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1985 年・日航ジャンボ墜落事件のキーワードは、「オレンジエア」だ !(下)
日米同盟・自民党体制の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/01/17より抜粋・転載)
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1)植草一秀著・『国家はいつも嘘をつく』に
日航ジャンボ機墜落事件について記述した !
2)『国家はいつも嘘をつく』に、「2020東京五輪」
の嘘・「買収工作」についても記述した !
3)123 便の航空機関士が、「オレンジエア」という、重大な言葉を発している !
4)ある国会議員から、「オレンジエア」という音声を確認されたと伺った !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
5)事故調の報告書には「オールエンジン」と
あるが、録音では、「オレンジエア」である !
重要なことは、この音声が「オレンジエア(巡航ミサイル)」としか聴き取れないことなのだ。
事故調の報告書には「オールエンジン」とある。
フジテレビ番組は音声解析の専門機関に当たって、「ボディギア」という言葉を提示した。
私は音声を何十回も聴き直して、どう聴いても「オレンジエア」としか聴き取れないと判断して、その上で、「オレンジエア」とは一体何を意味する言葉なのかを調べ始めた。その結果、驚くべき事実が判明したのである。
読者は、ぜひ、ご自分の耳で音声を確認していただきたい。
この音声が「オールエンジン」や「ボディギア」という言葉に書き起こされることが、あまりにも不自然なのだ。何か重大な疑惑が存在する場合、それを隠してしまわずに、逆に、表に出して、疑惑を否定する「手法」がある。
6)「オレンジエア」を消し去るために、「オールエンジン」と
「ボディギア」に置き換えてしまう !
事案のキーワードとなる「オレンジエア(巡航ミサイル)」を消し去るために、あえて、この音声問題を前面に打ち出して、「オールエンジン」と「ボディギア」に置き換えてしまう。
重要なことは、誰でも自然に聴き取れる「オレンジエア(巡航ミサイル)」という言葉は絶対に
対に表に出さないことだ。かつて、別のテレビ番組が、9・11の疑惑について放送したことがあった。
番組は青山繁治氏を登場させ、青山氏による伝聞情報をもとにした疑惑否定の発言を紹介して、疑惑への説明としてしまった。
問題をあえて表に出して、形式的な否定を行い、問題に決着をつけるという「手法」が用いられたわけだ。日航ジャンボ機123便の場合、コックピット(飛行機や宇宙船の操縦室)内の音声を何度も聴き直して確かめれば、「オールエンジン」でも「ボディギア」でもない、「オレンジエア(巡航ミサイル)」という音声を明確に判別できる。
7)テレビ報道では、「オレンジエア」を隠ぺいして、
「オールエンジン」や「ボディギア」にしてしまう !
しかし、テレビ放送では瞬間的に音声を流すだけであるので、これを「オールエンジン」や「ボディギア」にしてしまうことは難しいことではない。しかしながら、音声をしっかりと何度か聴き直せば、その音声が「オレンジエア」であることは明白になる。問題は、なぜ、この「オレンジエア」という表現が封印されてきたのかである。
「オレンジエア(巡航ミサイル)」に該当する物体が、仮に存在することになると、この表記が重大な意味を持ってしまうことになる。私は「オレンジエア」についての何の知識も持ち合わせていなかったし、また、「オレンジエア」という言葉が存在するかどうかについても知識を有していなかった。
ところが、「オレンジエア」について検索すると、容易にその言葉の意味が判明した。
8)「オレンジエア」は、「誘導ミサイル」
や「無人標的機」のことを指す !
「オレンジエア」とは、海上自衛隊の隠語で「誘導ミサイル」や「無人標的機」のことを指すのだという。123便の高濱雅己機長は、海上自衛隊出身者である。日航ジャンボ機123便の乗客が、123便めがけて飛んでくる、飛行物体を機内から撮影していた。
その映像を解析すると、オレンジ色の飛行物体が、123便めがけて飛来している場面を、撮影したものだとの分析結果も、伝えられている。
9)オレンジ色の飛行物体が、日航ジャンボ機
123 便に、接触した疑いがある !
このオレンジ色の飛行物体が、日航ジャンボ機123便に接触した疑いが存在するのである。
この123便墜落によって、家族2名、親戚3 名を、一瞬にして失った遺族の方から、この1月15日に、出版社を通じて手紙をいただいた。
このことについては、稿を改めたく思うが、この方は、墜落事件発生以来、長年にわたって事故調査を行い、分析し、かつ検証されてきた方である。
問題を広く人々に認知させ、同時に、真相究明に尽力を続けてこられた青山透子氏とも連携し、真実の追究に、青山氏と協力して活動を続けられているとのことである。
この方の結論も、私の推察とまったく同一のものである。
10 )日航ジャンボ機123 便は、横田基地への着陸を阻止され、
高天原山の尾根に向かわされた !
私は、日航ジャンボ機123 便が、横田基地への着陸を目指したと推察しているが、この方はさらに確信をもって、高濱機長による横田基地への着陸の意向が、何者かによって阻止され、高天原山の尾根に向かわされた、との結論を示されている。
ボイスレコーダーの音声は、長期間、闇に伏せられていた。
公開された音声も、完全なものではないと見られている。
11 )落合・乗務員は、墜落直後、多数の乗客が
生存して、声を上げていたと証言 !
生還された日航客室乗務員だった、落合由美さんが、墜落直後の様子として、多数の乗客が生存して、声を上げていたと証言しているのに、事故調査委員会報告書は、「救出された4 名以外の者は、即死もしくはそれに近い状況であった」としている。この記述もあまりに不自然である。
救出された4名は、軽傷であったのに、どうして、その4名以外のすべての者が、即死もしくはそれに近い状況になるのか。
12 )落合・乗務員等の証言と、政府・マスコミ
の公言に大きな相違がある !
落合さんの、多数が生存し、そこらじゅうから声がしたとの証言と、4名以外のすべての者が即死もしくはそれに近い状況という事故調の結論とは、矛盾が著しい。
この事件の真相を解く鍵は「オレンジエア(巡航ミサイル)」という言葉にある。
ボイスレコーダーの音声が、なぜ「オールエンジン」や「ボディギア」にされなければならなかったのか。この点の徹底究明が、真相解明への重要なステップになる、と考えられる。
(参考資料)
T 米国から上級奴隷・自民党へ密かに長年、資金提供され、
米国の支援をバックに対米隷属・国民洗脳
自民党一党支配体制が構築されてきた !
(T) 右翼・米国の支援で、対米隷属・保守政党の結成 !
冷戦の始まりとともに、対日占領政策・民主化の変更・「逆コース」により、アメリカは、日本の戦時体制を維持し、戦時中のエリート(戦犯たち)に、権力を握らせようと決めていた。
そのため、対米隷属を約束させられた、戦争犯罪人を監獄から出してやった。
1948 年12月24日、釈放された、A級戦犯容疑者は、岸信介(安倍首相・加計理事長の祖父)、児玉誉士夫、笹川良一、正力松太郎など70名以上存在し、戦後の政界・経済界・政界の黒幕など多方面の有力者になった。
講和後の1958年4月、禁固刑のA級戦犯(賀屋興宣、白鳥敏夫、重光葵、橋本欣五郎などは後に衆議院議員となる)は、全員赦免になった。
1945 年11月、保守政党の結成、再編が行われた。
日本自由党(自民党の前身)の資金は、戦時中に右翼の児玉誉士夫が海軍の「児玉機関」の長として中国で物資調達にあたった時の資産(侵略戦争で強奪した、財産を横領した、裏金・時価4千億円)の一部をもらった。
(2)米国の資金提供等で長期政権を実現 !
岸信介は日本に台頭する保守派の指導者になった。国会議員に選出されて4年も経たないうちに、国会内での最大勢力を支配するようになる。
そしていったん権力を握ると、半世紀近く続く、対米隷属・国民収奪・政権党を築いていった。
このようにして、アメリカの政策に従順な日本政府の体質は、敗戦直後から着実に形成されていた。
そして、CIAが1950~70年代に日本の保守政権の安定化を図り、自民党や「左派穏健勢力」に繰り返し資金提供していた(違法資金)ことが、米国務省の機密文書公開で明らかにされている。
U 日米同盟の真実=米国のやり放題、
NHK等が報道しない、属国日本の証拠 !
(投稿者:松代理一郎 投稿日:2013 年 4月 8日(月)23時32分45秒より抜粋・転載)
IWJ地位協定スペシャル」の録画を見て、本書を購入、読み途中ですが、”眼から鱗”の話の連続で、「戦後史の正体」(孫崎亨著)の続編として必読です。 戦後、アメリカの直接軍事占領から、「サンフランシスコ講和条約」と対にして、「日米安保条約」が結ばれたが、その肝となるのが「日米地位協定(日米行政協定)」。
「日米地位協定」こそ、ダレスが言う「われわれが望む数の兵力を、(日本国内の)望む場所に、望む期間だけ駐留させる権利を確保すること」の具体的根拠です。 同時に「日米地位協定」は、日本の主権(憲法を頂点とする国内法体系)を完全に無視した、「宗主国やりたい放題」の「植民地支配」を保証した“命令”となっています。
特に、「日米地位協定」に基づき、刑事特別法・民事特別法(条約国内法)が新たに制定され、日本国民に対する「植民地支配」を国内法でも保障する手立てが図られています。かつて、どこからの法的制約も受けない“グアンタナモ基地”でのイラク「捕虜」に対する非人間的な扱いが発覚し、世界中から米国が非難されました。
今の「日米地位協定」に守られた米軍兵士、軍属関係者、家族も、日本国内では、どこからの法的な制約を受けない状況にあります。日本への入出国(米軍基地を介すれば)も、ノーチェック、完全フリーだし、日本国内での“振る舞い”は“日本の国内法の適用外”で、“やりたい放題”が実質保証されている状態なのです。
日本に駐留する米軍は、「日米地位協定」によって、米国法にも日本国内法にも縛られず、やりたい放題の“グアンタナモ基地“なみの無法行為が、合法的に許される仕組みになっています。その事例は、沖縄の“米兵の少女レイプ殺人事件”で米兵を逮捕できなかった話など、枚挙にいとまがありません。
「日米地位協定入門」には、実際、“えっつ!まさか”と驚く事件が、沢山載っています。詳しくは、「山崎淑子の生き抜くジャーナル」にあります。
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