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マスコミは、パトカーによる、ひき逃げ事件を、徹底的に追跡するべきだ !
政官業癒着・自公政権下、警察官僚の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/09/13より抜粋・転載)
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1)〜6)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)車は、横断しようとする歩行者等がある時
は、当該横断歩道等の直前で一時停止すべきだ !
道路交通法第38条と第41条の規定によれば、緊急自動車であっても、「横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。」と定められている。
新宿警察署パトカーは明らかに道路交通法に違反して4歳の男の子を自動車によって殺害したのである。報道がほとんどないため、詳細を知りようがないが、当該パトカーの運転者ならびに同乗者は、事件直後に直ちに被害者の救護活動を行わなかった疑いがある。
8)マスコミは、パトカーによる、ひき逃げ
事件を、徹底的に追跡するべきだ !
現場に救急車が到着して、救護活動が行われるまでに、長い時間が経過したとの情報も存在する。
メディアはあおり運転事案よりも、こちらの重大事件を、徹底的に追跡するべきではないのか。
そもそもこの事件が刑事事件として立件されていないことがおかしい。
被害者の4歳男児が最悪の結末を迎えた。
警察の重大犯罪は大きく取り扱わないとの申し合わせでもあるのか。
9)NHK等は、警察の重大犯罪を、正確に報道すべきである !
NHKは、定時ニュースでこの事実を端的に伝えることすらしない。
日本の歪みは完全に許容範囲を超えてしまっている。
日本全体の世直しが急務である。
道路交通法第38条第1項は、次のように定めている。
第六節の二 横断歩行者等の保護のための通行方法
(横断歩道等における歩行者等の優先)
10 )歩行者等がある時は、当該横断歩道等の直前で、車は、一時停止し、
かつ、その通行を妨げないようにすべきだ !
第三十八条、車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが、明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。
この場合において、横断歩道等により、その進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。
11 )警察の緊急自動車もこの規定を守る義務がある !
他方、緊急自動車の進行について同法第41条は次のように定める。
(緊急自動車等の特例)
第四十一条 緊急自動車については、第八条第一項、第十七条第六項、第十八条、第二十条第一項及び第二項、第二十条の二、第二十五条第一項及び第二項、第二十五条の二第二項、第二十六条の二第三項、第二十九条、第三十条、第三十四条第一項、第二項及び第四項、第三十五条第一項並びに第三十八条第一項前段及び第三項の規定は、適用しない。
道路交通法第38条は緊急自動車について、「第三十八条第一項前段は適用しない。」
としているが、適用除外を受けない「第三十八条第一項の後段」は、
「この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。」であり、警察の緊急自動車もこの規定を守る義務がある。
12 )パトカーは、この法規を守らずに被害者を殺害した !
ところが、この法規を守らずに被害者を殺害した。
あおり運転をメディアが大きく取り上げるのに、警察署パトカーのひき逃げ殺害事件を一切報道しないのは、どう考えてもおかしい。ネット上には、事件発生の直後に、「この警察官は児童を跳ね飛ばしたまま走行を続けており、救護義務違反をし、救命措置をしていません。また、全くブレーキをかけていません。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
T 背筋も凍る「警察官僚」600人の正体 !
──安倍政権を護る「権力と情報の盾」
(news.kodansha.co.jp:2018年6月19日 より抜粋・転載)
朝香裕:『特権キャリア警察官 日本を支配する600人の野望』
(著:時任 兼作)
◆警察官僚は、安倍政権の「最重要官庁」となっている !
次々にスキャンダルが噴出しながら、安倍政権の支持率は、なぜか急落しない。倒れそうで倒れない。それを支えているのは誰か──。本書『特権キャリア警察官』は、警察庁のわずか600名のキャリア官僚=警察官僚が、その情報力と実行部隊によって、安倍政権の「最重要官庁」となっている実態を明かす。
著者の時任氏は、あるとき、旧知の警視庁捜査二課刑事からNHK会長M氏についての情報提供を求められた。時任氏は警察取材歴が長く、この刑事と定期的に情報交換する関係を築いていたが、二課の刑事がなぜそんな情報収集をしているのか、不審に思ったという。
時任氏が尋ねると、刑事は、さる警察庁大幹部の名前を挙げた。
「偉い筋からの特命ですから。これはやりますよ」
警察庁幹部からの「特命」だと明かしたのだ。
その後、M氏についての情報を求めていたのは、実は官邸中枢だったと判明した。当時、M氏は問題発言を繰り返し、安倍政権の足を引っ張っていた。その首をすげ替えるため、警視庁を動かしてM氏に関するネガティブ情報を集めていたのだ、と時任氏は書く。
◆警察の情報が、権力に直結している !
警察の情報が、権力に直結しているのである。
警察が集めている情報はそれだけではない。時任氏によると、政権批判で有名な女性新聞記者のプライベートや、週刊文春、週刊新潮記者の情報源まで収集しているという。こうした情報がいったいどのように「利用」されているのか定かではないが、文部科学省の前次官のインタビューが週刊文春に掲載される直前、前次官が新宿の出会い系バーに通っていたと暴露されたことは記憶に新しい。
◆30 万人に及ぶ警察組織を握る警察官僚・600人 !
集められた膨大な情報のうち、明るみに出るのはごく一部だが、監視された当人にとっては、恐怖以外の何物でもないだろう。こんなことができるのは、全国47都道府県、30万人に及ぶ警察組織を握る警察官僚だけだ。
その総数は、わずか600人。毎年国家公務員総合職の難関を突破した東大、京大などのトップエリートが採用され、いまや財務省、経産省などをしのぐ人気官庁という。
◆入庁すると、ほぼ全員が、いずれかの都道府県警のトップに就任 !
入庁すると、ほぼ全員がいずれかの都道府県警のトップ=本部長に就任し、数千人、ときには4万6000人(警視庁)に号令する立場となる。映画「踊る大捜査線」で柳葉敏郎が演じた室井慎次もそのひとりだが、特権を握るキャリア警察官は捜査一課や二課で刑事として働く実務はほとんど経験しない。
ただ「指示・命令」する存在として採用され、組織のなかで出世を重ねていく。その過程で、政治との結びつきを強め、情報力を背景に影響力を強めていく。
◆杉田内閣官房副長官・北村内閣情報官は、警察官僚 !
現在、霞が関の高級官僚の頂点と言われる、「内閣官房副長官」の座にある、杉田和博氏も警察官僚。安倍総理にもっとも数多く会っている男と言われる、北村滋内閣情報官も然りだ。いまや警察官僚の動向は、官界のみならず有力政治家の注目の的でもある。
しかしこれまで、その実態は謎につつまれてきた。
時任氏は、警察取材を中心に25年以上の取材歴を持つベテランジャーナリストで、警察組織の内部に知人も多い。その時任氏が、あまりに肥大化し、強大な権力を握った「特権警察官」=警察官僚の実情をまとめたのが本書だ。
「日本を支配する600人」は、こんな面々だった。読むと背筋が寒くなる。
U 「失敗から学ぶ」「失敗学」で「官僚」の「無謬神話」をつぶせ !
(logs.yahoo.co.jp:2006/9/14より抜粋・転載)
◆タテワリ、横並びの官僚組織、「省益」「局益」「課益」への固執 !
ここまでに<ヒヤリハット>ならぬ<ヒカリパット>するダイヤモンドのような<金言>がある。<ダイヤ>のような<金>です。<部分最適>は<全体最悪>―――。みなさんは何を<連想>しますか。<想像力>の問題。<創造力>はこれで決まる。この連想が<ヒヤリハット>を<ピカリパット>にする。
火山が<連想>したのは<霞ヶ関>です。<タテ>ワリで、しかも<横>並び―――。その結果、何が起こっているか。各省庁がそれぞれの<権益>を主張、絶対に自分のところの<省益><局益><課益>を譲らない。結果として予算カットやリストラが全然進まない。そのくせお役人のみなさん、例の<無謬神話>です。我々は絶対正しい。絶対<誤り>を犯さない。
つまり<部分最適>―――。―以下省略―
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