http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/10994.html
Tweet |
安倍内閣は、2006年に、「愛国心」を書いて、教育基本法を改悪した !
自公政治家・NHK等が隠蔽・誤魔化す、自民党議員・安倍首相の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/10/21より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)私たちの命と未来を支える根源的なものは、
「水」、「種子」、「教育」だ !
拙著『「国富」喪失』(詩想社):https://amzn.to/2y6hpOC:あとがきに
「私たちの命と未来を支える根源的なものを三つあげるとすれば、「水」、「種子」、「教育」ということになるだろう。」と書いた。「水」、「種子」についてはこれまでのブログ記事、メルマガ記事に記述してきた。
10月15日に開催したオールジャパン学習会
「私たちの命の源が危ない−水・種子・食の安全を守ろう!−」:https://bit.ly/2pXrr0V
でも重要な問題提起がなされた。
2)「義務教育」は、「子女に、普通教育を受けさせる義務」である !
これまで詳しく記述できなかった、「教育」の問題について考える。
日本国憲法は、第26条に、義務教育についての定めを置いている。
第26条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。
第1項に「教育を受ける権利」が定められ、第2項に、保護者に対して、子女に「普通教育を受けさせる義務」を定めている。
ここから「義務教育」という概念が生まれている。
「義務教育」は、「子女に、普通教育を受けさせる義務」であって、「子女が学校に行く義務」ではない。この点をまずはしっかり確認しておく必要がある。
3)安倍内閣は、2006年に、「愛国心」を書いて、教育基本法を改悪した !
そうなると、「普通教育」の意味が重要になる。
この点に関して、安倍内閣は、2006年に、教育基本法を改定した。改正ではなく、改悪である。
最大の論点になったのは、法律に「愛国心」が書き込まれてことだ。
第2条(教育の目標)に以下の条文が置かれた。
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた、我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する、態度を養うこと。
日本国憲法は、基本的人権として、以下の権利を保障している。
第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
第20条 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。
第21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
そして、第13条には、次の条文が置かれている。
第13条 すべて国民は、個人として尊重される。
4)国家が国民に、「我が国と郷土を愛する」
事を強制することは許されない !
これらの条文を踏まえれば、教育の現場において、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた、我が国と郷土を愛する」ことを強制することは許されないと考えるべきである。
日本の学校教育の現場では、「覚えること」、「従うこと」が強要される。
上位の者の命令に従順に従い、「覚えろ」と命令されたことを、素直に「覚える」子供が、優等生とされる。しかし、教育が目指すべきことは、これではない。
5)民主国家は、各人が、「考えること」、
「発言すること」を尊重するべきだ !
「考えること」、「発言すること」を尊重するべきなのだ。
「覚えろ」、「従え」ではなく、「考える」、「発言する」能力を育むことが、本当の教育である。
学校は、国家統制の末端組織と化し、上意下達の命令系統に従わない児童、生徒は問題児とされる。
しかも、学校は、子供をいじめの被害から守らない。
教師までが、いじめに加担する事例が、後を絶たない。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
T 自公政治家・NHK等が誤魔化す、安倍内閣の真相は ?
安倍内閣の8割は、極右・「日本会議議連」に所属だ !
(www.nikkan-gendai.com:2014年12月30日より抜粋・転載)
「政治とカネ」「SMバー」……。疑惑とスキャンダルにまみれた問題閣僚を再任した安倍首相。国民をバカにしている証拠だ。
しかし、所詮は「極右」のお友達内閣である。マトモに機能しないだろう。
安倍内閣の8割は、極右・「日本会議議連」に所属だ !
何しろ、安倍首相を筆頭に19人の閣僚中、15人が「日本会議議連」に所属しているのだ。
※補足説明: 小林名誉教授が言うように、日本会議に属する人たちの「共通する思い」が、明治憲法下の「日本に戻したい」ということだとするなら、現閣僚の大半の本音は、戦前の大日本帝国の再来を望んでいることになる。
☆その後の安倍内閣も4分の3は、「日本会議議連」に所属している。
★日本会議は、愛国心教育や改憲を目指す、日本最大の右翼組織 !
日本会議は、愛国心教育や改憲、「自虐史観」の是正、戦後レジームからの脱却――などを掲げる日本最大の右翼組織。
議連に所属していないのは公明党の太田国交相、宮沢経産相、上川法相、西川農相の4人だけだ。
中道主義・平和・大衆福祉・人間主義の公明党の本来理念と
真逆の安倍自民党と1999年以降、反自民党・改革政党から
大変質して、仲良しになる不可思議 !
自民党・公明派が、実態か ?
1999年以降、公明党の理念は、看板のみで、実は、ペテン師か ?
高市総務相はヒトラーを崇拝するネオナチ団体「国家社会主義日本労働者党」の代表と仲良く記念写真に納まり、山谷国家公安委員長も、ヘイトスピーチを繰り返している「在特会」の幹部とツーショット写真を撮っている。
同じにおいがするのだろう。安倍内閣の閣僚の周辺には有象無象が集まっている。
さすがに、先進諸国は、安倍政権に強い警戒感を持ち始めている。
総選挙後、ドイツ国営放送は「安倍首相は国家主義的な目標を立法化するための勢力を得ようとしている」と懸念を示した。
★世界中が右翼政権である安倍内閣の動向に注目 !
U 安倍総理と「傲慢症候群」=“権力中毒” !
香山リカ・精神科医・教授の主張 !
(webronza.asahi.com:2015年07月25日より抜粋・転載)
◆組織や社会を「死に至らしめる病」、
一刻も早く“権力中毒”から覚めよ !
香山(かやま)リカ: 精神科医、立教大学現代心理学部教授。
傲慢症候群|安倍政権|権力中毒
◆「安倍総理と傲慢症候群」=“権力中毒” !
今回は、さらに一歩、踏み込んで「安倍総理と傲慢症候群」について語ってみたいと思う。
安倍総理は、5月の衆院平和安全法制特別委員会での審議で、質問していた民主党の辻元清美議員に「早く質問しろよ!」とヤジを飛ばした(後に民主党が抗議したため、総理は陳謝)。また2月の衆院予算委員会では、旧大蔵省出身の民主党議員の質問の最中、「日教組どうすんだ!日教組!」と繰り返しヤジを飛ばし、委員長からたしなめられる一幕もあった。
ヤジは国会につきものではあるが、現役総理とは思えないほど品位もなく、傲慢無礼な態度だと言える。 これは、安倍総理のもともとの性格ゆえなのだろうか。どうもそうではないようだ。
私は、安倍総理は「傲慢症候群」と名付けられた一種の“権力中毒”に陥っているのではないか、と考えている。
◆傲慢症候群の特徴 !
@自己陶酔の傾向があり、「この世は基本的に権力をふるって栄達をめざす劇場だ」と思うことがある。
A何かするときは、まずは自分がよく映るようにしたい。
Bイメージや外見がかなり気になる。
C偉大な指導者のような態度をとることがある。話しているうちに気がたかぶり、我を失うこともある。
D自分のことを「国」や「組織」と重ねあわせるようになり、考えや利害もおなじだと思ってしまう。
E自分のことを王様のように「わたしたち」と気取って言ったり、自分を大きく見せるため「彼は」「彼女は」などと三人称をつかったりする。
F自分の判断には大きすぎる自信があるが、ほかの人の助言や批判は見下すことがある。
G自分の能力を過信する。「私には無限に近い力があるのではないか」とも思う。
H「私の可否を問うのは、同僚や世論などのありふれたものではない。審判するのは歴史か神だ」と思う。
I「いずれ私の正しさは歴史か神が判断してくれる」と信じている。
J現実感覚を失い、ひきこもりがちになることがある。
Kせわしなく、むこうみずで衝動的である。
L大きなビジョンに気をとられがち。「私がやろうとしていることは道義的に正しいので、実用性やコスト、結果についてさほど検討する必要はない」と思うことがある。
M政策や計画を進めるとき、基本動作をないがしろにしたり、詳細に注意を払わなかったりするので、ミスや失敗を招いてしまう。
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。