http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/10066.html
Tweet |
NHKスペシャル:生討論・どうなる? 憲法論議
自民党改憲への野党の主張は ?
(jcc.jp:05/03 21:17より抜粋・転載)
「いま憲法の議論をどう考える」。
自由党・木戸口英司政策審議会長代理が「1年前安倍総理大臣が憲法に自衛隊を明記すると改憲案を提起。
集会に寄せたメッセージの中で提起するというやり方は国民軽視、憲法軽視。
自民党の議論もスケジュールありき。
国家権力のあり方の問題が多発している」、社会民主党・又市征治党首が「今の政権は自分たちに都合の悪いことは情報を隠蔽、公文書は改ざん、データは捏造、虚偽答弁を繰り返す、証人喚問を拒否する。
政府と与党が国民と国会をバカにしていると言わざるを得ない」、自由民主党・細田博之憲法改正推進本部長が「議論を深めることが大事」、立憲民主党・福山哲郎幹事長が「財務省は事務次官と国税庁長官が辞任。
総理の元秘書官が愛媛県から文書が出てきているのに担当者に会ったかどうか明言を国会でしない状況。
すべてほったらかしにして国会は審議すべきと言われても、虚偽答弁と改ざんされた文書を前提に答弁させられてきた。
国会の環境を整えるのは政府、与党の責任」とスタジオコメント。
世論調査、憲法記念日、野党について言及あり。
(参考資料)
T 憲法改正し自衛隊明記”・安倍首相が意義強調
(2018年05/03(木) (BS1[BSニュース]より抜粋・転載)
憲法記念日のきょう、都内で開かれた会合で、安倍総理大臣は、憲法を改正し自衛隊の存在を明記する意義をビデオメッセージで重ねて強調した。各党の幹部からは憲法改正をめぐって様々な意見が出された。
安倍首相が「発言を一つの契機として、この1年間で、憲法改正について、議論は大いに活性化具体化した」、自民党・細田憲法改正推進本部長が「“自衛隊を保持する”を書き加える。
憲法9条違反であるかのようなそしりなく解釈できる」、公明党・遠山憲法調査会事務局長が「改正する必要性や緊急性について国民の理解が得られるか」、日本維新の会・浅田政調会長が「憲法裁判所が、設置されていないとか不備があるのも確か。
憲法審査会での議論が、足踏みをしていることは、極めて残念」、立憲民主党・枝野代表は「数の力だけで、押し切ってはいけないことを、決めているのが憲法だ。
憲法をないがしろにする、ゆがんだ権力」と主張した。民進党・大塚代表が「日本の民主主義は、危機に直面」しているとしゅちょうした。共産党・志位委員長が、「無制限の海外での武力行使に道を開くという、恐ろしいたくらみは、断じて許すわけにはいかない」と主張した。
社民党・又市党首が、「安倍政権を打ち倒し、平和憲法を守り抜く」とコメントした。
自由党・小沢代表は、「戦後最悪の安倍政権と対決していく」とコメントした。
東京・千代田区・憲法改正目指す市民会合、江東区・憲法を守る立場の集会の映像。
05/03(木) (NHK総合・東京[ニュース7])
U 9条改憲NO ! 平和といのちと人権を
5・3憲法集会」で枝野代表がスピーチ
(cdp-japan.jp:立憲民主党:2018年5月3日より抜粋・転載)
5月3日の憲法記念日に東京都内で「9条改憲NO!平和といのちと人権を5・3憲法集会」が開催され、立憲民主党を代表して枝野代表があいさつしました。
枝野代表は「憲法をないがしろにする権力は、自分の拠って立っている権力の源泉が憲法にあることを理解していません。
選挙に勝ったものはどんな法律を作っても良いというような権限を預けられてはいない。基本的人権の尊重、平等原則、憲法9条といったさまざまな制限のもとで、国会議員も内閣総理大臣も憲法で限定された権力を預けられているに過ぎない。
そのことを忘れて、選挙に勝ったから何をやってもいいという権力は正当な権力ではありません。みんなで、みんなのために議論して物を決めるのが本当の民主主義であり、数の力だけで押しきってはいけないと決めているのが憲法です。
この憲法をないがしろにする歪んだ権力を、一日も早くまっとうなものに変えていかなければいけません。
多くの市民の皆さんと、思いを同じくする他の野党の皆さんと力を合わせて、立憲民主党はまっとうな政治を取り戻すために先頭に立って頑張っていくことをお約束します」とスピーチしました。
主催者発表で6万人の市民が集まり、集会後は豊洲コースとお台場コースに分かれてパレードを行いました。
V 【大塚代表談話】憲法記念日にあたって
(www.minshin.or.jp:民進党:2018年5月3日より抜粋・転載)
民進党代表 大塚耕平:
本日、日本国憲法の施行から71年を迎えました。現行憲法の「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」という三大理念は、国民が大切に育んできたものであり、平和と繁栄を享受する国家を築き上げ、自由と民主主義を深く根づかせる礎となってきました。これまでの国民の歩みを重く受け止め、現行憲法の意義と役割を再確認し、本日の憲法記念日を心から祝したいと思います。
現行憲法に照らし、政治の現状は憂慮すべき事態となっています。前文には「国政は、国民の厳粛な信託によるもの」と記され、国民の代表者から構成される国会は第41条に「国権の最高機関」と定められています。
その国会に対し、第72条によって国会への報告義務と行政の指揮監督義務が課されている内閣総理大臣が、隠蔽・改竄を伴う国会報告や相次ぐ行政の不祥事を看過し、その責任もとらない事態に至っています。
さらに、憲法53条の臨時国会召集義務違反、憲法7条の解散権濫用、憲法9条の恣意的・便宜的な解釈の変更など、現在の政権及び政府・与党が、憲法を軽視し、憲法を蹂躙する事例は枚挙に暇がありません。
「正しい」とは何か、「正義」とは何か、それは絶対的には断定できないことです。だからこそ、事実を公開・共有し、熟議を尽くし、少数意見も傾聴し、権力は抑制的に行使する。
この民主主義の基本に照らし、現在の政権及び政府・与党は、日本の民主主義と現行憲法にとって暴挙と言える過ちを重ねています。
与党では憲法9条の改正を含む改憲案が検討されているようですが、かかる暴挙を繰り返す内閣総理大臣が掌理する政府、及び総裁を務める与党の下で、現行憲法の改正を議論することはできません。
現在の内閣総理大臣、政権及び政府・与党が憲法改正を議論することは不適切と言わざるをえません。
現行憲法は前文において「主権が国民に存する」ことを宣言しています。憲法は、主権者たる国民自らが制定し、「国のかたち」を示す根本規範です。
憲法改正は落ち着いた環境の中で、国民が改正の論点や内容を十分に理解したうえで、広く合意を得て行われるべきものです。
憲法改正の国民投票に際した運動・広告規制や投票方法のあり方について懸案が残る中、拙速な憲法改正論議を容認することはできません。
憲法記念日にあたり、民進党は、現行憲法を遵守しない現在の政権及び政府・与党の姿勢を正すことに全力を尽くすとともに、立憲主義と憲法の三大理念を守りつつ、地方分権の推進、新しい人権の保障、解散権を含めた権力濫用の抑制など、時代の要請に応じた未来志向の憲法を積極的に議論していくことを改めてお約束いたします。―以上―
W 5・3憲法集会での志位委員長のあいさつ
(www.jcp.or.jp:2018年5月4日より抜粋・転載)
日本共産党の志位和夫委員長が、5月3日、東京臨海広域防災公園(東京都江東区)で開かれた「5・3憲法集会」で行ったあいさつは次の通りです。
9条改憲に必死にしがみつく首相――国民が引導を渡そう
みなさん、こんにちは(「こんにちは」の声)。日本共産党の志位和夫です(拍手)。熱い連帯のあいさつを送ります。
◆安倍首相は、内政、外交ともにボロボロで末期状態 !
安倍首相は、内政、外交ともにボロボロで末期状態です。しかし9条改憲だけは絶対にあきらめようとしない。往生際が悪いですね。
なぜか。この旗を捨てたら終わりになってしまうからです。そのとたんに内閣は瓦解(がかい)する。だから必死にしがみついている。
みなさん。それなら国民が引導を渡してやろうではありませんか(「そうだ」の声、拍手)。
安倍政権による9条改憲を許さない――この一点で、力をあわせましょう。市民と野党の共闘を広げに広げて、安倍政権もろとも、9条改憲のくわだてを葬り去ろうではありませんか。(大きな歓声、拍手)
「何も変わらない」は真っ赤なウソ――海外の無制限の武力行使に道開く
安倍9条改憲のどこが問題か。私は、三つの点を訴えたいと思います。
◆安倍首相たちは、9条改憲で、
無制限の海外での武力行使に道を開く !
第一に、安倍首相は「9条に自衛隊を明記しても何も変わらない」といいますが、真っ赤なウソですよ。(「そうだ」の声、拍手)
そのことを自ら明らかにしたのが、自民党がまとめた、9条改憲の条文案です。9条2項の後に「前条の規定は、自衛の措置をとることを妨げない」として自衛隊を明記する条文を加えるという。
「前条の規定は……妨げない」というのは、“9条2項の制約を取り払う”ということです。海外での武力行使を禁じてきた9条2項の制約を取り払う。無制限の海外での武力行使に道を開く。
こんな恐ろしいくわだてを断じて許すわけにはまいりません。(「そうだ」の声、拍手)
こんな組織を憲法に書き込ませていいのか――違憲の安保法制を廃止せよ
◆安倍首相の本音:専守防衛をかなぐりすてた自衛隊 !
第二に、安倍首相が書き込もうといっている自衛隊とは、いったいどんな自衛隊か。
災害救助に汗を流している自衛隊ではありません。安保法制によって集団的自衛権を行使する自衛隊です。長距離巡航ミサイルを持ち、空母を持ち、専守防衛をかなぐりすてた自衛隊です。「日報」を隠ぺいし、幹部自衛官が国会議員に罵詈(ばり)雑言を浴びせる、文民統制を踏みつけにしている自衛隊です。
このような組織を憲法に書き込ませていいのか(「だめだ」の声)。断じてノーではありませんか。(拍手)
いまなすべきは、憲法違反の安保法制をきっぱり廃止し、“戦争する軍隊”への変質を許さない――ここにあるのではないでしょうか。(「そうだ」の声、拍手)
◆安倍首相は、憲法をないがしろにし、
国民にウソをついて恥じない――憲法を語る資格なし
第三に、だいたいあの安倍首相に、憲法を語る資格があるでしょうか(「ない」の声)。秘密法、安保法制、共謀罪――憲法をここまでないがしろにしてきた政権は、戦後かつてありません。
隠ぺい、改ざん、ねつ造――国民にウソをついて恥じない政権もかつて見たことないですね。
このような政権に、憲法を語る資格はない。安倍首相がやるべきは憲法を変えることではない。内閣総辞職ではないでしょうか。(大きな歓声、拍手)
◆朝鮮半島で平和の激動――憲法9条を生かした平和外交こそ
最後にみなさん。いま朝鮮半島では歴史的な平和の激動が起こっています。南北首脳会談で合意された「板門店宣言」に、「完全な非核化」と「年内の朝鮮戦争の終結」が明記されました。心から歓迎したいと思います(拍手)。
そして、米朝首脳会談の成功をみんなで求めようではありませんか。
(「そうだ」の声、拍手)
安倍首相は、北朝鮮問題を「国難」とまで言い募り、それを利用して、9条改憲を叫んできましたが、情勢の大変動が起こっているではありませんか。
(「その通り」の声、拍手)
◆憲法9条を生かした、平和外交こそ求められている !
いま変えるべきは、世界に誇る憲法9条ではありません。9条を生かして「平和・協力・繁栄の北東アジア」をつくる、そうした平和外交こそ求められているのではないでしょうか。
(「そうだ」の声、拍手)
みなさん、明るいきざしが見えてまいりました。もう一息です。力をあわせて頑張りぬこうではありませんか(拍手)。以上をもってあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
(「がんばろう」の声、歓声と長く続く拍手)
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。