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トランプ大統領は、大きな力量の持ち主だが、信頼に値する、人物か否かだ !
トランプ大統領のプロフィールとは ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/10/01より抜粋・転載)
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1)米国大統領選に、最大の影響を与える
のが、3回予定されている、党首討論だ !
米国大統領選が、11月3日に投票日を迎える。
残り1ヵ月の選挙情勢に、最大の影響を与えるのが、3回予定されている、党首討論である。
併せて今回は、とりわけ副大統領による、テレビ討論にも関心が集まっている。
第1回の大統領候補者のテレビ討論が、日本時間の、9月30日午前10時(米国東部時間29日午後9時)から行われた。
2)9 月の党首討論は、「史上最悪のテレビ討論」となった !
すでに報じられているように、「史上最悪のテレビ討論」となった。
原因は、トランプ大統領にある。
討論を成り立たせるためには、討論参加者が、討論のルールを守る必要がある。
相手の発言に耳を傾け、自分の振り当てられた時間に、自説を主張するべきである。
相手が話しているときに、立ち入って演説を始めるのは、マナー違反である。
トランプ大統領は、討論会で、終始一貫して、マナー違反を演じた。
民主主義の原理は、多数決と言われるが、より重要なのは、討論と説得である。
3)大統領候補・相手の話に耳を傾けないのは、民主主義に違反する !
大統領候補・相手の話に耳を傾けないのは、民主主義の基本にもとる。
トランプ大統領が、ルールを無視して、相手の発言中に、不規則発言を繰り返すなら、バイデン候補も応じざるを得ない。
「史上最悪のテレビ討論で、負けたのは、米国民だ」との批評が示されているが、誰が混乱テレビ討論の原因を作ったのかを、考察しないのは、不公正である。
討論のルールを、一方的に踏みにじっていたのは、トランプ大統領である。
4)トランプ大統領は、大きな力量の持ち主だが、信頼に値する、人物か否かだ !
トランプ大統領は、大きな力量の持ち主である。
党派の力に依存せず、自己の力を中心に、大統領の地位にまで上り詰めた力量は、大きなものである。しかし、そのことと、大統領として信頼に値する、人物であるかどうかは、別問題である。
2020年のコロナショックに際して、トランプ政権は、2兆ドル経済対策を、電光石火のスピードで成立させた。トランプ政権は、政策対応の瞬発力は、突出している。
5)トランプ大統領が示す価値観・行動様式には、首をかしげる者が多い !
しかし、トランプ大統領が示す価値観、行動様式には、首をかしげる者が多い。
トランプ大統領は、2016年の大統領選で、中西部激戦州の白人有権者に対して、利益誘導的発言を繰り返した。
この発言に引き寄せられた、白人労働者がトランプ当選の原動力になった。
しかし、2016年の大統領選で、トランプ氏に投票した、白人労働者は、その後の現実に失望している。コロナの影響も加わって、米国経済は、深刻な不況に陥った。
6)以前トランプ氏に投票した、白人労働者が、
今回選挙では、トランプ氏を熱烈支持していない !
バラ色の未来が開ける、とのトランプの言葉に釣られて、トランプに投票した、白人労働者が今回選挙では、トランプ大統領を熱烈支持していない。
トランプ大統領は、白人至上主義的な言動を繰り返してきたが、このことによる、反トランプ感情の積み重ねも無視できない。
黒人男性が、白人警察官に不当に殺害される事件が発生し、Black Lives Matterの運動が広がったが、トランプ大統領は、BLM運動に理解を示すよりも、「法と秩序」の言葉で、民衆運動を取り締まることに力を注いできた。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
○トランプ大統領のプロフィールとは ?
(ウィキペディアより抜粋・転載)
ドナルド・ジョン・トランプ(Donald John Trump、1946年6月14日 - )は、アメリカ合衆国の実業家・政治家である。第45代アメリカ合衆国大統領を務めている(在任期間: 2017年1月20日 - )。政界入りする前はテレビのパーソナリティを務めていた。
アメリカのニューヨーク州ニューヨーク市のクイーンズ区で生まれ育ち、ウォートン・スクールで経済学の学士号を取得。1971年に父親の不動産事業を引き継いでトランプ・オーガナイゼーションと改名し、クイーンズとブルックリンからマンハッタンに事業を拡大した。
同社は高層ビル・ホテル・カジノ・ゴルフコースなどを建設、改装したりしていた。トランプはその後、主に彼の名前をライセンスすることによって様々なサイドベンチャーを開始した。彼は1996年にミス・コンテストのミス・ユニバース・ブランドを購入し、2015年に売却した。2003年から2015年までリアリティ番組「アプレンティス」をプロデュースし、司会を務めた。2020年現在フォーブスは彼の純資産を21億ドルと推定している[3]。
トランプは共和党員として2016年アメリカ合衆国大統領選挙に進出し、16人の他の候補者を予備選挙で破った。彼の政治的立場は、ポピュリスト 、 保護主義者、そしてナショナリストと表現されてきた。
民主党候補のヒラリー・クリントンを破ってサプライズ当選したが、一般投票では敗れた[注釈 1]。彼は最高齢の米国大統領となり、軍や政府の役職に就いたことのない初の大統領となった。彼の選挙と政策は、多くの抗議を巻き起こした。トランプは選挙運動や大統領在任中、多くの 虚偽または誤解を招くような発言 をしてきた。
これらの発言はファクトチェッカーによって文書化されており、メディアはこの現象をアメリカの政治では前例の無いものと広く表現している。彼の発言や行動の多くは、人種差別や人種差別主義者として特徴付けられている[4][5][6]。
トランプは、より厳格な移民政策を提唱している[7]。彼は様々な国への渡航禁止令を課し、移民法の執行を強化し、移民の拘留や家族分離を増加させた[8]。
◆アメリカ合衆国大統領
大統領就任式
2017年1月20日をもって第45代アメリカ合衆国大統領に就任した。就任時の年齢は70歳220日で、第40代大統領ロナルド・レーガンの69歳349日を上回り、歴代最高齢の大統領となった[111]。
就任演説では、「アメリカ第一主義(アメリカ・ファースト)」を掲げた。
詳細は「2017年ドナルド・トランプ大統領就任式」を参照
◆政策
保護主義や孤立主義的な主張を展開し[112]、自国の利益を最優先とする「アメリカ第一主義」に立って既存の国際合意や政策の枠組みを否定するトランプの一連の言動や文化的な多様性に対する非寛容な態度などの政治姿勢は「トランピズム」(Trumpism)と呼ばれる[113]。
◆政見
1987 年以前と2001年〜2009年にかけては民主党員であり、同党のクリントン元大統領夫妻に過去10回[122]に亘って献金もしている。また1999年〜2001年までの間、アメリカ合衆国改革党にも所属していた。
2000年の大統領選には同党から立候補しようとしたが結局断念。2016年の大統領選では共和党から出馬しているが、アメリカ合衆国改革党の分派であるアメリカ改革党の支持も得ている。
トランプの政策的主張は共和党の主流派とは大きく異なっており、政見について敵対する勢力からは大衆迎合主義(ポピュリズム)であると揶揄されることも多い。
トランプをポピュリストとする1人でロイター通信のコラムニスト、ビル・シュナイダー(英語)によれば、ポピュリストとしてのトランプには右翼ポピュリズムの特徴と左翼ポピュリストの特徴が両方あるという[123]。
シュナイダーによれば、ポピュリストにも右翼と左翼の区別があり、左翼ポピュリストはウォール街と「富を独占する1%の富裕層」を攻撃するが[124]、右翼ポピュリストはリベラルの俗物ぶりとエゴの大きさを批判し、高学歴者がキリスト教の伝統的価値を破壊することを批判する[125]。
そしてドナルド・トランプはそれが合体しており、自分自身が富裕層であるのにウォール街を愛しておらず、右派のように移民、少数派、女性を攻撃するばかりか、左派のようにヘッジファンド嫌いであり、ウォール街の側も、反トランプの広告に何百万ドルも使って、トランプの勝利を阻もうとしているという[123]。
こうしたトランプの主張の支持者は、ニューヨーク・タイムズによれば「高校を出ていない白人」「農業や製造業といった古い産業の底辺」であり[126]、ウォール・ストリート・ジャーナルによれば「高卒の白人、特に男」「下流労働者で非民主的な思想の持ち主」だという。また支持者に不法移民はほとんど居ないと言われているが、合法な移民からは支持されている[127]。
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