子育て環境をよくするというのは悪くないと私は思います。あとは個別の、しっかりとし
た対応ができるようにということだと思います。
ちなみに、うちの今の女性職員のうち2人は保育士の免許を持っているんですよ。保育士として働いたこともあるのだけれども、今、保育の現場にいないと。もちろんいろいろ、途中で自分で子育てをしたりとかいう事情はあるのだけれども、潜在的に言うと資格を持っている人はものすごく多いし、やってみたいという意欲を持っている人もかなり多いですよね。うちのスタッフなんかも含めてそうなんですが。
ですから、国が本気でテコ入れすれば、相当環境はよくなると思いますよ。いい機会が来たと私は捉えています。
大事なことは、「消えた年金」問題などと少し違うのは、保育の場合は、年齢が上がるともう次に行くので、この瞬間に解決しないと当事者にとっては問題解決にならないんですよね。ですから、そこはとにかく緊急の対応が必要だということだと思いますので、そこを与野党で競い合ってやれるのであれば、前向きな話ではないかと思います。
○新党について
【TBS・松本記者】
先走った質問で大変恐縮だが、新しい党のシンボルカラーだが、台湾の民進党は緑色を基調にしているので、それ以外がいいのではないかという声もある。細野さんは今の赤色から脱却したほうがいいと思われるか、それともまっさらな全く別の色にしたほうがいいと思われるのか、どちらか。
【政調会長】
それはこれからですよね。ちょっと頭がそこまで回っていないですね。
色はやはり大事ですよね。自分の個人の色を決めている人もかなり多いですよね。
うちもそうですが。私も、途中で変えてみたのですが――私はずっと青にしていて、途中でちょっと、静岡なのでミカンのオレンジ色が県のカラーでもあるので、一瞬オレンジにしてみたのですが、どうも個人の色としてはしっくりこなくて、また青に戻したんです。ですから色は本当に大事だと思います。
これまで民主党が、確かに太陽という意味では赤で来たので、これはこれで一つのこれまでの経緯ということだけれども、新しい党の色は何色なのかということは本当に重要だと思いますね。
それは私1人で決めないほうがいいと思うので、何がいいかと言うのは控えたいと思いますが、重要だとは思います。
民主党政策調査会
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