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日曜討論:臨時国会スタート ! どうなる与野党論戦
自民党の憲法改正・安倍首相の深層・真相は ?
(tvtopic.goo.ne.jp:2018年10月28日より抜粋・転載)
『日曜討論』(にちようとうろん、Sunday Debate)は、NHKのテレビおよびラジオで放送される討論番組である。NHKでは戦後初期のころから、毎週日曜日に『国会討論会』『政治座談会』『経済座談会』と題した国会議員、政治関係者、財界・経済専門家をゲストに招いた番組を放送、放送時期とテーマによって題名を変えたが、1994年4月よりこれらの番組名を統合・一つにまとめ、現在のタイトルとした。
放送日 2018年10月28日(日) 9:00〜10:15
放送局 NHK総合:番組概要
オープニング (その他)09:00〜
○臨時国会スタート どうなる与野党論戦 (バラエティ/情報)
09:01〜
スタジオでは臨時国会にどう臨むのか話題となった。萩生田光一氏は、まずは全国各地で相次いだ地震、豪雨、台風などの復旧・復興を盛り込んだ補正予算案を成立させたいと思うと考えを語った。
スタジオでは臨時国会にどう臨むのか話題となった。斉藤鉄夫氏は連立与党の一角として政治の安定、公明党らしい主張をしていきたいと決意していると語った。小池晃氏は、安倍政権の暴走をとめて、憲法と暮らしを守る国会にしたいと語った。
スタジオでは臨時国会にどう臨むのか話題となった。森裕子氏は、嘘を嘘で塗り固めるような安倍政権の真実を明らかにし、国民に寄り添った政治に戻すために来年の参議院選挙に向けて野党が共闘していく形を、まずは国会論戦の中から作っていかなければならないと思っていると語った。
◆今年度の補正予算案について
スタジオでは今年度の補正予算案について解説された。平成30年度補正予算案には、西日本豪雨や北海道胆振東部地震など一連の災害からの復旧・復興、公立小中学校などのエアコン設置、倒壊の危険性のあるブロック塀対策などで総額が9356億円となっている。
スタジオでは今年度の補正予算案について話題となった。斉藤鉄夫氏は十分な審議をしつつ、早く決めることが大切だと思うと語った。福山哲郎氏は、最低3日以上の審議を求めていきたいを考えていると語った。
スタジオでは今年度の補正予算案について話題となった。吉川元氏はエアコン設置については速やかに補正予算案を組むのは当然であると語った。また、災害に対する政府の対応はどうだったのかしっかり正していきたいと語った。
◆社会保障制度改革について
スタジオでは社会保障制度改革について解説された。安倍総理大臣は消費税率を予定通り10%に引き上げる考えを示しており、増収分は社会保障の充実や財政再建に充てる方針としている。
スタジオでは社会保障制度改革について話題となった。馬場伸幸氏は国民の中では不安が解消されたり、制度改革で良いものをやってくれたという声はまったくないと主張した。小池晃氏は増税をしたら貧困と格差を広げて景気が悪化することは間違いないと主張した。
スタジオでは社会保障制度改革について話題となった。吉川元氏は消費税増税には反対であり、全世代型の社会保障制度については聞こえは良いが、子育てや教育は消費税でみる必要はないと主張した。
◆外国人材の受け入れ拡大について
スタジオでは外国人材の受け入れ拡大について解説された。政府は外国人材の受け入れ拡大について出入国管理法などの改正案を国会に提出する方針としている。その中で、在留資格については新たに「特定技能1号・2号」を設けるとしている。
スタジオでは外国人材の受け入れ拡大について解説された。森裕子氏は、都合よく外国人の労働力だけを使うということはやってはいけないのではないかと主張した。斉藤鉄夫氏は日本の活力を維持する上でも必要だということはみなさんも認識していると思うと語った。
スタジオでは外国人材の受け入れ拡大について解説された。萩生田光一氏は単純労働力確保のための政策ではなく、この制度そのものは突き詰めていけば理解してもらえると思うと語った。行田邦子氏は深刻な人材不足が起きていることは理解しているので、法案の中身を見た上で党としての対応を決めたいと思うと語った。
◆憲法改正について
スタジオでは、憲法改正について解説された。安倍総理は「憲法審査会で政党が具体的な改正案を示し、国民の理解を深める努力を重ねていく与野党の政治的立場を超え、できるだけ幅広い合意が得られると確信している」と演説した。
スタジオでは憲法改正について話題となった。福山哲郎氏は、所信表明で総理が各党が憲法改正の議論をするのが責務だみたいなことを言っているのに驚いたと語った。萩生田光一氏は国会の憲法審査会の場で進めさせて頂きたいと語った。
スタジオでは憲法改正について話題となった。行田邦子氏は、憲法改正案の9条については安倍総裁案と異なる案を示していると語った。斉藤鉄夫氏は政府提案の法律については与党として責任があるが、憲法改正については与野党は関係ないと語った。
スタジオでは、この国会にどう臨むか話題となった。吉川元氏は政府・行政に対する信頼が失墜している中で憲法の話ができる環境にないとの考えを示した。行田邦子氏は政策論議に時間を費やす生産性の高い国会にしたいと思っていると語った。
エンディング (その他)
10:14〜
☆キャスト:小池晃(共産党)・斉藤鉄夫(公明党)・福山哲郎(立憲民主党)
・平野博文(国民民主党)・萩生田光一(自民党)・森裕子(自由党)・
行田邦子(希望の党)・馬場伸幸(維新の会)・吉川元(社民党)
☆司会者:伊藤雅之・牛田茉友(うしだ・まゆ)
(参考資料)
T 木村草太教授の自民党改憲案 「緊急事態条項」批判
(www.gosen-dojo.com:2018.5.17 22:00より抜粋・転載)
憲法学者で首都大学東京教授の木村草太氏。
自民党改憲案(平成24年に決定)の緊急事態条項(98・99条)を巡り、以下のような発言をされている(『自衛隊と憲法』)。
「何気なく読むと、大した提案ではないように見えるかもしれませんが、この条文はかなり危険です」
「緊急事態の定義が、法律に委ねられており、緊急事態宣言の発動要件は極めて曖昧です。
その上、国会承認は事後でも良いとされていて、手続き的な歯止めはかなり緩いと言わざるを得ません。
これでは、内閣が『緊急事態宣言が必要だ』と考えさえすれば、かなり恣意的に緊急事態宣言が出せることになってしまいます」
「緊急事態宣言が出されている時には…国会の十分な議論を経ずに、国民の権利を制限したり、義務を設定したりすること、あるいは、統治に関わる法律内容を変更することが、内閣の権限でできてしまう。
例えば、刑事訴訟法の逮捕要件を変える政令を作り、『裁判所の令状がなくても、内閣が逮捕すると決めれば逮捕できる』という制度にすることも可能です」
「この規定の下では、国会の監視が及ばないまま、不公平に復興予算をばらまくといった事態も生じ得ます」
「地方自治を内閣の意思で制限できる…例えば、首相の意に沿わない自治体の首長に『辞任の指示』を出すような事態も考えられます」
「緊急事態中は、基本的人権の『保障』は解除され、『尊重』に止まることになります。
…内閣が『どうしても必要だ』と判断しさえすれば、人権侵害が許されることになってしまいます」
「緊急事態宣言中…内閣独裁という体制が出来上がります。
これは、緊急事態条項というより、内閣独裁権条項と呼ぶべきでしょう」
「アメリカ憲法は、大統領に議会招集権限を与えているだけですし、ドイツ憲法も、議会の権限・手続の原則を修正するだけであって、政府に独立の立法権限を与えるものではありません。
また、フランスや韓国の憲法規定は、確かに一時的な立法権限を大統領に与えているものの、その発動要件はかなり厳格で、そうそう使えるものではありません」
「自民党草案のような内閣独裁条項は、比較法的に見ても異常だと言わざるを得ません」
「現在の備えに不備があるなら、まずは法律改正を提案すべきでしょう。
その上で、必要な法案が現憲法に違反するということになって初めて、憲法改正を争点とすべきです」
「緊急事態条項を導入するなら、同時に、内閣や国会から強い独立性を持つ憲法裁判所を設置したり、統治行為論を否定する憲法条項を導入するなど、司法審査を強化することも考えなくてはならないのです」と。
極めて厳しい自民党改憲案への批判だ。
先に紹介した井上武史氏も、緊急事態に政府の権限を拡大する条項を憲法に新しく設けるなら、併せて権力濫用を防ぐ仕組みを整備すべき事を主張しておられた。
「緊急事態条項を設ける際には、危機に迅速に対応できるだけの手段を政府に与えると同時に、権力濫用を防ぐために、議会や裁判所による政府統制の仕組みもあわせて整備する必要がある。
特にドイツやフランスにおいて、憲法裁判所は非常時でも憲法の番人としての役割が与えるられている。
このため、日本維新の会が提唱する『憲法裁判所設置論』は緊急事態条項との関係でも議論するのが望ましい」(『中央公論』5月号)と。
なお木村氏の新刊書は、その内容に全て賛成するか否かとは別に、憲法論議に加わろうとする者なら、
一通り目を通しておくべきだろう。
U 『報ステ』古舘伊知郎が最後の反撃 !
ドイツ取材で緊急事態条項の危険性、
安倍首相とヒットラーの類似点を示唆 !
(biz-journal.jpい:2016.03.19より抜粋・転載)
◆特集は、合法的独裁を狙う、安倍自民党・改憲草案・「緊急事態条項」だった !
☆ヒトラーは、合法的に独裁を実現している !
☆ヒトラーの「国家緊急権」が、安倍自民党の「緊急事態条項」とそっくりだ !
☆緊急事態宣言は、国会の承認が必要だが事後でもいいので、
独裁は、事後承認でやりたい放題できる !
☆改憲(実は大改悪)人類普遍の権利でさえ「最大限尊重」
(厳守ではない)程度の扱いになる !
☆衆参で3分の2以上の議席になれば、安倍首相は、ヒトラーのように独裁にひた走る !
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