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安倍内閣の東京五輪ファーストでの、ウイルス検査妨害が、惨禍をもたらす !
安倍政治への識者の見解・詳報は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/03/23より抜粋・転載)
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1)〜6)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)安倍内閣の政治では、1日当たり検査人数は、700人程度だ !
3月5日から3月21日までの期間の、1日当たり検査人数は、700人程度でしかない。
安倍首相の発言をよく見ると、「かかりつけ医など、身近にいるお医者さんが、必要と考える場合には、すべての患者の皆さんが、PCR検査を受けることができる」「ようにいたします」とは言っていない。
「かかりつけ医など、身近にいるお医者さんが必要と考える場合には、すべての患者の皆さんがPCR検査を受けることができる」「十分な検査能力を確保いたします」としか言っていない。
8)安倍首相の政治手法は、「詐欺師の作法」だ !
安倍首相の政治手法は、「詐欺師の作法」である。
「かかりつけ医の判断でPCR検査が行われない」と批判が生じたときに、「検査能力を確保する」とは言ったが「検査を実行する」とは言っていないと反論するのだ。
日本では重症患者と接触者にしか検査を行わない運営が貫かれている。
したがって、確認感染者数と死者との比較から算出される致死率が極めて高くなっている。
9)日本政府が公表している感染者数は、感染者の一部に過ぎない !
日本政府が公表している感染者数は、感染者の一部に過ぎないわけで、安倍内閣は国民に対しても、海外に対しても、この点を明確に説明する責任を負っている。
最大の問題は、無症状と軽症の感染者が確認されないために、この人々が感染の爆破的拡大をもたらす可能性が高いこと。
感染抑止を最優先に位置付けるなら、各種イベントの開催を全面的に抑止するべきである。
10 )通勤時の満員電車などの状況を排除する施策を示すべきだ !
安倍内閣は、、通勤時の満員電車などの状況を排除する施策を示すである。
感染防止を掲げながら、各種マラソン競技、聖火リレー、復興の火展示行事などを強行することに根本的な矛盾がある。
矛盾だらけの支離滅裂対応を続けるなら、結局は重要な目標を何一つ達成できないことになる。
安倍内閣の不明確、支離滅裂、優柔不断な対応が、「二兎を追う者は一兎をも得ず」の結果をもたらす原因になる。
11 ) 最優先すべき課題は、「国民の生命と健康を守ること」だ !
コロナ危機に対して最優先すべき課題は、「国民の生命と健康を守ること」である。
東京五輪など、この目標と比較して、明確に下位の目標になる。
この基本を明確に認識していないことが、安倍内閣の最大の誤りである。
新型コロナウイルス感染の問題の解消なくして、東京五輪開催はないのである。
12 )安倍内閣の判断能力は、低いのである !
このことにさえ気付けないほど、安倍内閣の判断能力が低いのである。
五輪を優先してマラソン競技開催を強行する。
五輪を優先して聖火リレーを強行する。
これらの対応が感染拡大にどのような影響を与えるのかを考えれば、どの方向に進むべきかは明らかだ。コロナ収束に最善を尽くして、結果として、その目標が達成されたときに初めて、五輪開催の道が広がる可能性が生じる。
ところが、感染抑止を横に置いて、東京五輪行事開催を強行すれば、このことが感染を拡大させる要因になる。そうなれば、東京五輪開催が、遠のくのは当然のことである。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
○丸投げの安倍政権 ! 新型コロナ基本方針は“国は何もしない”
(www.nikkan-gendai.com:2020/02/26 16:15より抜粋・転載)
安倍政権は、2月25日、満を持して新型コロナ対策の基本方針を公表したが、フタを開けてみると中身はゼロ、決めたことといえば「国は何もしない」ということのみだった。すべて地方自治体と個人に丸投げした形だ。
専門家会議の議論を経て策定された基本方針について会見で説明した加藤厚労相は、「お願い」「要請」「いただきたい」を連発した。
基本方針は、イベントなどの開催については「全国一律での要請」は否定しつつ、地域や企業に対して「開催の必要性を改めて検討するよう要請する」としている。要するに「イベント中止」は強制しないが、自己判断で中止してくれ、ということだ。テレワークや時差出勤、休暇取得についても、企業に推進するよう「呼びかけ」するだけ。休校するか否かの判断も都道府県に丸投げしてしまった。
「みんな自己責任でやってくれ」のオンパレードだが、その一方、「勝手に病院に行くな」と呼び掛けている。基本方針は、「風邪症状が軽度である場合は、自宅での安静・療養を原則」とし、「状態が変化した場合に、相談センター又はかかりつけ医に相談」した後に受診するよう要請。
しかし、インフルエンザが流行する時期でもあり、体調に不安を感じる人は大勢いるはずだ。不安を取り除くためにも本来、受診を勧め、検査を促すべきではないのか。
山野美容芸術短大客員教授の中原英臣氏(感染症学)はこう言う。
「インフルエンザやB型肝炎、結核なども最初は新型肺炎と同じように『風邪症状』から始まります。インフルエンザは発症してから48時間以内に特効薬を服用するのが理想的ですが、それでも厚労省は『自宅療養せよ』と言うのでしょうか。
理解に苦しみます。政府は新型コロナにしか目が向いていないのではないか。基本方針全体を見ても、とても『方針』と呼べる代物ではありません。地方自治体任せなのは、失敗した際の猛批判を恐れているからでしょう。これでは『医療』の放棄です」
■「病院に行くな」のデタラメ !
安倍政権が恐れているのは、東京五輪への影響だ。新型コロナの検査を勧めて陽性患者が増えれば、“五輪中止”の動きが強まっていく。だから「病院に行くな」と求めているのだろう。
加えて、イベントや会合の開催を強く禁止すれば、景気を悪化させることになる。
さらに、受け入れ体制の不備も原因の一つだろう。
国内の感染症指定医療機関の病床数は約1750床。検査を次々と進め、新型コロナウイルスの感染者が増えれば、ベッドが不足するのは明らかだ。
「検査キットが不足しているというが、海外から大量に輸入するなど取得する方法はある。政府がそれをしないのは、陽性患者が増えることを恐れているからでしょう。患者数の“隠蔽”ですよ」
(医療関係者)
前出の中原氏も「患者の総数の把握は対策の大前提」と指摘する。
ウソとゴマカシにまみれた安倍政権は、中国政府のことをバカにできない。
○金子教授:新型肺炎の三馬鹿トリオを
引きずり降ろさなければ、危機が拡大 !
(www.nikkan-gendai.com:2020/02/20 16:46より抜粋・転載)
金子勝立教大学大学院特任教授:
「桜を見る会」の疑惑をめぐる安倍首相の国会答弁は相変わらずの大混乱でデタラメだ。特にひどいのが前夜祭。安倍晋三事務所が会場のホテルと合意して開催したと言いながら、契約は個別の参加者だというトンチンカン。法律家が告発に動くのは当然だろう。
安倍政権は桜疑惑をゴマカすために、新型肺炎では危機対応にいそしんでいるかのごとき演出に余念がなく、メディア操作で都合のいい情報だけを垂れ流す。
ところが、実態は英医学誌「ランセット」や中国CDC(疾病予防管理センター)が発する情報を全く無視。クルーズ船で乗客乗員を監禁状態にしたため“ミニ武漢化”を招き、局所的パンデミックを引き起こした。危機管理どころか危機拡大だ。安倍、加藤厚労相、厚労省の大坪寛子大臣官房審議官は「三馬鹿トリオ」と言うほかない。
クルーズ船隔離の実施は、米国が中国人の入国拒否を決めた直後。米国追従で万事OKという安倍らしい決定だが、乗客乗員は犯罪者ではない。ウイルス感染のリスクは明白なのだから、閉じ込めたりせず、PCR検査や予防、重症化対策などを速やかに講じるべきだった。
ところが、加藤は空気感染の恐れはないから一般病棟でよいとか、防護服ナシで十分だとか危機感ゼロで、もはや犯罪的とさえ言える。武漢で院内感染が拡大した要因のひとつが、肺炎になった患者の気管に挿入する人工呼吸器だった。それで一般病棟に感染が広がり、さらに重症ケースが増えたのだ。
いまや国内で2次感染、3次感染が起きているのは明らかだ。PCR検査機器は大学病院にも民間業者にもたくさんある。一気に検査態勢を強化しなければダメ。クルーズ船の重症患者を一般病院に入れるのもダメだ。コレラ患者対応レベルの専門病棟をつくり、非侵襲的陽圧換気タイプの顔面を覆う呼吸器を用いた治療が求められる。
そして、何より必要なのが、「三馬鹿(安倍首相・加藤厚労相・大坪審議官)トリオ」を引きずり降ろし、高潔な感染症専門家をリーダーに据えて対応に当たることだ。武漢にトップレベルの学者を派遣し、実態を把握して対策を練る必要もある。危機管理は現場に即してやるのが鉄則だ。
このままでは気候が良くなる春先にウイルスが減るのを待つという最悪の事態になってしまう。国民の生命がかかっている。危機管理能力のないアホボンを取り除かなければ、何人が旅立つことになるかわからない。
○米山元知事(医師)が斬る: 新型コロナ対策の穴 !
(www.nikkan-gendai.com:2020/02/19 14:50より抜粋・転載)
新型コロナウイルスの感染が、2月19日午前8時現在で61人を数え国内の感染は新たなフェーズに入っています。
◆政府の対応は、失態続き !
ここまでの政府の対応は「後手後手」というより「失態続き」といっていいものだったと言えます。まずもって昨年の12月30日に武漢市衛生当局が「原因不明の肺炎に対する緊急通知」を出し、1月15日には、国内初の感染者が見つかった。
27日には、武漢市が、海外団体旅行を禁止していたにもかかわらず、日本が、新型コロナウイルス感染症を指定感染症に指定し、湖北省に滞在歴のある、外国人の入国拒否を決めたのは、中国の感染者数が、1万人を超え、WHOが緊急事態を宣言した、31日の翌2月1日になってからでした。1月初めとは言わないまでも、下旬には対応ができたはずで、遅きに失したのは明らかです。
◆542人の感染が確認された !
その後の大型客船ダイヤモンド・プリンセス号についてはさらにひどい。
乗客の感染が分かった2月5日に検疫のために2週間の船内待機を命じたのはやむを得ないとして、密閉された船内に、4000人近くをとどめ置く、検疫でありながら、船内では、手洗いの徹底等以外には、特段の感染予防措置を講じることはなく、7日には、41人、10日には、65人と新たな感染者が増え続けたにもかかわらずこれを放置し、結局、きのうまでに検査を受けた、2404人のうち542人の感染が確認されるに至っています。
◆感染率は、22.5%という異様な高値 !
◆霞が関が、完全に上ばかり見る状態 !
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