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自公政権下、正義を標的にする、息苦しい暗黒監視社会になっている !
政官業癒着・自公政権下、警察の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/10/19より抜粋・転載)
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1)〜10 )は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。
11 )警察に捕捉された情報が、「人物破壊工作」の材料として利用される !
警察の監視社会ネットワークによって、捕捉された情報が、「人物破壊工作」の材料として用いられる。「出会い系バー」を訪問したことを誰がどのように捕捉したのか。
その情報を大手マスコミに横流しして記事に仕立てる。
すでにこのレベルにまで、「堕落」は進行している。
前川元文部科学事務次官は、社会の実情を探るために正当に行動していたが、権力は、マスメディアの力を駆使して徹底的な「印象操作」を行う。
12 )前川氏は、委員候補約10人の名簿を、杉田内閣官房副長官に提出した !
その前川氏が次官在任中の2016年に文化審議会・文化功労者選考分科会の委員候補約10人の名簿を、杉田内閣官房副長官に提出した。
1週間後、前川元文部科学事務次官は、官邸に呼び出され、「2人差し替えろ。好ましからざる人物なので任命するな」と命令されたと、前川氏が証言した。
学術分野の1人は、安保法制に反対する学者の会のメンバーである。
13 )杉田氏は、メディアで政権批判をするような者を入れる事を叱責した !
杉田内閣官房副長官は、「メディアで政権批判をするような者を入れるのは、政府の人間として注意が足りない」と叱責したという。
日本学術会議会員の任命拒否された6人の学者は、安倍内閣が制定を強行した特定秘密保護法、安保法制、共謀罪に反対していた。
この6名以外にも政府法案に反対した学者はいたが、この6人は国会で発言する、反対する会の呼びかけ人になる、メディアで積極的に発言するなどの活動が目立った人たち。
「見せしめ効果」を狙ったものであると言える。
14 )「人事権濫用」の中核を担ってきたのが、杉田氏である !
その「人事権濫用」の中核を担ってきたのが、杉田官房副長官であると見られる。
安倍首相を持ち上げる著書を刊行した山口敬之氏に対して準強姦容疑での逮捕状が発布された。
山口氏の帰国に合わせて、警視庁高輪署の捜査員が、成田空港で山口氏を逮捕するために待機していたところ、警視庁刑事部長の中村格氏の決裁で、逮捕状執行が取り止めさせられた。
中村格氏は、菅官房長官の秘書官を務めていた人物である。
15 )不祥事を実行した、中村氏は、昇格を続け、現在は警察庁次長である !
この不祥事が明らかになったにもかかわらず、中村氏は昇格を続け、現在は警察庁次長である。
この先は警察庁長官、警視総監への出世が予想されている。
善人が、政府の批判をしただけで、「人物破壊工作」の標的にされる。
自公政権下、息が詰まるような世の中が、形成されている。
私たちの手で、自公政権の暗黒政治を打破しなければならない。
(参考資料)
○背筋も凍る「警察官僚」600人の正体 !
──安倍政権を護る「権力と情報の盾」
(news.kodansha.co.jp:2018年6月19日 より抜粋・転載)
朝香裕:『特権キャリア警察官 日本を支配する600人の野望』
(著:時任 兼作)
◆警察官僚は、安倍政権の
「最重要官庁」となっている !
次々にスキャンダルが噴出しながら、安倍政権の支持率は、なぜか急落しない。倒れそうで倒れない。それを支えているのは誰か──。本書『特権キャリア警察官』は、警察庁のわずか600名のキャリア官僚=警察官僚が、その情報力と実行部隊によって、安倍政権の「最重要官庁」となっている実態を明かす。
著者の時任氏は、あるとき、旧知の警視庁捜査二課刑事からNHK会長M氏についての情報提供を求められた。時任氏は警察取材歴が長く、この刑事と定期的に情報交換する関係を築いていたが、二課の刑事がなぜそんな情報収集をしているのか、不審に思ったという。
時任氏が尋ねると、刑事は、さる警察庁大幹部の名前を挙げた。
「偉い筋からの特命ですから。これはやりますよ」
警察庁幹部からの「特命」だと明かしたのだ。
その後、M氏についての情報を求めていたのは、実は官邸中枢だったと判明した。当時、M氏は問題発言を繰り返し、安倍政権の足を引っ張っていた。その首をすげ替えるため、警視庁を動かしてM氏に関するネガティブ情報を集めていたのだ、と時任氏は書く。
◆警察の情報が、権力に直結している !
警察の情報が、権力に直結しているのである。
警察が集めている情報はそれだけではない。時任氏によると、政権批判で有名な女性新聞記者のプライベートや、週刊文春、週刊新潮記者の情報源まで収集しているという。こうした情報がいったいどのように「利用」されているのか定かではないが、文部科学省の前次官のインタビューが週刊文春に掲載される直前、前次官が新宿の出会い系バーに通っていたと暴露されたことは記憶に新しい。
◆30 万人に及ぶ警察組織を握る警察官僚・600人 !
集められた膨大な情報のうち、明るみに出るのはごく一部だが、監視された当人にとっては、恐怖以外の何物でもないだろう。こんなことができるのは、全国47都道府県、30万人に及ぶ警察組織を握る警察官僚だけだ。
その総数は、わずか600人。毎年国家公務員総合職の難関を突破した東大、京大などのトップエリートが採用され、いまや財務省、経産省などをしのぐ人気官庁という。
◆入庁すると、ほぼ全員が、いずれかの 都道府県警のトップに就任 !
入庁すると、ほぼ全員がいずれかの都道府県警のトップ=本部長に就任し、数千人、ときには4万6000人(警視庁)に号令する立場となる。映画「踊る大捜査線」で柳葉敏郎が演じた室井慎次もそのひとりだが、特権を握るキャリア警察官は捜査一課や二課で刑事として働く実務はほとんど経験しない。ただ「指示・命令」する存在として採用され、組織のなかで出世を重ねていく。その過程で、政治との結びつきを強め、情報力を背景に影響力を強めていく。
◆杉田内閣官房副長官・北村内閣情報官は、警察官僚 !
現在、霞が関の高級官僚の頂点と言われる、「内閣官房副長官」の座にある、杉田和博氏も警察官僚。安倍総理にもっとも数多く会っている男と言われる、北村滋内閣情報官も然りだ。いまや警察官僚の動向は、官界のみならず有力政治家の注目の的でもある。
しかしこれまで、その実態は謎につつまれてきた。
時任氏は、警察取材を中心に25年以上の取材歴を持つベテランジャーナリストで、警察組織の内部に知人も多い。その時任氏が、あまりに肥大化し、強大な権力を握った「特権警察官」=警察官僚の実情をまとめたのが本書だ。
「日本を支配する600人」は、こんな面々だった。読むと背筋が寒くなる。
*悪徳ペンタゴン(悪徳五角形):
日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。大多数の検察・裁判官も安倍政権の家来である。
2016・17年、報道の自由度は、日本は、世界72位に転落した。
独裁志向・安倍政権下、隠蔽・権力迎合の捏造・画一偏向報道の
NHK等日本マスコミの腐敗堕落は、ひどい。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」・巨大資本なのだ。
(植草一秀氏の説)
*日本操り対策班:
自民党政権・自公政権を裏から支配する、ジャパンハンドラーズ(日本操り対策班)として有名なのは ?
リチャード・アーミテージ、カート・キャンベル、マイケル・グリーン、ジョセフ・ナイ、ジェラルド・カーティス、フレッド・バーグステン、ロバート・フェルドマン、ケント・カルダー、エドワード・リンカーン、バーグステン、グレン・ハバード、ローレンス・リンゼー、カート・キャンベル、ウィリアム・マーティン等。
(副島隆彦氏の説)
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