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(回答先: WTCで働いていた米国とイスラエル二重国籍者4000人の中に９．１１の犠牲者はいない。 投稿者 日光仮面 日時 2009 年 7 月 05 日 17:46:31)
９・１１と「ユダヤ人問題」の２つの問題点
（１）「ＷＴＣ犠牲者の中にユダヤ人は本当にほとんどいなかった」について
これについては、私自身が、３年以上も前のことですが、次の拙稿の中で、阿修羅投稿の中にみられる「ユダヤ人いなかった」説を紹介しました。
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/973.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 2 月 12 日 08:51:38
「最初のドミノ」は倒れた！：９１１『ＷＴＣ解体工事の注文主』は誰だ？
だからこの件に関しては、私はすでにさまざまな英語、日本語情報の大半に目を通しているとお考えください。
ただ、その後に２００名を超えるユダヤ人犠牲者の、顔写真を添えた個々人のリストとデータをウエッブ上で発見しました。残念ながら、現在どこを探しても見当たりませんが、たとえ見つかったとしても、そのリスト自体がマガイモノであるのかどうかの判断は、私には全く不可能な作業です。米国に渡って一人一人について戸籍を調べて実在していかどうかを確認し、実在者ならその家族とされる人の元に行って「ユダヤ系であるのか無いのか」確認する作業を、どなたかおできになられますか？
次のサイトは、ＣＮＮのもので、９．１１犠牲者一人一人のデータです。ここには大勢の顔写真のほかに、年齢、勤務先名、国籍、その他のデータが書かれています。ただ、人種（民族）まではわかりません。
９．１１犠牲者リスト（個々人の写真、企業、国籍、その他のデータ）
http://www.cnn.com/SPECIALS/2001/memorial/lists/by-name/index.html
４０００人近くのリストのはずですので、もうばかばかしくて、イスラエル国籍の人がいるかどうか、名前などからユダヤ系を思われる人がいるかどうか、確かめる気も起こりません。どなたか、お暇とエネルギーが余っている人は挑戦してください。
次のものは今年の４月になって米国政府が発表した文章で、
http://www.america.gov/st/webchat-english/2009/April/20090430132244atlahtnevel4.020327e-02.html
ここにはＷＴＣで死亡したユダヤ系米国人のリストの一部として７６名の個人データが挙げられています。この一人一人のデータが捏造に過ぎないと、私がどうやって証明できるでしょうか。どなたかおできになりますか？
さて、もし４０００人のユダヤ人がいてその中で１名、あるいは３名しか死亡しなかったと主張するなら、以上のリストが作り物であり、特に「ユダヤ系米国人」とされるリストがほとんどすべて捏造である、ということを厳密に証明する必要があるでしょう。しかしこれは私には全く不可能な話です。どなたかおできになる方がおられますか？
これはもう「水掛け論」どころか「泥沼」でしかありません。私は一切、このような消耗させるばかりの議論に首を突っ込むつもりはありません。
（２）「９．１１はユダヤ人がやった」について
たしかに、ネオコンの大半はユダヤ系米国人であり、彼らはイスラエルに忠誠を示していました。世界貿易センターの主権者はユダヤ人であり、先ほどの拙稿《「最初のドミノ」は倒れた！：９１１『ＷＴＣ解体工事の注文主』は誰だ？》でも様々に挙げたように、多数のユダヤ系米国人やイスラエル人が９．１１事件に絡んだことは極めて確率の高いことでしょう。今に始まったことではなく、イスラエルは「米国の主人」であり、尻尾が犬を振り回しているのではなく犬が尻尾を振り回しているのです。ただし、犬はイスラエルであり尻尾はアメリカですが。
（参照）
イスラエルに歯向かえる米国大統領はいない（P.C.ロバーツ）
http://doujibar.ganriki.net/translations/6-02israelusapresident.html
イスラエルによる米軍艦ＵＳＳリバティー襲撃（シカゴ・トリビューン紙記事）
http://doujibar.ganriki.net/translations/6-04,ussliberty.html
また、９．１１事件以来、米国のユダヤ人社会の中に狂気としか言いようのない戦争熱が高揚していたことを明らかにする、イズラエル・シャミールの文章を翻訳したのも私です。
（参照）
アメリカ：あるユダヤ国家
http://doujibar.ganriki.net/translations/4-1,ajewishstate.html
ただ私は、それと同時に大勢のユダヤ系の人々が９．１１の真相の解明に携わり（「多数派」ではありませんが）、いまのシャミールやジェイムズ・ペトラスのように米国と世界を支配したがるユダヤ人有力者を批判しその悪業を暴露するユダヤ人たちを大勢知っています。そもそも、ユダヤ人支配者に関する最も重大な情報は、その大半がユダヤ人自身による内部告発です。
（参照）
イラン・パッペ『パレスチナの民族浄化』への書評（S.レンドマン）
http://doujibar.ganriki.net/translations/3-02,ethniccleansingpalestine.html
シオン権力と戦争：イラクからイランへ（J.ペトラス）
http://doujibar.ganriki.net/translations/5-1,zionpowerandwar.html
「ユダヤの陰謀」の正体は大英帝国主義である（Ｈ．マコウ）
http://doujibar.ganriki.net/translations/5-7,britishimperialism.html
私は「９．１１はユダヤ人がやった」などという論調は好みません。たとえば、過去にもあったことですが、日本人の支配的な者達が大悪業を犯したとしましょう。それを外国人から「日本人がやった」と言われた場合、「俺は日本人だけどやってねえよ」としか言いようがないでしょうけど、メチャクチャに腹が立つでしょうね。「なぜ俺が日本人だというだけで《連帯責任》をしょわねばならないのか？」ということです。
これは私が外国に住んでいるから特に強く感じるのかもしれませんが、「○○人」という言い方はやはり個々人の違いを無視して《連帯責任》を負わせるかもしれない強制的な言い方にしかなりません。
９．１１を起こした（関与した）極悪人どもには、先祖をたどればドイツ系もフランス系も東欧系もユダヤ系もアラブ系も多くいることでしょう。何人であれ、ウソツキはウソツキ、極悪人は極悪人でしかありません。「９１１は極悪集団が起こした」としか言いようのないものではないでしょうか。９・１１に関する大嘘つきには日本人も大勢います。こいつらも間接的に関与している者達です。
そしてその極悪集団の化けの皮を引っぺがす作業は、あくまで徹底した事実に即した追及から始める以外にはない、と私は確信しています。「○○人」という十把ひとからげの「集団的ありかた」（これこそシオニストどもが最も得意とする論法だが）を強調するような論調は、少なくとも私は使わないし、本当に真面目に疑惑を追及し真相を明らかにしようと地道な努力をする人なら決して使わないでしょう。
センセーショナルな反感だけを煽り地道で堅実な努力をつぶそうとする人が、「ユダヤの手先」とか、逆に「反ユダヤ主義」などの、集団的意識丸出しの言葉で他人を脅そうとするのです。
結局･･･
大昔からそうなのですが、日本人が日本人を殺し、中国人が中国人を殺し、イギリス人がイギリス人を殺し、スペイン人がスペイン人を殺し、･･･、そしてユダヤ人がユダヤ人を殺し、･･･、というようなことが起こるのは、残念ながら当たり前のことなのです。歴史を調べてください。ですから、９・１１を仕掛けた極悪人の中にユダヤ系の者がいて、それがＷＴＣにいた大勢のユダヤ人を殺したとしても、全く何の不思議も無いでしょう。
そのことと、何人かの地位の高い人たちが事前の警告を受けていたという話とは別です。どの国の何人であろうとも、支配的な階層にいる者たちにとって「同胞」とは同じ支配的な階層にいる者であり、下々（しもじも）の者達は「同胞」ではないのです。それが普通なのです。
まあ、阿修羅は基本的に自由な掲示板ですから、「４０００人のユダヤ人」の話を掘り下げたい方はお続けになれば良いと思います。私は関知しません。
- ユダヤ人の問題は、ユダヤ人国王が行った内容だから難しい（本文なし） 忍 2009/7/06 15:09:05
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