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国民は、賢明になって、反安倍政治で大同団結して、政権を奪取すべきだ !
政治改革を破壊した、深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/05/03より抜粋・転載)
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1)〜10)は前2回投稿済みです。以下はその続きです。
11)改革者・小沢一郎達への特捜部等による、
捜査報告書のねつ造事実が明らかになった !
東京地検特捜部は、小沢一郎氏に対する不起訴処分に対する検察審査会への審査申し立てに関する捜査において、石川知裕衆議院議員に対する事情聴取内容を取りまとめた捜査報告書をねつ造した。
石川氏が事情聴取内容を秘密録音したから、捜査報告書のねつ造事実が明らかになった。
小沢一郎氏は、そのために、強制起訴された。
2010年9月14日の民主党代表選で、小沢一郎氏が代表に選出されていれば、小沢一郎政権が誕生していたが、この強制起訴のために、日本政治の歴史が改ざんされてしまったのだ。
12)改革者・小沢一郎達への特捜部等による迫害は、
検察史上最大、最悪の巨大犯罪であった !
検察史上最大、最悪の巨大犯罪であったが、検察自身がこの巨大犯罪をもみ消して無罪放免にしたのである。
安倍首相の御用記者が準強姦容疑で逮捕状を発付されたにもがかかわらず、警視庁刑事部長が逮捕状執行を握り潰した。その結果、御用記者は、無罪放免にされている。
そして、財務省による巨大犯罪が改めてクローズアップされている。
国有地を不正廉売したなら財政法第9条違反であり、国に損害を与えているのだから「背任罪」が成立する。
13)国有地を不正廉売・公文書改ざんは、「背任罪」
・虚偽公文書作成罪の可能性大だ !
虚偽公文書作成罪は1年以上10年以下の懲役刑が科せられる重大犯罪である。
この巨大犯罪も安倍内閣は握り潰すのだろうか。
人心を誘導する上でマスメディアの影響力は甚大であり、人心を誘導する上で「芸能」は極めて重要である。だから、「芸能」に関わる事案でも警察・検察の歪んだ裁量権は濫用されるのである。
政治が腐敗し、警察・検察・裁判所が腐敗する日本。
日本全体から腐臭が立ち込めているというのが、残念ながら現在の状況である。
14)自民党・自公政権下、政治が腐敗し、警察
・検察・裁判所が腐敗する日本になった !
現状を打破するには、どうしたらよいのか。
途方に暮れるというか、暗澹たる気持ちになる国民が多数であると思われる。
しかし、あきらめたらだめだ。あきらめることは敵の思う壺なのだ。
そして、同時にあきらめる必要もない。敵は決して強い存在ではないのだ。
選挙に国民の半分が行かず、選挙に行く国民の半分しか安倍自公に投票していない。
15)国民は、賢明になって、反安倍政治で
大同団結して、政権を奪取すべきだ !
安倍自公に投票しない主権者が、まずはひとつにまとまり、そして、選挙に行く主権者が増えれば、たちどころに政権を奪還することができるのだ。
勝利の方程式を明確に描き、実践するのみである。
オールジャパン平和と共生は、そのために、6月6日、午後4時半から、憲政記念館で総決起集会を開く。一人でも多くの主権者に集結いただきたいと思う。
(参考資料)
政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆の大罪と自民党体制の真相 !
「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)
1) 既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行 !
民主党の海江田万里氏が総選挙で落選し、民主党代表を辞任した。
民主党は、年明けに新しい代表を選出する。しかし、この党に対する主権者の期待は冷め切っている。
2009年に政権交代を実現し、日本政治が変革するとの期待が日本中に広がった。
このとき、最大の警戒をもって状況を見つめたのが、日本の既得権益である。
日本の既得権益とは、米国・官僚・大資本のトライアングルだ。
別名は、ハゲタカ・シロアリ・ハイエナである。
攻撃の対象とされたのは、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった。
小沢一郎氏に対しては、西松事件、陸山会事件という、戦後最悪の「政治謀略事件」が捏造された。
鳩山由紀夫氏に対しては、個人献金をめぐるスキャンダルが掘り起こされ、徹底的な「人物破壊工作」を展開された。
2)「隠れ既得権益派」が普天間問題で、鳩山首相に違背 !
そして、もうひとつ見落とせないことは、政権交代の最大の功労者である、小沢氏と鳩山氏が人為的に分断されたことだ。
鳩山政権は、沖縄の普天間移設問題で、トラップ(ワナ)にかけられた。
鳩山首相が、普天間問題で追い落とされる原因を創作したのは、民主党内の「隠れ既得権益派勢力」だった。
具体的には、沖縄基地問題を担当した、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北澤俊美防衛相の三名が、鳩山首相に対して忠誠を誓わず、横田政府=米国の僕(しもべ)として動いたのである。
このために、鳩山首相が追求した、普天間基地の県外・国外移設方針が座礁した。
3)悪徳民主党議員が「政治謀略事件」渦中の小沢氏を攻撃 !
そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって、「人物破壊」されたことだ。
2009年3月3日に勃発した、西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。
民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。
その悪徳民主党議員が、岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳などのメンバーである。
4)公約破棄の消費税増税提示で民主党への信頼失墜 !
そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破棄の消費税増税方針提示だった。
この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。
その戦犯が、渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の悪徳10人衆である。
民主党は、「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。
そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」ことを公約に掲げて2009年総選挙に臨んだ。
5)公約違反・シロアリを退治なき、消費税増税提示で民主党への信頼失墜 !
その民主党が、シロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。
だから、民主党は、主権者から見放された。
民主党を破壊した戦犯が、民主党代表選に出馬するのだという。要するに、権力亡者なのだ。
権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。
日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。
民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。
6)菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進 !
民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。
直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。
その主犯は菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。
菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。
7)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ !
二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。
この変節が日本政治を破壊したのである。
8)悪徳10人衆は、権力欲、出世欲だけで政治家
自分の権力欲、出世欲だけで政治家稼業を営んでいるのだ。野田佳彦氏は、なおひどい。
2009年8月15日の大阪街頭での「シロアリ演説」がネット上に流布されて、それでも総理の椅子にしがみついて、消費税増税に突き進んだ。それほどまでに厚顔無恥なのである。
野田氏は、鳩山政権発足時に無役だったが、財務省OBの藤井裕久氏が、野田氏を財務副大臣に引き上げた。これを契機に、野田佳彦氏は、完全に財務省に取り込まれた。
自分自身の利害得失で、主権者との約束を放り出したのである。
財務省の支援なくして、野田政権の誕生はなかった。
9)改革や国民との約束無視、私利私欲だけの政治屋
要するに、官僚の前に膝を屈して、ひたすら自分自身の個人的な利益だけを追求したのである。
日本財政で最大の問題は、消費税増税の前提である「シロアリ退治」が何ひとつ実践されていないことだ。
財務省こそ、増税の前に、「天下り利権」の放棄を宣言するべきだ。
しかし、財務省は、天下り利権を放棄するどころか、天下り利権の全面奪還に動いている。
我が身を切る改革ではなく、我が身を肥やす膨張を実行しつつ、一般庶民に悪魔の税負担を強制している。これで日本が良い国になるわけがない。
10)自公・第二自公勢力は、米国・官僚・大資本に従属 !
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