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新皇后・雅子さまの健康状態とは ?
精神科医・片田珠美氏:雅子さまは 適応障害ではなく「産後うつ」と指摘 !
適応障害・「産後うつ」の内容は ?
(www.news-postseven.com :2018年10月5日より抜粋・転載)
台風24号が日本列島の北へ抜けた10月2日、晴天の下で学習院女子中等科・高等科合同の運動会が開催された。クラス対抗の競技に夢中になる愛子さま。じきに秋が終わって冬になる。この12月で、雅子さまが療養生活に入られてから、ちょうど15年を迎える。
折しも皇室は、来年の「御代がわり」に向けた準備を進めている最中だ。来年2月には今上天皇の在位30年式典が行われ、4月末日から退位・即位に関する儀式が続く。5月1日にはいよいよ徳仁天皇が即位し、雅子さまが新しい皇后になられる。
この15年、苦難の道を歩かれた雅子さまだが、最近の順調な快復ぶりは、驚くほどだ。
今年8月には、皇太子ご一家が夏休みの恒例とする那須御用邸の静養で、ご一家が御用邸の敷地内を散策する様子の取材が史上初めて許可された。また那須塩原駅では、雅子さまと愛子さまが約20分にわたって市民らと会話を交わされた。いずれも極めて異例の出来事である。
長いトンネルを抜け、やっと出口が見えてきた──最近の雅子さまの柔和な表情から、そんな希望が読み取れる。振り返れば2003年12月、雅子さまは突如体調を崩して宮内庁病院に入院、療養生活に入られた。その時、愛子さまは2才になられたばかりだった。
○2004年7月: 「適応障害」との病名が発表 !
2004年7月には「適応障害」との病名が発表された。キャリアウーマンの雅子さまを取り巻く環境が結婚を機に一変し、そのストレスに適応できず、適応障害を発症したとの見立てだった。
だが、雅子さまの病状がなかなか快復しなかったこともあり、この診断には現在に至るまで多くの疑義が寄せられてきた。これまで“本当の病名”として「強迫神経症」「不安神経症」「自律神経失調症」など多くの病気が挙げられた。
○精神科医:雅子さまの病気は、『産後うつ』
「これまでの雅子さまの病状の経過を振り返ると、適応障害との診断は不適切だと思います」 と改めて指摘するのは、精神科医の片田珠美さんだ。
「雅子さまが長い療養生活に入るきっかけになった病気は、いわゆる『産後うつ』です。最近は取り沙汰されるようになりましたが、当時、一般にはあまり知られていませんでした。専門的には、『産褥期うつ病』と呼ばれ、出産によるホルモンバランスの急激な変化に、育児不安が重なって発症します。
産後うつがきっかけで本格的な抑うつ症状に苦しみ、その後の子育て期間中もずっとうつが続くケースも少なくありません。30代から50代までずっとうつでつらかったという女性の抑うつ症状のきっかけが“出産後”だったという話はよく聞きます」
生活環境が影響する適応障害ではなく、妊娠・出産・育児が契機となる、産後うつだとすれば、それを読み解くには、母と子の関係がカギになる。
―※女性セブン2018年10月18日号
(参考資料)
T 適応障害とは ?
(e-heartclinic.comより抜粋・転載)
◆症状:
適応障害は、ストレスになる出来事に対して、抑うつ気分や不安、素行の障害などが生じる障害です。
だれしも、ストレスを感じることがあると、少なからず元気がなくなったり、イライラしたりしやすいものです。しかし、適応障害はストレスに対して不釣り合いなほど著しい苦痛を感じます。ちょっと気分が沈むだけではなく、仕事や学業、社会における役割を損なうほど重度の症状が現れるのです。
抑うつ気分を伴う場合は、ささいなたことで涙が出たり、絶望感を覚えたりします。不安を伴う場合は、動悸、神経過敏、焦燥感などが見られます。どちらも、不安症や抑うつ障害の診断基準を満たしません。
素行の障害は、他人の権利を侵害したり、社会のルールを無視したりすることを言います。例えば無断欠勤や破壊行為、危険運転、けんかなどです。
その他、攻撃的行動、お酒の飲み過ぎ、引きこもり、自律神経症状、不眠や自殺行為などが現れることもあります。成人の場合は、いくつもの症状を併せ持つことが少なくありません。
アメリカ精神医学会の診断と統計マニュアル『DSM-5』によると、適応障害はストレスの始まりから3カ月以内に症状が現れることが診断要件になっています。
比較的ありふれた障害で、一般人口における有病率は2〜8%です。男女比は2対1で女性に多く、とりわけ独身女性のリスクが高いことがわかっています。内科や外科などから精神科に紹介される患者さんのうち、50%近くが適応障害であるという報告もあります。
適応障害は、適切な治療が行われればよくなりやすい障害です。ほとんどの患者さんは、3カ月以内に元通りの精神状態に回復します。通常、原因となるストレスがなくなれば、6カ月以内に症状も治まります。治療が成功すると、患者さんは以前よりも精神的に強くなります。
しかし、ストレスとなる出来事が続く場合は、症状が慢性化するかもしれません。特に青年は回復まで時間がかかりがちで、そのまま気分障害や物質関連障害に陥る人もいます。
青年期の患者さんの自殺リスクを調べた研究があります。119人の適応障害の患者さんのうち、50%が入院直前に自殺を図り、60%が病院内で自殺を図っていました。
物質乱用とパーソナリティ障害が併存していることが原因の1つと考えられています。
また、他人の自殺を経験していることや、過去に精神科の病気の経験があることなども、自殺のリスクが高い一因のようです。
○他の病気との関係
適応障害には細かな診断基準がありません。症状が現れる前に具体的なストレスがあったかどうかが、他の疾患と区別する上で重要になります。
似た症状の疾患には、うつ病、短期精神病性障害、全般不安症、身体症状症、物質関連障害、素行症、急性ストレス障害、心的外傷後ストレス障害などがあります。
これらに定められた診断基準を満たす場合は、適応障害ではありません。ただし、適応障害とパーソナリティ障害の両方を満たす人はいます。
なお、大切な人との死別による抑うつや不安などは、正常な喪失反応であるため、適応障害には含まれません。
◆原因
適応障害は、どのような程度のストレスでも原因になり得ます。よくある原因は、お金、人間関係(夫婦不和や離婚を含む)、体の病気です。
いくつもの原因が複合している場合もあります。この障害はあらゆる年代で起こりえますが、最も多いのは青年期で、青年期によくある要因は学校の問題、親からの拒絶、親の離婚や物質乱用です。
U 「産後うつ」の症状とは?
(www.jp.pampers.comより抜粋・転載)
待ちに待った可愛らしい赤ちゃんがようやくやってきました。ママは喜びに満ちた日々が来ると考えていたことでしょう。そのはずなのに実際にはママは不安に陥ったり自信を失ってしまったり、無性に悲しくて混乱したりしています。
産後、特に最初の数ヶ月にぐったりしてしまうのは、全く普通のことなのです。新しい家族のメンバーが増えて、よく眠ることができないし、やるべきことがたくさんあります。
もし、ママの感情が何か別のもの、何かこう深刻なものであれば、産後うつ またはPPDの症状である可能性があります。 この症状はママがもろいとか弱い証拠だと言うのではなく、赤ちゃんの誕生と複雑な関係があるのです。
産後うつがどういうものなのかを見てみましょう。症状や兆候を知り、お医者さんと相談しながらママが問題に対応できる方法を調べていきましょう。
◆産後うつとは?
産後うつは赤ちゃんを産んだばかりのママに現れる病状です。産後、ママには、辛くて後ろ向きな感情や考えが長く続くことがあります。産後うつの主な症状や兆候は後に詳しく説明します。
産後うつ は出産後に出てくる症状ですが、必ずしも最初の出産後と言うわけではなく、いずれの出産後にも出てくる可能性がある症状です。赤ちゃんが産まれた1〜3週間後に症状が現れるのが一般的ですが、数ヵ月後や1年後に発症する場合もあります。
産後うつは一般的なの? ママが思っているよりもずっとよく起こることです。7人に1人の割合でこの症状を経験しています。
産後うつと後に診断されたママのおよそ半分が妊娠中に発症しているのです。もしママが産後うつの症状を感じたり、産後うつだと診断されたりしたのであれば、似たような状況のママもいると思ってください。そう思えば少し気が楽になります。
産後うつはいつまで続くの? ママの状況やお医者さんの治療により、いつ症状が治まるか変わってくるでしょう。出産後、数週間後に症状がピークを迎えるママもいれば、3〜12ヶ月ほど続くママもいるでしょう。早めに治療を受けることにより、ママの症状に合った方法で治療し、症状を解決していくことができるでしょう。
産後うつとベビーブルー は違うものです。ベビーブルーはそれほど深刻ではないけれども落ち込んだり悲しくなる症状、不安を抱えたり眠れなくなったりすることです。これらの軽い症状は出産後2〜3日後に現れて、数週間後には治まっていきます。
ベビーブルーでは気分がひどく落ち込みますが、休むことで治まっていきます。産後うつはまれに発症する産褥期精神病と呼ばれる気分障害とも別のものです。産褥期精神病では幻覚や妄想などさらに深刻な症状が現れます。
◆産後うつの兆候と症状
最初のステップはママに産後うつの症状が出ているかをチェックすることです。 主な 産後うつの症状は以下のとおりです。
気分が落ち込む。気分の浮き沈みが激しくなる。突然泣いてしまう。
赤ちゃんを可愛いと感じない。パパを避けてしまう。食欲がなくなる。
食べ過ぎてしまう。寝付けなくなる。眠りすぎてしまう。ひどく疲れて元気がなくなる。
以前は楽しんでいたものが楽しめなくなる。イライラしたり、すぐ怒ったりする。
良いママではないと不安になる。集中力がなくなる。物事への対応力が落ちる。
無気力、羞恥心、罪悪感、自分に価値がないと思う感情に陥る。
重度の不安に陥りとパニック発作が起きることがある。
ママ自身や赤ちゃんを傷つけるような衝動に駆られる。死や自殺について繰り返し考える。
お医者さんと話した後でなら、私は、産後うつなの ?と言う質問に対して答えられるでしょう。
でも、まずは前述の症状が現れているのか、さらに以下の症状はどうかを自分自身にたずねたい
(それからお医者さんに話したい)と思うかもしれません。
これらの症状のいずれかが2週間以上も続いている。
症状が悪化している、改善していない。育児が難しい。集中できなくなる。
◆原因とリスクの要因
「産後うつ」の原因は、はっきりと判ってはいませんが、肉体的なものと精神的なもの、両方によって引き起こされると考えられます。要因には以下のものが考えられています。
ホルモンの変化:妊娠ホルモン であるエストロゲンとプロゲステロンの、出産後の急激な減少が気分の浮き沈みに影響していると考えられています。さらに、甲状腺で分泌されるほかのホルモンレベルも減少し、ママを疲れさせたり、気力をなくさせたり、気分を憂鬱にさせたりします。
睡眠不足:出産から回復中であるだけではなく、赤ちゃんのお世話もしなければならないので、ママはゆっくり休めなくなります。 睡眠不足がたまり、極度の疲労や身体的不快感に繋がり、産後うつの症状をもたらします。
感情的な問題: 女性にとって大きな変化が起こる時期です。打ちのめされたり、不安になったり、何をしても楽しくなくなったり、自分のアイデンティティと闘ったり、自分の人生をコントロールできないと言った感情も要因となります。
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