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世界各国は、検査を全面的に実施して、感染者を明らかにし、感染者を隔離した !
安倍政治・新型コロナ対策への識者の見解・詳報は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/04/19より抜粋・転載)
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1)〜5)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
6)ウイルス感染拡大阻止について、安倍首相達は、判断を誤った !
安倍首相達は、ここでの判断を誤ったことは、明白である。
新型コロナウイルス感染拡大が、日本で、決定的にクローズアップされた契機は、ダイヤ
モンド・プリンセス号の横浜港への帰港だった。
ダイヤモンド・プリンセス号が、横浜港に帰港したのは、2月3日である。
香港で下船した乗客の感染が、明らかになり、安倍内閣は、2月1日に沖縄県那覇港で完了した、ダイヤモンド・プリンセス号の検疫を、横浜で再度実施した。
7)乗員・乗客3711人に対して約7%の人にしかPCR検査を実施しなかった !
しかし、乗員・乗客3711人に対して273人(約7%の人)にしかPCR検査を実施しなかった。
同時に、安倍内閣は、乗員・乗客3711人を、2週間、船内に監禁する方針を決めた。
安倍内閣が、ダイヤモンド・プリンセス号も乗客・乗員3711人の全員に対して、PCR検査を実施しなかったことが、最大の誤りである。
安倍内閣は、感染研などの内部対応で、検査を行うことを、優先した。
検査能力が足りず、ダイヤモンド・プリンセス号の乗員・乗客全員の検査を、実施できなかった。
8)巨大製薬企業を活用すれば、検査は可能だった !
しかし、メガファーマ(メガ・ファーマシーの略。巨大製薬企業の事である。)が、供給する検査キット等を、活用すれば検査は可能だった。
しかし、安倍内閣は、「自前主義」を優先して、検査抑制を基本方針にした。
この「検査抑制」=「検査妨害」を、現在まで引きずっている。
安倍内閣は、世界の常識と真逆である。
9)世界各国は、検査を全面的に実施して、
感染者を明らかにし、感染者を隔離した !
世界の民主主義国家は、検査を全面的に実施して、感染者を明らかにし、感染者を隔離する事を実行した。これが、新型コロナウイルスの感染拡大抑止の基本である。
しかし、安倍内閣は、世界の民主主義国家と真逆の対応を取り続けたのである。
安倍内閣の失敗・失政・悪政は、明白である。
ところが、この過ちを認めたくない勢力が、いまなお、検査抑制の正当性を、主張し続けている。
10 )民主主義国家であれば、 失敗を失敗と認める謙虚さが必要だ !
本来、民主主義国家であれば、失敗を失敗と認める謙虚さが必要である。
安倍内閣のように、失敗を失敗と認めて、方向転換できないことが、悲劇を拡大させるのである。
安倍内閣(戦犯達の後継者)には、戦前の悪弊が、引き継がれている。
旧日本軍の失敗の象徴と言えるのは、インパール作戦である。
失敗の原因は、
1.あいまいな目的
2.失敗を方向転換できないことによる破綻
3.リスクを管理できず人災として被害を拡大、にあった。
11 )インパール作戦で、「失敗を方向転換できない事」が最悪だった !
政権・軍部首脳陣が、「失敗を方向転換できないこと」が最悪である。
日本感染症学会と日本環境感染学会が、4月2日に発表した、「新型コロナウイルス感染症に対する臨床対応の考え方」:https://bit.ly/3ahxHW6:で「PCR検査の原則適応は、「入院治療の必要な肺炎患者で、ウイルス性肺炎を強く疑う症例」とする。軽症例には基本的にPCR検査を推奨しない」
と記述してPCR検査抑制の正当性主張に固執している。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
○韓国式大量検査は徴兵制の賜物…新型コロナが揺さぶる「自由」の価値
(www.fnn.jp :2020年4月14日 午後12:10)
渡邊康弘:日本で新型コロナウイルスの感染者が増加する中で、ずっと議論されているのがPCR検査の是非についてだ。世界と比較して検査件数が少ない日本の現状に疑問を呈する論調が多くなっている。
中でも、お隣韓国が検査大国としてメディアで大々的に報じられているため「韓国のように大量の検査をするべき」との話も多い。実際に韓国のPCR検査件数は50万件を超えていて(4月13日現在51万8743件)、人口比で言えば世界最多だ。
しかし「韓国式を取り入れるべき」と言うのは簡単だが、本当に日本が「韓国式」を導入できるのだろうか?結論としては、国の在り方が違いすぎるので、参考には出来るがそのまま導入できる点はそう多くないと言える。
○3月の世界各国のPCR検査の人数とは ?
( www.covid19-yamanaka.comより抜粋・転載)
3月20日の人数:韓国:316664人。イタリア:206886人。ロシア:143519人。
オーストリア:113615人。米国:103945人。日本:14901人。
○加藤厚労相は、PCR検査拡大の妨害を継続してきた !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/004/17より抜粋・転載)
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◆ダイヤモンド・プリンセス号に対する
対応で、安倍内閣は、根本的な誤りを犯した !
2月3日に、横浜港に帰港(寄港ではない)した、ダイヤモンド・プリンセス号に対する対応で、安倍内閣は、根本的な誤りを犯した。乗員・乗客3711人に対して、273人(約7%の人)にしか、PCR検査を実施せずに、全員を船内に監禁した。この結果、ダイヤモンド・プリンセス号の悲劇が引き起こされた。
これの拡大版が、オールジャパンの悲劇である。
◆加藤厚労相は、PCR検査拡大の妨害を継続してきた !
加藤勝信厚労相は、PCR検査拡大の妨害のスタンスを示し、現在まで、これに固執している。
日本では、検査拡大をしないから、多数の感染者を特定できない。
この未確認感染者が、感染爆発の主因になる。
安倍内閣の悪政によって、感染者数を少なく見せることが優先された。
安倍内閣は、東京五輪ファーストによって、日本全体を危機に陥れたのである。
◆緊急経済対策の正体は、上げ底満載の詐欺施策である !
4月7日に決定した、緊急経済対策の正体は、上げ底満載の詐欺施策である。
補正予算規模は、17兆円であった。
しかも、真水の3分の2は、利権予算である。
条件なし1人10万円給付を決断するまでの時間が、長すぎた。
組み替え予算への、賛成を得る代わりに、安倍内閣総辞職決断を提示するべきである。
◆安倍内閣は、ダイヤモンド・プリンセス号を洋上培養皿にしてしまった !
ダイヤモンド・プリンセス号を洋上培養皿にしてしまい、安倍内閣は、コロナ対策を打ち出さざるを得なくなった。
北海道知事が、学校休校とマスク配布で、支持を得たことを見て、安倍内閣は、これをパクった。
安倍首相は、「こぶとり爺さん」で、こぶを取ってもらった、正直で温厚な爺さんを見て、まねをした乱暴で、意地悪なじじいと同じである。
しかし、すべてが迷走している、安倍内閣だから、突然変異のような、施策提示は、不興を買うばかりだった。
◆コラボ3 連荘で、安倍内閣の支持率も急落した !
錯乱学校閉鎖に、30万円、マスク、コラボ3連荘で、安倍内閣の支持率も急落した。
※補足説明:コラボレーション:「共に働く」「協力する」の意味で、「共演」「合作」 「共同作業」「利的協力」を指す語である。
後手後手の安倍内閣は、遅ればせながら、2月25日に、「基本方針」を提示したが、ここでは、イベントの開催、学校の運営を、それぞれの判断に委ねることが、明示された。
ところが、北海道知事が、学校休校を宣言して、評価されたのを見て、安倍内閣は、突然2月27日になって、一斉休校を宣言した。安倍内閣は、休校に伴う保護者の影響など、まったく考慮していなかった。
「基本方針」では、PCR検査について、肺炎を発症して、入院が必要な患者の、確定診断のためにだけ、実施する方針が示された。
―以下省略ー
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