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沖縄知事選:自公維勢力は、総力戦を展開しており、玉城氏陣営は、
最大の警戒を払う必要がある !
沖縄知事選の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/09/24より抜粋・転載)
1)台風24号が、日本列島に重大な影響を与える可能性が浮上している !
猛烈な勢力に発達が予想されている、台風24号が、日本に重大な影響を与える可能性が浮上している。現時点では、台風24号の進路が定まっていないが、従来の西進する予想が、北寄りに進路を変える予想に、変化し始めている。
太平洋高気圧の動きによって、台風の進路が、大きく変わり得るとされており、現時点では、確定的な予報が示されていないが、中期予測で定評のある、欧州のECMWF(欧州中期天気予報センター)が、日本列島直撃に、予測を変更した。
2)欧州・米国の気象庁も台風24号が日本列島直撃予想に変化した !
同時に、米国NOAA(米国立海洋大気庁)の予測も、日本列島直撃予想に変化した。
両予測では、台風24号は、フィリピンの東海上を西北西に進んだ後、9月28日から30日にかけて、沖縄本島付近を通過する。
9月29日から10月1日にかけて、日本列島を、直撃する予報を示している。
NOAAの予測に対して、ECMWFの予測は、沖縄本島通過、日本列島本土通過のタイミングが1日早い。
3)台風24号が、沖縄県知事選のある、沖縄本島を
通過するタイミングは、9月29日・30日だ !
台風24号が、沖縄本島を通過するタイミングは、NOAAが、9月30日であるのに対し、ECMWFは、9月29日になっている。
この台風の動向が、9月30日に、投票日を迎える沖縄県知事選に、大きな影響を与える可能性がある。仮に、台風24号が、沖縄本島から日本本土に向かう進路を辿る場合、沖縄本島は、非常に重大な影響を受ける可能性が高い。
沖縄本島通過が、9月30日になる場合には、投票所に足を運ぶことが、極めて困難になる。
9月29日に通過する場合でも、深刻な影響が、残存する可能性が高い。
4)台風24号が、本土を直撃する場合には、
重大な影響が、発生する可能性が高い !
また、台風24号は、今後、猛烈な勢力に発達する、可能性が高いと見られており、本土を直撃する場合には、重大な影響が、発生する可能性が高い。
西日本豪雨、台風21号被害、北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)の影響が、深刻に残存しているため、これらの被災地では、とりわけ厳重な警戒が、求められることになる。
沖縄県知事選では、翁長雄志前知事の遺志を継ぐ、自由党前衆議院議員の玉城デニー氏と、前宜野湾市長の佐喜眞淳氏が、激戦を展開している。
5)自公維勢力は、総力戦を展開しており、
玉城氏陣営は、最大の警戒を払う必要がある !
朝日新聞は、玉城氏リードと報じたが、佐喜眞氏が追い上げていることも、伝えている。
自公維勢力は、目的のためには、手段を問わない手法で、総力戦を展開しており、玉城氏陣営は、最大の警戒を払う必要がある。
安倍政治の側に立つ佐喜眞淳候補の下では、安倍政治流の経済政策が展開されることになると予想されるが、その結果は沖縄県民の暮らしに好ましいものにならないと考えられる。
アベノミクスは、大企業の利益を拡大させて、大企業の株価を引き上げたが、労働者の実質賃金を減らし、非正規労働者の比率を大幅に引き上げた。
6)アベノミクスの正体は、大企業の利益を拡大させる経済である !
この事実は、沖縄経済にもそのまま当てはまり、労働者の実質賃金は大幅に減り、非正規労働者の比率が大幅に上昇した。
非正規労働者の比率は沖縄県が日本一になっている。
利権とつながる一部の人々の利益を増大させる安倍流の経済政策ではなく、すべての県民に恩恵が行き渡る経済政策が求められている。
こちらの道が望ましいのであれば、玉城デニー氏を、新しい知事に選出することが、正しい行動であると考えられる。
7)期日前投票を実行して、玉城デニー氏を、
新しい知事に選出すべきである !
9月30日は、台風の影響で、外出が困難になる可能性があり、沖縄県民の暮らしを、改善させるための投票は、期日前投票で済ませることが極めて大事である。
自民党党首戦後に実施された世論調査で安倍内閣の支持率が上昇したと報道されているが、今回の調査結果はねつ造されたものであると考えられる。2015年8月15日に安倍首相が、70年談話を発表した。
村山談話記述を、修正することを意図して、70年談話を発表したが、結局は、村山談話に盛り込まれた、4つのキーワードを削除することは、できなかった。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
暴走・安倍政権下、沖縄県知事選は、
国家権力によって歪められた選挙になっている !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/09/22より抜粋・転載)
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1)暴走・安倍政権下、沖縄県知事選は、
国家権力によって歪められた選挙になっている !
既述のとおり、沖縄県知事選は、国家権力によって歪められた選挙になっている。
投票日が、9月30日に設定されたのは、自民党総裁選終了後に、自民党が大量の人員を沖縄に投入する時間を確保するためだった。もう一つの、重要な日程設定があった。
翁長雄志前知事の県民葬の日程が、9月19日ではなく、10月9日に設定されたことだ。
沖縄県の基準では、死去から49日以内に実施することとされており、この基準に従えば、9月19日に実施される必要があった。
2)翁長前知事の県民葬の日程が、安倍政権の不当な圧力で、
10月9日に設定された !
この基準に反するかたちで、県民葬が10月9日に設定された。
安倍内閣が、沖縄県知事選挙への影響を、有利にするために、沖縄県の決定に、不当な圧力をかけたのだと考えられる。安倍自公勢力にとって、今回の沖縄県知事選は、極めて重大な意味を持つ。
自民党の党首選が終了して、最初の重要イベントになる。
自民党の党首選では、安倍氏と石破氏の党員票得票率が55対45となった。
3)総裁選の党員票得票は、安倍氏と石破氏の伯仲選挙になってしまった !
安倍氏は圧勝を目標に掲げたが圧勝どころか伯仲選挙になってしまった。
麻生太郎氏が議員票で大差があると主張しているが、議院票は利害を軸にした打算票であって、本当の評価は党員票に表れる。その党員票で伯仲となった。
安倍支持の国会議員が激しい締め付けを展開した結果が伯仲だから、自民党内においても安倍批判が極めて強くなっていることが窺われる。
4)沖縄県知事選で、自公候補が敗北すれば、
安倍政権は、大打撃を受ける !
党首選党員票で伯仲になり、党首選後最初のビッグイベントである、沖縄県知事選で、自公候補が敗北すれば、安倍内閣は、いきなり完全なレームダック(英: lame duck:「死に体」)に陥る。
絶対に負けられない選挙なのである。
昨年10月衆院選比例代表選挙での得票状況は以下のとおりだ。
立希共社 325,983、自公維 302,655
沖縄知事選挙は、前自由党衆議院議員の玉城デニー氏と前宜野湾市長の佐喜眞淳氏による、事実上の一騎打ちになっている。両陣営の基礎票が、上記計数であると見てよいだろう。
5)両陣営の基礎票は、拮抗しており、自公政治家は、
選挙戦の終盤に、沖縄に総力を投入する !
立希共社+自由党が、玉城氏を支援し、自公維が、佐喜眞氏を支援している。
希望の党の大半は、国民民主に移行し、僅かな少数が、希望の党として残留した。
さらに保守陣営で、辺野古米軍基地建設反対の人々が、玉城氏支援に回る。
安倍自公政権は、選挙戦の終盤に、沖縄に総力を投入する。
また、創価学会が、大量の人員を送り込んで、水も漏らさぬローラー作戦を展開していると伝えられている。
6)自公維新は、利益誘導選挙の色彩を一段と強化し、
偏向報道を展開している !
安倍自公+維は、予算権限を背景に、利益誘導選挙の色彩を一段と強化するとともに、メディアに歪んだ情勢報道を展開させている。
選挙戦序盤では玉城氏が先行していたが、佐喜眞氏が急激に追い上げているという「情報」を流布させている。佐喜眞氏が、最後に逆転勝利するというイメージを受け付ける、「印象操作」が展開されているのだ。沖縄の主権者は、この選挙が今後の日本政局の方向を定める重要性を帯びていることをはっきりと認識して投票する必要がある。
―以下省略―
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