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予算委員会:桜を見る会・前夜祭、安倍首相、辻元議員と応酬 !
「桜を見る会」の深層・真相は ?
(blogos.com:2020年02月03日 21:49より抜粋・転載)
◆辻元議員:資金報告書未記載の疑い !
辻元清美、本日2月3日、安倍総理に予算委員会で質問しました ……7年間すべて5000円、安倍晋三後援会の「桜を見る会・前夜祭」。そして資金報告書未記載の疑いが!
本日、私は3年ぶりに通常国会・予算委員会での本予算の質疑に立った。
冒頭私は、総理に約束をお願いした。「いま新型コロナウィルスの感染拡大で人々が不安になっている、こんなときに重要なのが情報公開と政治の信頼だ。政府がウソをついたり情報隠しをしているという疑念があればパニックになる。今回の新型コロナウィルスの対応では、検証のためにも文書をすべて保存してほしい」しかし安倍総理は、法令にのっとって対応する、と逃げの答弁。
この日は厚労大臣の負担を減らすために、新型コロナウィルスについては会派を代表して岡本充功議員が質問、私はこの日、憲法について質疑するつもりだった。しかし、冒頭行った「桜を見る会」の質疑で場内が騒然となってしまった。
<過去7回の「前夜祭」はすべて5000円、ひとりひとりと契約>
安倍総理は、2013年以降、7回にわたって「前夜祭」を行っている。全日空ホテルで3回、ホテルニューオータニで4回。私は「これらをすべて会費5000円、参加者ひとりひとりと契約し、ホテルの領収書を渡す、いわゆる『安倍方式』でやっているのか」と質問。総理は「そういう方式だった」と認めた。
◆安倍首相:報告書不記載は当然 !
そうであるなら、総理と同じやりかたをすれば、収支報告書に不記載であっても違法ではない、ということか? 「総理、やってもいいんだと太鼓判を押してください」と私が問うたところ、安倍総理は「安倍晋三後援会としての、収支はないことから記載は必要ない」」と繰り返すばかり。
政治資金規正法の法の趣旨は、この高市早苗総務大臣も答弁したように、「公開することで国民に是非を問う」すなわち、国民の不断の監視と批判のもとにさらされる、そしてお金の出し入れを透明化して、政治活動の公明と公正を確保するというものだ。
5000円を参加者から徴収しても足りない分を事務所などがこっそり補てんしているのではないか、などという疑いがもたれないように収支報告書に書きなさいといっているのだ。
◆安倍総理:「この方式で問題ない」と答弁
→ではみんなやっていいのか !?
そして、私が「なぜ前夜祭ではこれだけ長きに渡って、政治資金規正法を逃れるような方式をとってきたのか。脱法行為ではないか」と総理にしか答えられない質問をしているのに、棚橋泰文予算委員長がわざと高市総務大臣を指名するなど、明らかにおかしな議事運営。しかも、閣僚席からヤジがとんで議場は騒然。
安倍総理は「主体は参加者、われわれは仲介、問題ない」と答弁したが、まさに総理は「こうすれば脱法できる」という方法を示したに等しい、と私は指摘。なんども閣僚席からヤジがとぶ。この日までずっとどんなにもめても審議を続行して野党の質問時間を削ってきた棚橋委員長が、はじめて「時計をとめて」閣僚を注意した。
私は「みんながこのやり方をすればどうなるか。ニューオータニで5000円でやって、あとで補てんしていてもわからない。このやり方で本当にいいのか」と繰り返し指摘。すると総理は「同じやり方なら問題ない」と開き直って答弁! 政治資金の動きがわからなくなるではないか!
<安倍総理、信用できる相手とは「私の事務所と私自身」→安倍総理だから5000円になったと認める>
5000円が安いのではという指摘については、かつて今井雅人議員の質問に「お客さん、相手によって違いますから。何回も使って信用のできる相手と一見の方とでは、商売においては当然違うのは、役所仕事ではないわけでございますから。そういうことなんだろう、このように思うわけでございます」と答弁している。
ここでいう「何回も使って信用のできる相手とは誰?」という質問に安倍総理は、「私の事務所と私自身」と答弁。要は、安倍事務所や安倍後援会だから5000円になったと認めた。一見の人がひとりひとり申込んでも5000円にはならない。
安倍晋三後援会が主催して安倍事務所が手配したから5000円になったというなら、これは買収ではないか? と思われる。ホテルから寄付を受けたのではないか? と疑われる。だから収支報告書への記載が必要なのだ、と私は指摘した。
◆やっぱりあった「前夜祭」の経費→資金報告書不記載の疑い !
ここで総理は「通知などは後援会事務所で行っている」と答弁。「FAXや郵送などの事務経費はどこで行っているのか?」と聞くと、「事務経費は、通常の後援会の会員の方々との連絡の一環」と総理。
しかし、総理がはじめてニューオータニで「前夜祭」を行った問題の2015年の安倍晋三後援会の収支報告書に、それらしい事務経費の計上は見当たらない(この年は「新春の集い」も行っていない)。「調べてください」というと、総理は「当然、事務所費として計上している」と総理。これには驚いた。
添付の「2015年安倍晋三後援会収支報告書」を見ると、「事務所費」には「政治資金監査料」と「家賃」しかないのだ。「郵送料」も「印刷費」もない。総理は「経費は発生している」といったのだから、やっぱり不記載ではないか?
なお東京都選管の「政治団体の手引き」には、「会費を徴収しないで実施する事業」も経費の支出があれば収支報告書に記載するよう、「記載例」に書き込まれている。私たち国会議員は、会費無料の「国政報告会」などはしょっちゅうやっているが、当然告知や運営には経費がかかる。そうした支出は記載するのが当たり前だ。
この問題は、引き続き調べていこうと思う。
(参考資料)
○「桜を見る会」疑惑とは ?
(www.tokyo-np.co.jp:2020年1月21日 20時45分より抜粋・転載)
国土交通省は、1月21日、首相主催の「桜を見る会」を巡る、野党追及本部会合で、内閣府に提出した推薦者名簿の2010〜2015年度分について、公文書管理法で義務付けられた、「行政文書ファイル管理簿」に記載していなかったと明らかにした。
「各界功績者(総理大臣等)」として、招待された人数が、2017年の7595人から2018年は、約2千人多い、9494人に急増したことが、内閣府の提出資料で、判明した。
◆国交省の推薦者名簿:保存期間を、10年 !
名簿管理を巡っては、2011年〜2017年度分の招待者名簿を管理簿に記載していなかったとして、内閣府の歴代人事課長5人が厳重注意処分となったばかりである。
野党は、他の省庁にも、不記載が広がっている可能性があるとみて、全省庁に調査を要求した。
国交省の推薦者名簿は、保存期間を、10年としているため、文書自体は残っているという。
◆国会議員の支持者達、約9千人招待 !
菅官房長官はこれまで、2019年に招待した約1万5千人の推薦枠について、聞き取り調査により安倍首相は約千人、副総理や官房長官ら約千人、公明党や元国会議員関係者ら約千人、自民党は約6千人(合計は約9千人)だったと説明した。(共同)
○「名簿はありますよ」「桜を見る会」疑惑を
追及する田村智子議員が断言する理由は ?
(dot.asahi.com:2019.12.9 17:00より抜粋・転載)
AERA ・野村昌二:
ジャパンライフの元会長に、2015年に送られた、「桜を見る会」の招待状。受付票にある「60」という数字が、安倍首相の推薦であることを示しているのではと指摘されている
(撮影/写真部・高野楓菜)
ジャパンライフの元会長に、2015年に送られた、「桜を見る会」の招待状。受付票にある「60」という数字が、安倍首相の推薦であることを示しているのではと指摘されている
(撮影/写真部・高野楓菜)
国会で「桜を見る会」を巡る疑惑追及の中心となっている田村智子参院議員。疑惑にどう気付いたのか。逃げ切りを図る政権を、どう攻めるのか。AERA 2019年12月16日号では、田村議員に話を聞いた。
【写真】ジャパンライフの元会長に2015年に送られた「桜を見る会」の招待状
* * *
「桜を見る会」の問題で、安倍首相を追及する急先鋒に立つ共産党の田村智子参議院議員(54)。11月8日の参院予算委員会で質問し、議論の火ぶたを切った。田村氏自身、「ここまで大きな問題になるとは想定外」と語るが、原動力になったのは政権への怒りだという。
「元々は、予算を無視するやり方が、怒りの出発点なんです。同じ内閣府の予算で、性暴力被害の相談を一元的に受け付ける『ワンストップ支援センター』の運営費が、2018年度は予算不足という理由で計8千万円削減されました。なのに、桜を見る会だけは総理の行事だからと、来年度予算は約5729万円と今年度予算約1767万円の3倍。納得できないですよね」
国民の不信感を一気に高めたのが、野党からの資料請求があった1時間後に、内閣府が出席者の名簿を廃棄したことだ。名簿は、本当に「もうない」のか。
「ありますよ。各省庁の推薦者名簿が保存されているのに、内閣官房の『総理・長官等の推薦者』『与党による推薦者』の名簿だけが廃棄されたというんですが、例えば元国会議員は毎年ではなく年をずらして招待しており、その管理のためにも名簿は必要です。
破棄したのが事実なら、安倍政権のもとで、内閣府と内閣官房は、公文書のまともな取り扱いさえできない行政府になり果てた、ということになります。やましいところがないなら、総理の責任で電子データを復元させ、全ての名簿を明らかにすべきです」
11月25日の参院行政監視委員会では、高齢者相手のマルチ商法で、行政指導を受けた「ジャパンライフ」の元会長に招待状が送られていたことも指摘した。焦点となったのが、受付票に記されていた「60」という番号。総理の推薦枠である可能性が高いことがわかったのだ。
「『60』の意味に気づいた時は鳥肌が立ちました。
元々、この招待状はわが党の大門実紀史(みきし)議員に消費者庁の職員から内部告発の文書として送られてきたものです。名簿と招待状の番号が符合すると気づいたのは11月22日金曜日の夜。20番台は公務員、50番台は功績功労者という具合に最初の2ケタは属性を示している、と。
翌土曜日に、予算委員会の理事懇談会に各省庁からの推薦名簿がドサッと提出されていると知って、秘書に確認のお願いをしたところ、その日のうちに秘書から『60が総理だと証明できそうです』というメールが、選挙の応援で高知にいた私に来ました。日曜日に参議院議員会館のこの部屋で資料をつくり、翌25日の質問に備えました」
ただ安倍首相は質問に対し、元会長を招待したかどうかを明らかにしなかった。田村氏は、
「安倍総理は、元会長個人に関する情報のため『回答を差し控える』と答弁を拒否しましたが、元会長は、その招待状をチラシに載せて顧客を勧誘し、それで多くの被害者が出ています。個人情報でも何でもありません」と憤る。
「60」が総理推薦枠だと、別の問題も浮かび上がるという。
「私が確認したところ、60番台は4900番まであります。招待状をもらった人が、ネットにも上げています。だから、菅官房長官の『総理からの推薦は約1千人』という国会答弁もウソになるんです。また菅長官は昭恵夫人からの推薦があったことも認めており、そこからおかしな人たちが招待されたのではないか、ということにもつながっていきます」
田村氏の言う「おかしな人」は元会長だけではない。桜を見る会には「反社会的勢力」とみられる人物が出席し、菅官房長官と写真におさまっていたことも分かった。菅官房長官は「結果的に入っていたんだろう」と認めた。吉本興業では、芸人が反社会的勢力と関係したことで長期の謹慎処分となっている。
「菅さんは『反社会的勢力の定義は一義的に定まっていない』などと言ってますけど、何を言ってるんだと思いますよね。『犯罪白書』にしっかり定義は書かれています。そんな人たちにどうして総理主催の公的行事招待状が行くのか。名簿が廃棄されたから事実確認さえできない、では許されないですよ」(編集部・野村昌二)
※【「桜を見る会」問題の急先鋒・田村智子議員「首相はもう逃げきれない」】へつづく
※AERA 2019年12月16日号より抜粋
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