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米国大統領の選挙情勢は、バイデン氏有利に傾いている !
米国社会の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/10/01より抜粋・転載)
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1)〜6)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)トランプ大統領は、自分の主張を絶対視している !
トランプ大統領は、自分の主張を絶対視して、過大な要求を突きつける。
要求が通らなければ、強硬な手段に打って出る。
この100%の強硬姿勢による、行政運営がさまざまなハレイション(関係者との摩擦)を、引き起こしてきた。トランプ大統領は、老子第44章を知るべきである。
老子第44章:「足るを知れば、辱しめられず、止まるを知れば、殆うからず。以て長久なるべし」
意味は、「物事のこれでもう充分であるという、「足るを知る」ことができれば、辱めを受けるようなことはなく、一歩手前でとどまることを知っていれば、危険に遭遇することを防げる。このように行動することが、幸せに長く暮らすための方策だ」
8)老子は、節度、中庸の大切さを説いている !
節度、中庸の大切さを説いている。
トランプ大統領の行動には、三つの過剰が観察されてきた。
@ FRB介入の過剰。A人事の過剰。B米中貿易戦争の過剰。
大統領選でトランプが再選される道が、かなり険しくなってきたと見られる。
米国の有権者は、民主党候補のバイデン氏を、積極支持していない。
9)米国大統領の選挙情勢は、バイデン氏有利に傾いている !
それでも、大統領の選挙情勢は、バイデン氏有利に傾いている。
最大の理由は、「トランプ大統領を再選させたくはない」と、考える有権者が増えていることである。
2016年大統領選挙で、トランプ氏は、メディアの事前予想を跳ね返して当選した。
このときの有権者の心情に、「ヒラリー・クリントンを大統領にさせたくはない」というものがあった。巨大資本との結びつきという視点では、クリントン候補が、トランプ候補を上回るとの見方が有力だった。
10 )2016 年大統領選挙では、クリントン
女史を破って、トランプ氏が当選した !
クリントン女史の上から目線の対応が、米国有権者の「反エスタブリッシュメント感情」という、琴線に触れた。
トランプ大統領は、米国市民の「反エスタブリッシュメント感情」を、最大限に活用した。
しかしながら、4年間のトランプ治世下で、米国庶民が優遇されたのか、と言えばそうではない。
中西部白人労働者の境遇が、著しく改善されたわけでもない。
4年前にトランプ大統領を支持した、庶民感情が、低下している面を否めない。
11 )最高裁判事の人事問題に対する、
トランプ大統領の行動は、傍若無人だ !
大統領選に向けて、大きな争点になっている、最高裁判事の人事問題に対する、トランプ大統領の行動も傍若無人である。
2016年3月、最高裁判事アントニン・スカリア氏の死去に伴い、オバマ大統領が、後任判事を指名した。ところが、共和党は、「選挙の年」であることを盾にして、審議を拒否した。
大統領選から8ヵ月も前のことである。
12 )新しい判事は、トランプ大統領から選出され、指名した !
結局、新しい判事は、トランプ大統領から選出され、大統領に就任した後で、トランプ大統領が指名した。
この最高裁判事人事で、最高裁の判事構成における、共和党多数の状況が生み出され、トランプ大統領の強引な行政運営が、是認されることになった。
今回、大統領選投票日を目前にして、リベラル派の代表的判事である、ルース・ギンズバーグ女史が、死去した。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
T 軍産複合体は、ペテンの戦争・戦争脅威でボロ儲けする !
(blog.nihon-syakai.net/blog/: 2008年05月01日より抜粋・転載)
1) 軍産複合体は、米国を、裏から操作して
戦争に向かわせて、利益を貪る略奪集団 !
『アメリカの共和党と民主党』14 ・・・軍産複合体は、ペテンの戦争脅威で儲ける(3/3):
アメリカを裏で操作する軍産複合体(さらに裏から支配する超巨大財閥・デイヴィッド・ロックフェラー・シニア等)、こうした、2度の世界大戦、冷戦〜テロ迄の流れを見てみると、軍産複合体とは、他民族を排除してでも、利益を追求する為に生まれた、アメリカで誕生し、戦争が無くなれば、
経済が停滞してしまうアメリカを、裏で操っては、戦争に向かわせて、利益を貪る略奪集団そのものと言えそうです。
しかし、この軍産複合体に依存する、アメリカの経済構造、政治への影響力が無くならなければ、アメリカは、戦争を行い続け、他国に干渉し、その中で一部の軍需産業の利益の為に、世界中の一般市民が、「戦争の犠牲」になり続けてしまいます 。この軍産複合体の影響力は、今後のアメリカの動向を読み取っていく上でも、重要な視点になりそうです。
現在、アメリカという国家には、大統領を含む国家安全保障会議、CIA、FBI、国防総省、陸海軍統合参謀本部、国務省、各国大使館、NASAがあります。軍需産業には、軍用機、艦船、銃砲、核弾頭ミサイル、エレクトロニクス、宇宙産業がひしめき合っています。
この間に、軍事シンクタンク、全米ライフル協会、石油メジャー、兵器輸出ロビー上院下院議員、地元の労働者等、これらが、渾然一体とした軍産複合体となり、莫大な金額が捻出され、もはや大統領には、制御しきれない程の集団となっています。
2) 軍産複合体を構成する主な軍需企業と政党との繋がり
まず歴史を俯瞰すると、アメリカ国内における工業を中心とする企業は、一貫して共和党支持の元に発展しました。しかし、金融資本の台頭等で大きくなるに従い、さらなる利益を追求しなければ生きていけない企業は、時代の流れに沿ってその都度その都度利益の上がる側の政党に支持や献金を繰り返します。
20世紀に起こった、四大戦争を見てみると、実は、いずれも民主党政権の時に起きており、メディアで言われるように、一概に、軍需企業は共和党だけを支持しているとは言えなさそうです。
確かに選挙等で支持基盤を得ようと思えば、巨大な工場に膨大な雇用者(支持者)を扱っている軍需産業は、蔑(ないがし)ろに出来ない存在ぢある :roll: 。よって民主党でも軍需産業の影響は強く受けていると言えます。
3) 巨大軍需企業の工場立地と、国からの予算は、完全に一致 !
軍需産業の工場等のある州の支持率と、国からの予算の関係を見てみると、ベトナム戦争が、活発だった、1964−70年代で見ると、カリフォルニア州がトップで、全体の2割以上を占めています。
カリフォルニア州内には、B2ステルス製造のノースロップが本拠地や統合前のロッキードもここにあり、多額の賃金が、州内労働者に支払われる、軍需産業は、地元議員にとって、非常に重要なポイントになりました。
軍産複合体のシンクタンクと言われる、「ランド研究所」も此処にあります。第2位が、黒人の人種差別撤廃に最後まで抵抗し続けた、南部保守王国の牙城、ヴァージニア州である。
ワシントンDCの地番になっている、「ペンタゴン」も、実際は、ヴァージニア州にあり、南東に行けば、全米1の海軍基地があります。
第3位は、テキサス州、ブッシュの故郷です。
第4位は、宇宙兵器のエレクトロニクスが結集した州、フロリダ州である。
第5位がメリーランド州、6位がジョージア州、7位ワシントン州、8位ミズーリ州です。これらの巨大軍需企業の工場立地と、国からの予算は、完全に一致します。
つまり、アメリカで政治家として支持を得るには、民主党であろうと共和党であろうと、「軍需企業を潤す事」を念頭に置かなければいけないという事になりました。
しかし、大局で見れば、ソフトパワーと言われる、ウォール街発経済系の流れを汲む民主党よりも単独覇権主義の流れを持つ、「共和党と軍需産業の繋がり」の方が、やはり強そうです。
U 国際巨大財閥の本音は、悪魔を信仰する、全人類支配搾取の強欲 !
(アンチロスチャイルドアライアンス資料室より引用しました)
自民党・官僚・大マスコミを裏から支配する、国際金融巨大財閥の狙い・本音は何か !
十数年連立してきた公明党の本来の理念、基本政策と真逆の自民党を支援してきたのではないかを考える参考にしてください。
以下は、ヘンリー・メイコウの主張です。
サバティアン-フランキストは、ユダヤ教の異端で、17,18世紀のユダヤ人世界の半分の心を虜にした。
彼らは、神は悪であり、逆もまた真なりと説いて、あらゆる道徳を遠ざけた。
彼らは、混沌と荒廃が、救世主の帰還を早めると信じている。
彼らは地下に潜り、非ユダヤ人と結婚し、便宜的にユダヤ人、あるいは、非ユダヤ人の身元を騙ることによって繁栄した。
「カトリック」の半ユダヤ人、ジョン・ケリーあるいはマデレーン・オルブライトがその例である。
私の作業仮説は、“大半の戦争/紛争は、この「悪魔主義カルト」によっておぜん立てされた”というものである。
同一の人々が、「我々自身を除いたすべての集団的勢力」(「シオンのプロトコル」)を弱体化させ、世界政府による専制政治(別名「グローバル化」)を確立するために、ひそかに両陣営の出来事を「操作」する。
言い換えれば、あるひとつのオカルト的エリートが、人類に対して「戦争を遂行」し、我々はそのことを知りさえもしない。
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