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野党の大同団結に不可欠な事は、連合の分離分割である !
「日本の支配者」の大謀略とは ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/06/18より抜粋・転載)
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1)〜7)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
8)悪徳ペンタゴンが、各種謀略で、反安倍陣営
の大同団結を妨害している !
安倍暴政の側が、さまざまな策謀を巡らせて、反安倍陣営の大同団結を妨害しているのである。
この点を踏まえた対応が必要である。
その態勢を構築できるのは主権者しかいない。
既存の政党に頼り切らずに、主権者が主導して反安倍自公陣営の共闘体制を構築することが必要不可欠だ。オールジャパン平和と共生は、この方向を目指す。
*悪徳ペンタゴン:植草一秀説:日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。
9)野党共闘の最大の妨げになっているのは、実は、「連合」だ !
野党共闘の最大の妨げになっているのは、実は連合(大資本・米国CIAの家来)である。
連合が、共産党を含む野党陣営の共闘を妨害している。
その背景には、連合がもとより、日本政治の刷新を阻止することを目的に、創設されてきたという歴史的な経緯がある。具体的には、民社党の創設だ。
民社党は、左側の防波堤として、CIAが創設したものである。
革新勢力の大同団結が実現しないように、左派勢力のなかに、体制護持派勢力を創設したのだ。
民社党を支えたのが、大企業の御用組合連合である「同盟」である。
10)連合を支配している、電力、電機、自動車、
鉄鋼等の労働組合は、御用組合だ !
現在の連合を支配しているのが、同盟系の御用組合なのだ。
電力、電機、自動車、鉄鋼等の労働組合は御用組合であり、体制護持派なのである。
この勢力が連合を支配して、本当の意味の野党共闘を妨害している。
この問題をクリアしないと、本当の意味の政治刷新を実現できない。
体制護持を目指すなら、御用組合連合は自公の支持母体になるべきである。
11)連合を安倍政治派と反安倍政治派に分離、分割することが必要である !
連合を体制護持派と反安倍自公派に分離、分割することが必要である。
もう一つ重要なことは、反安倍陣営の結集、大同団結に共産党を組み入れることである。
平野貞夫氏が指摘されるように、日本の政党の中で倫理性、論理性、健全性でもっとも優れているのが共産党である。
共産党を含む反安倍政治勢力の結集がなければ、政権を刷新することができない。
この点においても、その阻止を目指しているのが、連合であると判断できる。
12)連合を分離分割して、共産党を含む反安倍政治勢力
の結集を図るべきである !
つまり、連合は、既得権勢力に対峙する勢力が結集、大同団結して日本政治を刷新することを阻止するための存在であると考えられるのだ。
連合を御用組合連合と労働組合連合に分離分割する。
そして、共産党を含む反安倍政治勢力の結集を図る。
このことによって、真の政治刷新、政権交代の実現が可能になるだろう。
野党再編をめぐる論議では、上記の2点を注視するべきである。
13)悪徳ペンタゴンの各種謀略を見破って、国民と野党が団結すべきである !
第一は、野党勢力のなかに、自公と類似した政策路線を掲げる勢力が紛れ込んでおり、政策の純化を妨げていること。
第二は、その隠れ自民勢力が中軸となって、共産党を野党共闘の枠組みから排除しようとすることである。いずれも根源は同一である。既得権勢力による、日本支配の構造が打破されることを、阻止するための、CIAの戦術、謀略なのである。この点を踏まえて、今後の野党共闘のあり方を構築する必要がある。
(参考資料)
「日本の支配者」は、対米・大資本隷属体制を固定化するため、
人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指している !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/09/04より抜粋・転載)
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1)野党再編が論議の焦点は、「保保二大勢力体制」か、
それとも「保革二大勢力体制」かである !
野党再編が論議の対象になるが、焦点は、「保保二大勢力体制」か、それとも「保革二大勢力体制」
かということになる。「保保」というのは、現在の自公政権の基本政策と類似した、基本政策を掲げる政治勢力が、自公勢力と類似した規模に、拡大する状況である。
米国の共和・民主二大政党体制と類似した政治状況である。
2)「日本の支配者」は、「保保二大勢力体制」を 目指しているが、
「保革二大勢力体制」を構築しないと、安倍政治の刷新はできない !
「日本の支配者」=悪徳ペンタゴンの巨大資本・CIAが、目指しているのが、この政治状況=「保保二大勢力体制」である。
これに対して「保革」は、現在の自公政権が示す、基本政策方針と対峙する、基本政策方針を明示する政治勢力が、二大政党体制の一翼を担う体制である。
かつての英国の保守党・労働党の二大政党体制が、ひとつの類型である。
3)鳩山政権は、自公政権の基本政策路線と、
明確に対峙する政策方針を、明示した !
日本では、2009年に、鳩山由紀夫民主党が、政権を樹立した。
鳩山政権は、既存の政権の基本政策路線と、明確に対峙する政策方針を、明示した。
その基本政策方針の転換とは、対米隷属 VS 対米自立、官僚支配 VS 官僚利権廃絶、大資本支配 VS 大資本支配排除というものだった。
この基本路線転換を象徴する具体的な政策提言が、普天間基地の県外・国外移設方針、官僚天下りの根絶、企業団体献金の全面禁止の三つであった。
1948年に、芦田内閣が破壊されて以来、初めて樹立された、本格的な革新政権が、この鳩山政権であった。
4)対米自立、・官僚利権廃絶・大資本支配排除を目指した、
鳩山政権を、「日本の支配者」は破壊した !
「日本の支配者」が、本格的な「革新政権」をいかに恐れているのかは、鳩山政権の命運をたどれば、鮮明に浮かび上がる。鳩山政権を誕生させた主役は、小沢一郎氏と鳩山友紀夫氏(名前表記を首相辞任後に変更)の二人である。
この二人の盟友に対して「日本の支配者」が苛烈で卑劣な人物破壊工作を仕掛けたことは周知の事実である。小沢一郎氏に対する攻撃は、2006年4月に、小沢一郎氏が、民主党代表に就任した時点から、本格化した。
「日本の支配者」は、なぜ、これほどまでに小沢−鳩山民主党を警戒したのか。
5)小沢−鳩山両氏が主導する政治は、日本の既得権政治を、
根底から改革する可能性大だった !
その理由は単純明快である。
この小沢−鳩山・二人が主導する政治が、日本の既得権政治を、根底から破壊=改革する惧れが高かったからだ。「日本の支配者」は、小沢−鳩山民主党を破壊するための、激しい人物破壊工作等活動を展開するとともに、これと並行して、「害のない」もうひとつの政治勢力を構築するための工作活動を展開してきた。
これが、いわゆる「第三極」と称された、新政治勢力創出の試みである。結論を急ぐ。
6)「日本の支配者」は、対米隷属体制を固定化するため、
人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指した !
「日本の支配者」は、自公と類似した政策方針を示す、もうひとつの政治勢力を創出しようとしているが、これは、対米隷属・日本の体制を固定化するためのものである。
日本の主権者の多数が、「安倍政治を許さない !」との判断を保持する以上、二大勢力の一翼を担う政治勢力を、「革新勢力」にする必要がある。
この「革新勢力」が、政権を奪還して初めて、日本政治の刷新が実現する。
安倍政治刷新のためには、「保保二大政党体制」ではなく、「保革二大政党体制」を目指すことが不可欠である。
7)反安倍政治・「革新勢力」が、政権を奪還して
初めて、日本政治の刷新が実現する !
これが、当面の野党再編論議で、認識しておくべき、最重要事項である。
「日本の支配者」と表記してきたが、具体的に言えば、米国を支配する、巨大資本のことである。
米国政治、米国政府を支配しているのも、この巨大資本である。
この「支配者」が、米国の政治経済金融制度を構築した。
政治制度における、共和・民主両党による二大政党体制は、どちらに転んでも、巨大資本の利益が損なわれない制度であり、事実上、政治路線は、固定されている。
8)「保保二大政党体制」が構築されれば、「二党独裁制」になってしまう !
9)「日本の支配者」の実行部隊の中核を担ってきたのが、CIAである !
10)「人物破壊工作」・隠れ自民党つくり等、すべてが、CIAによる工作である !
8)「保保二大政党体制」が構築されれば、「二党独裁制」になってしまう !
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